みなさんこんにちは、syuyaです。
家庭用ゲームハードの歴史を綴っているシリーズですが、いかがでしょうか?
前回の記事では、ソニーが登場した事によりゲーム開発メーカーの勢力図が一変。
任天堂が家庭用ゲームの王者の座から陥落し、任天堂と長年ゲームハード開発競争を繰り広げていたSEGAがゲームハード開発事業から撤退するなど、大きな変化がありました。
そして、主なゲーム開発競争は”任天堂 vs ソニー”の戦いとなります。
ご存じの通りどちらも日本の企業であり、日本の企業が世界の家庭用ゲームの流行を作り出していたという状況が長く続いていました。
しかし、その戦場に参戦しようとする新たな勢力が現れます。
それが、家庭用PCであるWindowsシリーズなどを開発し、一躍世界的な大企業へと成長したビル・ゲイツ率いるマイクロソフトでした。
”アタリショック”を引き起こしたアタリ社の衰退以降、日本のゲーム会社に北米のゲーム市場を席巻されてきたアメリカのゲーム産業でしたが、2000年代に入ってそこに異を唱えるものが現れたのです。
既にWindowsシリーズで大成功を収め、世界一の企業になっていたマイクロソフトですから、ゲーム開発やマーケティングに必要な資金力は充分です。
かくして、世界のゲームハードの首位争奪戦は”任天堂 vs ソニー vs マイクロソフト”という三つ巴の戦いに発展します。
2000年:ソニーよりPlayStation2が発売される
ミレニアムである2000年に、ソニーより歴史を塗り替えるゲームハードが発売されます。
PlayStationの後継機であるPlayStation2でした。
販売価格は39,800円。
伝説的な売り上げを記録した”PlayStation”の後継機という事で、発売前から大いに注目を集めていました。
そして、発売後は数々のゲーム売上げ新記録を更新します。
結果、売上げは国内で2,198万台、そして世界では驚異の1億5,500万台を記録。
この記録は2024年現在でも記録が塗り替えられておらず、このPlayStation2は現在でも史上最も売れたゲームハードとなっています。
東芝と共同開発したマイクロプロセッサであるEmotion Engineと、新しいGPUであるGraphics Synthesizerにより、当時としては頭一つ抜きんでた美しいグラフィックを実現しました。
さらに、ソフトの記録媒体に当時の最新メディアであったDVDを採用しています。
CD同様にDVDは読み取り専門の媒体である為セーブデータの保存などは出来ず、データの保存は別売りのメモリーカードにセーブすることとなります。
また、映画などの記録媒体として普及しはじめていたDVDをゲームソフトの記録媒体としたことにより、PlayStation2を安価なDVDプレイヤーとしても使用することが出来るようになりました。
それにより、普段ゲームをしない層の人気を獲得する事にも成功します。
純粋なゲームハードとしてのスペックも他社のハードより秀でており、さらにサラウンド音声、インターネット接続機能なども付加する事で、他の追随を許さないゲームハードとなります。
さらにサードパーティーの参入障壁を低く設定したため、多くのゲーム開発会社が参入しPlayStation2用のソフトを開発します。
その結果、名作ゲームからいわゆるクソゲーまで、多種多様なゲームソフトがこのハードより発売された事により、ハード自体の売り上げにつながりました。
PlayStation2より発売された代表ソフト
PlayStation2からは、これまでの人気シリーズの続編タイトルに加え、新たに登場し後にシリーズかするタイトルなど、多くの名作ソフトが発売されます。
スクウェア・エニックスによるドラゴンクエストシリーズの最新作で、シリーズ初のオープンワールドゲームとして話題に、結果国内で最も売れたPlayStation2用ソフトとなった”ドラゴンクエスト8”
スクウェア・エニックスによるファイナルファンタジーシリーズの新作であり、巨大な怪物である”シン”を倒すための唯一の方法である”究極召喚”を手に入れる為に旅をする召喚士一行の物語を描いた”ファイナルファンタジーⅩ”
スクウェア・エニックスが開発を手掛けた、アメリカの老舗アニメーション会社ディズニーとのコラボ作品である”キングダムハーツ”
コナミによるメタルギアシリーズの新作で、シリーズの悪役であったビッグボスの過去を描いた作品で、シリーズ最高のシナリオとも名高い”メタルギアソリッド3 スネークイーター”
バンダイナムコによるRPGシリーズであるテイルズシリーズの新作で、ゲーム主題歌を当時の人気バンドであったBUMP OF CHICKENが担当した事でも話題となった”テイルズ・オブ・ジ・アビス”
SEGAによるオープンワールドゲームの傑作で、日本のヤクザを題材にした異色のゲームである”龍が如く”
・アトラスによるペルソナシリーズの新作で、田舎を舞台に起きる不可解な殺人事件の真犯人を探す物語である”ペルソナ4”
田舎に転校してきた主人公が、その街で起こる不可思議な殺人事件の真実を、自らの弱さの具現であるシャドウを倒して自らの弱さを乗り越えた仲間たちと共に追い求める物語です。
前作であるペルソナ3同様、舞台となる街を歩き回り仲間と交流したり、勉強をして能力を高めたり、アルバイトをしたりなど自由度の高いゲーム性で人気を博しました。
など、後に”神ゲー”と称されるゲームソフトが多くこのハードから発売されました。
そして、アメリカのゲーム開発会社であるロックスター社が、SEGAのシェンムーシリーズにより開拓された新しいジャンルであるオープンワールドのゲームを開発します。
それが”グランド・セフト・オートシリーズ”で、アメリカと日本を始めとして世界中で大ヒットする事となりました。
なかでもシリーズ5作目にあたるグランド・セフト・オート サンアンドレアスは、暴力描写や性描写などが発売される国の政府に問題視されつつも記録的な大ヒットを果たします。
PlayStation2は従来のコントローラーを用いたゲームハードの完成形とも言えるハードであり、2023年現在でも後進国の間では売れ続けています。
この伝説的なハードを開発したSONYに対抗するべく、任天堂を始めとした競合他社は新たなスタイルのゲームハードを模索する必要に迫られました。
代表ゲームソフト
ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われた姫君
FINALFANTASY Ⅹ
グランド・セフト・オート サンアンドレアス
テイルズ・オブ・ジ・アビス
龍が如く
ペルソナ4
キングダムハーツ
メタルギアソリッド3 スネークイーター など他多数
2001年:任天堂よりニンテンドーゲームキューブが発売される
SONYに遅れる事1年、
任天堂が世に送り出した21世紀初のゲームハードがニンテンドーゲームキューブでした。
PlayStation2と同じく第六世代ゲームハードです。
販売価格は25,000円でした。
任天堂のゲーム機として初めてROMカートリッジを廃し、安価に製造できて高速で読み込み可能なディスクへと移行したハードです。
その為、データの保存には別売りのメモリーカードが必要となっています。
ディスクにはDVDを元に、松下電器と共同開発した光ディスクが採用されており、高速読み込み・高クオリティの映像出力を実現しています。
別売りの周辺パーツであるゲームボーイプレイヤーを接続する事により、任天堂の携帯ゲームであるゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス用ソフトをテレビで遊べるようになります。
ゲーム機本体のスペックやソフトのクオリティ、周辺機器の豊かさなど、任天堂の次世代機として申し分ないゲームハードです。
しかし、ライバルであるソニーの発売した伝説的なゲームハードであったPlayStation2に対抗するべく発売されたゲームキューブでしたが、総売り上げが国内で404万台、世界で2,174万台と、またしてもソニーに敗北を喫してしまいます。
これにより、任天堂は従来型のコントローラーを使用したゲームハード開発を見直し、新たなゲーム機の形を模索する必要に迫られます。
そしてその結果が、”Wiiリモコン”を使用して実際に身体を動かしながら操作するWiiの開発に繋がり、ゲームハード開発の首位の座を奪還する事に繋がるのでした。
ゲームキューブより発売された代表ソフト
このように、売上としてはPlayStation2に惨敗してしまったゲームキューブでしたが、ソフトの量より質にこだわる任天堂により、様々な名作ゲームがこのハードから発売されました。
スーパーマリオ64に続く3Dマリオの最新作で、新たな相棒であるポンプを担ぎ、南の島のドルピック島の落書きを消していく”スーパーマリオサンシャイン”
大人気アドベンチャーゲームゼルダの伝説シリーズの最新作で、カートゥーン調にデフォルメされたリンクたちが織りなす冒険を描く”ゼルダの伝説 風のタクト”
NINTENDO64で初登場して以降、瞬く間に人気シリーズとなったどうぶつの森シリーズの最新作”どうぶつの森+”
大人気レーシングゲームマリオカートシリーズの最新作で、シリーズ唯一の”二人乗り”のカートでプレイする”マリオカート ダブルダッシュ”
NINTENDO64で発売されて以降、大会が開催されるほどの大人気となった格闘ゲーム大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの最新作”大乱闘スマッシュブラザーズDX”
など、人気シリーズの最新作が次々と発売されます。
これらは新たなファン層を獲得するとともに、従来のシリーズファンも満足させるクオリティになっており、多くの支持を得ました。
そして、このゲームキューブで1作目が発売されて以降、任天堂の人気シリーズとなった作品もあります。
それが、未知の惑星に遭難した宇宙飛行士キャプテン・オリマーが、その惑星で出会った不思議な生物であるピクミンの力を借りて惑星に散らばった宇宙船の部品を集め、惑星からの脱出を目指すというあらすじのピクミンです。
このピクミンのCMソングであった”愛のうた”は、その哀愁漂う歌詞がサラリーマンの境遇を隠喩したものだと話題となり、大ヒットします。
ゲームキューブのソフトは主にハードの開発元である任天堂自らが開発したソフトが主でしたが、中にはセガやカプコンなど、ゲームキューブより新作を出したサードパーティーもありました。
なかでもカプコンより発売されたバイオハザードシリーズの最新作であるバイオハザード4は、従来までの3人称視点であったバイオハザードシリーズから大きく方向転換したFPS(ファースト・パーソン・シューティング)ゲームでした。
バイオハザード4はシナリオやホラー要素のクオリティの他に、FPSゲームとしての評価も高く、後にPS2ソフトやPCソフトとして移植されたりするなど大ヒットします。
このように、量こそ少ないものの質のいいソフトが多数発売されたのがゲームキューブで、高品質なゲームの数々は未だに現役でプレイできるほど素晴らしいハードとなっています。
代表ゲームソフト
ルイージマンション
スーパーマリオサンシャイン
大乱闘スマッシュブラザーズDX
ゼルダの伝説 風のタクト
ピクミン
どうぶつの森+
マリオカート ダブルダッシュ!!
バイオハザード4 など他多数
2001年:任天堂よりゲームボーイアドバンスが発売される
続いてご紹介するのは任天堂より発売されたゲームボーイアドバンスです。
販売価格は9,800円。
任天堂が誇る携帯ゲーム機シリーズ”ゲームボーイシリーズ”の最新機で、携帯ゲーム機の世代としては第五世代携帯ゲームハードになります。
日本で955万台、世界で3,500万台を売り上げました。
据え置き型のゲーム機開発競争ではソニーのPlayStationシリーズに敗北してしまった任天堂ですが、携帯ゲーム機市場においては依然として任天堂が絶対的優位を保っていました。
そして前世代のゲームボーイカラーは、1989年に発売された初代ゲームボーイの機能拡張型と呼ぶべきハードであった為、任天堂の携帯ゲーム機としては12年ぶりの完全新作となります。
CPUは従来機であるゲームボーイやゲームボーイカラーの8ビットから32ビットに改良。
画面は横幅に広がり、色の表現も大幅にバリエーション豊かとなりました。
そして、据え置き型ゲーム機のコントローラー同様にLボタンとRボタンを新たに設置する事により、ボタン操作の幅が大幅に広がります。
別売りの通信ケーブルを用いて他のハードと接続する事により可能となる通信対戦も健在で、それに加えて最大4人で遊べるマルチ対戦プレイも可能となりました。
さらに、ゲームボーイやゲームボーイカラーなど従来機のソフトもプレイできる互換性があり、従来機の完全上位互換であるとも言えます。
後に折り畳み式でコンパクトな設計で、液晶や電池などの性能をアップグレードしたゲームボーイアドバンスSPが発売され、こちらも人気となります。
ゲームボーイアドバンスより発売された代表ソフト
このようなゲームハードのスペックに加え、ソフト面でも充実したラインナップを揃えていました。
特に任天堂以外のゲーム会社であるサードパーティーも数々の新作をこのハードから出したため、後に名作と呼ばれるソフトも多くあります。
カプコンより発売された新たなロックマンシリーズであり、従来のロボットの世界からインターネットの世界へと戦いの場を映した”ロックマンエグゼシリーズ”
コナミより発売された、メタルギアシリーズの監督で知られる小島秀夫氏が監督を務める、自然の太陽光を利用するという異色のゲームシステムで話題を呼んだ”ボクらの太陽シリーズ”
スクウェア・エニックスによるシミュレーションRPGゲームである”ファイナルファンタジータクティクス アドバンス”
など、様々なサードパーティーによる名作ソフトが発売されました。
もちろん任天堂自身によるソフトも多く発売され、人気ゲームとなります。
マリオシリーズの登場キャラであるワリオを主役としたゲームで、次々と出される10秒ほどの短いミニゲームである”プチゲーム”をクリアしていく”メイド・イン・ワリオ”
スーパーファミコンで発売された”スーパーマリオUSA”や”スーパーマリオワールド”、”ヨッシーアイランド”といったマリオの名作ゲームのリメイクシリーズである”スーパーマリオアドバンスシリーズ”
マリオとルイージの兄弟が織りなすアクションRPGである”マリオ&ルイージRPGシリーズ”
などが発売されました。
さらに、待望のポケットモンスターシリーズの最新作である”ポケットモンスタールビー・サファイア”が2002年に発売され、世界累計で1,614万本を売り上げる大ヒットとなります。
ポケモンシリーズでは他にも、初代ゲームボーイより発売されて以降伝説的な売り上げを記録したポケットモンスター赤・緑のリメイク版である”ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン”も発売され、こちらも大ヒットしました。
このゲームボーイアドバンスシリーズをもって、1989年に発売された初代ゲームボーイから10年以上にわたって発売された、任天堂の大人気携帯ゲーム機シリーズである”ゲームボーイシリーズ”は終わりを迎えます。
任天堂は新たな携帯ゲーム機の形として、タッチパネルとタッチペンを用いた2画面の携帯ゲーム機というゲームデザインを発明し、大人気携帯ゲーム機であるニンテンドーDSの発売へと至ったのでした。
代表ゲームソフト
スーパーマリオアドバンスシリーズ
ポケットモンスター ルビー・サファイア
メイド・イン・ワリオシリーズ
マリオ&ルイージRPGシリーズ
ロックマンエグゼシリーズ
ボクらの太陽シリーズ
2002年:マイクロソフトよりXboxが発売される
最後にご紹介するのは、アメリカ合衆国の企業であるマイクロソフトより発売されたXboxです。
家庭用ゲーム機としては、SONYのPlayStation2や任天堂のゲームキューブと同じ第六世代型ゲームハードになります。
販売価格は38,400円でした。
アタリ社のアタリ2600の失敗後、アメリカのゲーム会社は完全に後発である日本のゲーム会社に、北米の家庭用ゲーム市場を奪われていました。
そこに異を唱えるように参入したのが、既にパソコンのOSであるWindowsシリーズの販売により世界一の大企業となっていたマイクロソフトです。
開発段階でのXboxのプロジェクト名は”プロジェクト・ミッドウェー”であり、これは第二次世界大戦で、当初日本が有利であった日米の戦局を逆転させた戦闘である”ミッドウェー海戦”になぞらえたものでした。
当初マイクロソフトはSEGAの最後のハードとなったドリームキャストに、自社のOS(オペレーティング・システム)であるWindows CEを提供するなどしていましたが、SEGAは競合会社である任天堂やソニーに敗退し、ゲーム開発から身を引きます。
その後、SEGAに協力する形で間接的にゲーム開発に関わったマイクロソフト自身が、今度は直接ゲーム開発するという話が持ち上がったという経緯がありました。
こうして、Xboxの開発が始まったのでした。
そして開発が進んだものの、当初予定していた自社の看板OSであるWindowsをXboxのOSとすることは技術的に叶わず、独自にカスタムされたOSを使用しています。
ソフトはPlayStation2と同じくDVDを媒体としており、またCDも読み込み可能となっています。
結果として、日本では24万台とそこそこの売り上げではありましたが、ソニーのPlayStation2や任天堂のゲームキューブに比べて売り上げは振るいませんでした。
一方で世界では2,400万台を売り上げるなど、日本よりも海外で人気となったハードでした。
その為人気となったゲームソフトも、日本人よりも外国人の主にアメリカ人に評価されるような内容が多数です。
Xboxより発売された代表ソフト
そのような特徴を持つゲームハードであるXboxから発売された代表的なゲームソフトシリーズとしては、
テクモより発売された3D対戦格闘ゲームである”デッド・オア・アライブシリーズ”
同じくテクモより発売された忍者アクションアドベンチャーゲームである”NINJA GAIDEN”
マイクロソフトより発売されたロールプレイングゲームである”フェイブル”
などの名作が発売されました。
これらのゲームソフトは人気シリーズとなり、後のXboxの後継機であるXbox 360、Xbox oneなどでも続編が発売される事となります。
そんな中、Xboxのゲームソフトの中で最も売れたシリーズが、マイクロソフトより発売されたFPS(ファースト・パーソン・シューティング)ソフトである”HALOシリーズ”です。
人類が宇宙空間で生活するようになった近未来、宇宙より現れた種族コヴナントが地球に侵略し、人類との戦いに突入します。
遺伝子操作された兵士であるスパルタン部隊の最後の生き残りであるマスターチーフが、環状の人口惑星であるヘイローに上陸し、同じく上陸していたコヴナントとの戦闘を続行します。
物語が進むにつれて、人口惑星ヘイローが人類とコヴナントのどちらの手によって作られたものではない未知の人工物である事。
更には、銀河全体を破壊できるほどの破壊性能を持つ兵器であることが判明したのです。
このようなストーリーとなっています。
その近未来宇宙SFとして完成されたストーリーに加え、優れたゲーム性とキャラクター達の魅力から多くの人の支持を受け、後にシリーズ化されるなどXboxシリーズの看板シリーズとなりました。
鳴り物入りでゲーム産業に参入したマイクロソフトでしたが、初めてのハードであったXboxは北米を中心に支持を集め、成功を収めることが出来ました。
これに勢いづいたマイクロソフトは、後継機であるXbox360を開発して商業的成功を収めます。
かくして、マイクロソフトはゲーム開発会社としても支持を集めるに至り、任天堂やSONYと並ぶゲームプラットフォーム開発の担い手となったのでした。
代表ゲーム
デッド・オア・アライブシリーズ
フェイブルシリーズ
NINJA GAIDENシリーズ
HALOシリーズ 他多数
まとめ
いかがだったでしょうか?
マイクロソフトの開発したXboxシリーズの商業的成功により、長らく日本のゲーム会社の独占状態にあった世界のゲームハードの勢力図は一転します。
その一方で、この時代はインターネットの発達によるオンラインゲームの登場により、世の中のゲーマーは据え置きの家庭用ゲームからPCを用いたPCゲームの方に興味が移っていく過程の時代でもありました。
任天堂やSONY、マイクロソフトといったゲーム会社はいそれぞれ生き残りをかけて、自社のゲームハードに様々な工夫を凝らして消費者の目を引こうとします。
この記事ではここまでです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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