マリオシリーズの国内販売数ランキングトップ10がわかります。
みなさんこんにちは、syuyaです。
この記事では、今まで発売されたマリオシリーズの内、国内販売数ランキングトップ10のタイトルをご紹介しています。
マリオシリーズは、任天堂を代表するアクションゲームの一大ブランドであり、世界中で最も愛され続けているゲームシリーズの一つです。
その原点は1981年にアーケード向けに登場した『ドンキーコング』にさかのぼります。
この作品では当時「ジャンプマン」と呼ばれていたマリオが初めて登場し、巨大なゴリラにさらわれたヒロインを救うためにハシゴを駆け上がり、障害物を飛び越える姿が描かれました。
シンプルながら中毒性の高いゲーム性は大ヒットを記録し、ここからマリオというキャラクターが歩みを始めることになります。
そして1985年、ファミリーコンピュータ向けに発売された『スーパーマリオブラザーズ』がシリーズ本流の幕開けとなりました。
横スクロールアクションという新しい形を確立し、キノコやフラワーなどのアイテムを駆使しながらゴールを目指す遊びは世界中のプレイヤーを魅了しました。
直感的でわかりやすい操作と奥深いステージ設計は家庭用ゲームの文化を一変させ、マリオを任天堂の象徴的存在へと押し上げたのです。
その後もシリーズは進化を続け、1996年にはニンテンドー64で『スーパーマリオ64』が登場します。
3Dアクションの礎を築いたこの作品では、広大なステージを自由に走り回れる体験が可能となり、従来のゲーム体験を大きく広げました。
さらに『スーパーマリオサンシャイン』や『スーパーマリオギャラクシー』、『スーパーマリオオデッセイ』といった後続作でも、その時代ごとのハード性能を最大限に活かし、常に新しい遊びを提案し続けてきました。
この記事ではそんなマリオシリーズの内、国内売上販売数の多い作品トップ10をご紹介しています。
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- 1位:スーパーマリオブラザーズ(FC)・・・681万本
- 2位:New スーパーマリオブラザーズ(DS)・・・649万本
- 3位:New スーパーマリオブラザーズ Wii(Wii)・・・467万本
- 4位:スーパーマリオランド(GB)・・・419万本
- 5位:スーパーマリオブラザーズ3(FC)・・・384万本
- 6位:スーパーマリオワールド(SFC)・・・355万本
- 7位:スーパーマリオ オデッセイ(Switch)・・・332万本
- 8位:スーパーマリオブラザーズ ワンダー(Switch)・・・293万本
- 9位:New スーパーマリオブラザーズ 2(3DS)・・・276万本
- 10位:スーパーマリオランド2 6つの金貨(GB)・・・270万本
- まとめ
1位:スーパーマリオブラザーズ(FC)・・・681万本
タイトル | スーパーマリオブラザーズ |
発売日 | 1985年9月13日 |
ハード | ファミリーコンピューター |
国内販売数 | 681万本 |
国内で最も売れたマリオシリーズは『スーパーマリオブラザーズ』です。
国内販売数は681万本となってます。
『スーパーマリオブラザーズ』は、1985年9月13日にファミリーコンピュータ向けソフトとして発売されました。
本作は任天堂を代表する横スクロールアクションゲームであり、単なる一タイトルにとどまらず、家庭用ゲーム機の歴史そのものを変えた作品と評されています。
プレイヤーはマリオを操作し、クッパにさらわれたピーチ姫を救うためにキノコ王国を冒険します。
横にスクロールしながら進むステージ構成は当時として革新的であり、ゲームの進行に合わせて景色が流れる演出は多くの子どもたちを夢中にさせました。
登場する仕掛けや敵キャラクターも多彩で、土管やハテナブロック、クリボー、ノコノコといった要素はその後のシリーズの定番となりました。
またアイテムによってキャラクターがパワーアップするという仕組みも画期的であり、スーパーキノコで体が大きくなる変化や、ファイアフラワーで遠距離攻撃が可能になる要素は、プレイヤーに驚きと達成感を与えるものでした。
さらに、ステージごとに変化する環境も本作の大きな魅力です。
地上、地下、水中、空中、そしてクッパの待ち受ける城といった舞台が用意され、それぞれ異なる操作感覚や攻略法を必要とするため、最後まで飽きることなく遊べる構成になっています。
8つのワールドを順に攻略していく流れはシンプルでありながら、プレイヤーの腕前次第で多様な遊び方ができるよう設計されていました。
『スーパーマリオブラザーズ』の影響力は計り知れません。
発売当時ファミリーコンピュータの普及と相まって空前の大ヒットを記録し、世界中で数千万本以上を売り上げました。
その成功は任天堂を世界的企業へと押し上げ、以後のゲーム産業全体に「家庭用ゲーム機で本格的な冒険を楽しめる」という価値観を広めるきっかけとなりました。
現在に至るまで、本作は数多くのリメイクや移植が行われており、『スーパーマリオ』シリーズの原点でありながら、時代を超えて遊ばれ続ける不朽の名作とされています。
マリオが走り、跳び、冒険するというシンプルな魅力は、誕生から何十年を経ても色あせることなく、多くのプレイヤーに「ゲームの楽しさとは何か」を伝え続けています。
2位:New スーパーマリオブラザーズ(DS)・・・649万本
タイトル | New スーパーマリオブラザーズ |
発売日 | 2006年5月25日 |
ハード | ニンテンドーDS |
国内販売数 | 649万本 |
国内で2番目に売れたマリオシリーズは『New スーパーマリオブラザーズ』です。
国内販売数は649万本となってます。
『New スーパーマリオブラザーズ』は、2006年5月25日にニンテンドーDS向けに発売された横スクロールアクションゲームです。
本作は、1985年の『スーパーマリオブラザーズ』以来続く2Dアクションの系譜を、約20年ぶりに本格復活させたタイトルとして高く評価されました。
シリーズを代表する横スクロールの遊びを基盤にしながら、DSならではの新要素やグラフィック技術を取り入れ、現代風にアレンジされた作品です。
プレイヤーはおなじみのマリオを操作し、クッパJr.やクッパにさらわれたピーチ姫を救うため、草原、砂漠、水中、空などバラエティ豊かなワールドを冒険していきます。
最大の特徴は、クラシックな横スクロールアクションに新鮮さを吹き込んだパワーアップ要素です。
巨大化して敵やブロックを一掃できる「メガキノコ」、小さな姿で狭い通路に入れる「ミニキノコ」、そして殻に入って素早く回転攻撃ができる「こうらマリオ」など、従来にはなかったユニークな変身が加わりました。
これにより、単なる懐古にとどまらず、新しい遊び方を生み出すことに成功しています。
また、グラフィックは3Dポリゴンを用いつつもゲームは2D横スクロールという「2.5D」スタイルで表現されており、シリーズ初期作の雰囲気を残しながらも当時の最新ハードにふさわしい表現力が実現されました。
さらにDSの機能を活かしたミニゲームや2人で対戦できるモードも収録されており、幅広い楽しみ方が用意されています。
『New スーパーマリオブラザーズ』は、世界で3000万本を超える売り上げを記録し、DSを代表する大ヒット作となりました。
懐かしさと新しさを兼ね備えた本作は、世代を超えて幅広いプレイヤーに受け入れられ、以降の「New スーパーマリオ」シリーズの礎となった作品です。
クラシックと革新の融合を体現したタイトルとして、今なお任天堂の代表的な成功例として語り継がれています。
3位:New スーパーマリオブラザーズ Wii(Wii)・・・467万本
タイトル | New スーパーマリオブラザーズ Wii |
発売日 | 2009年12月3日 |
ハード | ニンテンドーWii |
国内販売数 | 467万本 |
国内で3番目に売れたマリオシリーズは『New スーパーマリオブラザーズ Wii』です。
国内販売数は467万本となってます。
『New スーパーマリオブラザーズ Wii』は、2009年12月3日に発売されたWii向けソフトで、クラシックな横スクロールアクションを現代に蘇らせた「New」シリーズの第2作にあたります。
本作の最大の特徴は、シリーズ初となる4人同時プレイが可能になった点です。
マリオ、ルイージ、青キノピオ、黄キノピオといったキャラクターを操作し、協力しながら冒険することも、逆に足を引っ張り合いながらドタバタ進行することもでき、従来のマリオにはなかった新しい盛り上がり方を生み出しました。
このマルチプレイ要素は家族や友人同士で遊ぶパーティ的な楽しみを加え、発売当時の大きな話題となりました。
ゲーム内容はシリーズの伝統を踏襲しており、クッパJr.やクッパにさらわれたピーチ姫を救うため、草原、砂漠、氷雪、空、溶岩といった多彩なステージを冒険していきます。
おなじみのスーパーキノコやファイアフラワーに加え、本作では「プロペラキノコ」で空を舞うように飛べる新アクションや、「アイスフラワー」で敵を凍らせて利用する仕掛けなどが登場し、戦略性と爽快感が大きく広がりました。
さらに、Wiiリモコンを横に持って操作する直感的なスタイルも特徴的で、傾けたり振ったりといった動作がゲームプレイに取り入れられています。
初心者には「おてほんプレイ」と呼ばれる補助機能が用意されており、難しいステージも先に見せてくれることで幅広い層が楽しめる設計になっていました。
『New スーパーマリオブラザーズ Wii』は国内で467万本、世界累計で3000万本を超える大ヒットを記録し、Wiiのキラータイトルの一つとなりました。
クラシックな2Dアクションにマルチプレイや新アイテムなどの革新を加えることで、懐かしさと新鮮さの両方を兼ね備えた作品となり、以降の「New」シリーズの方向性を決定づけた重要な一作といえます。
4位:スーパーマリオランド(GB)・・・419万本
タイトル | スーパーマリオランド |
発売日 | 1989年4月21日 |
ハード | ゲームボーイ |
国内販売数 | 419万本 |
国内で4番目に売れたマリオシリーズは『スーパーマリオランド』です。
国内販売数は419万本となってます。
『スーパーマリオランド』は、1989年4月21日にゲームボーイ本体と同時発売されたアクションゲームで、携帯型ゲーム機におけるマリオシリーズの第一作です。
本作は家庭用ゲーム機で確立された『スーパーマリオブラザーズ』の横スクロールアクションをベースにしながらも、携帯機向けに大胆なアレンジが加えられています。
舞台はキノコ王国ではなく「サラサ・ランド」と呼ばれる新たな国で、さらわれたデイジー姫を救うため、マリオが新しい敵や仕掛けに立ち向かうというストーリーが描かれます。
ここで初登場するデイジー姫は、その後もシリーズに登場する重要なキャラクターとなりました。
ステージ構成も特徴的で、ピラミッドが立ち並ぶ砂漠の「ビラプト王国」、海底を進む「ミューダ王国」、東洋風の「イーストン王国」、宇宙を舞台にした「チョーサイ王国」といった多彩な環境が用意されています。
特に水中や空を進むシューティング風のステージでは、マリオが潜水艦や飛行機に乗り込み、横スクロールシューティングゲームさながらのプレイが楽しめる点が大きな特徴です。
グラフィックやサウンドはゲームボーイのモノクロ画面と限られた音源ながら、独自の魅力を放っています。
特に耳に残るBGMは高く評価され、シリーズの中でも異色の存在として記憶される要因となりました。
またスーパーボールを放つ「スーパーボールフラワー」といった独自のアイテムも登場し、従来のファイアフラワーとは異なる新鮮な操作感を与えています。
『スーパーマリオランド』は、国内で419万本、世界で1800万本以上を売り上げ、ゲームボーイの普及を大きく後押ししました。
家庭用ゲーム機の人気キャラクターを携帯機で遊べるという体験は当時のプレイヤーにとって画期的であり、以降の携帯型ゲーム市場の拡大においても重要な役割を果たしました。
シンプルでありながら冒険心を刺激する構成は、今なお「携帯ゲーム機ならではのマリオ」として語り継がれています。
5位:スーパーマリオブラザーズ3(FC)・・・384万本
タイトル | スーパーマリオブラザーズ3 |
発売日 | 1988年10月23日 |
ハード | ファミリーコンピューター |
国内販売数 | 384万本 |
国内で5番目に売れたマリオシリーズは『スーパーマリオブラザーズ3』です。
国内販売数は384万本となってます。
『スーパーマリオブラザーズ3』は1988年10月23日にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された横スクロールアクションゲームで、『スーパーマリオブラザーズ』シリーズ本流の第3作にあたります。
本作は前作『スーパーマリオブラザーズ2』から大幅に進化し、後のシリーズの礎となる数々の要素を確立しました。
ステージは全8つのワールドで構成され、それぞれ草原、砂漠、海、氷雪、天空など特色あるテーマが設定されており、単なる難易度の上昇にとどまらず、視覚的・遊び的なバリエーションを楽しめる構成になっています。
ワールドマップが初めて導入され、プレイヤーはステージを選んで進むことができ、隠し要素や分岐による自由度が加わりました。
また、新たなパワーアップが多数登場したことも大きな特徴です。
空を自在に飛べる「しっぽマリオ」、水中や狭い通路で活躍する「カエルスーツ」、空を滑空できる「タヌキスーツ」、さらにはハンマーで敵を倒せる「ハンマースーツ」など、バリエーション豊かな変身が可能になり、攻略方法に幅が生まれました。
これらはシリーズ屈指の個性的なパワーアップとして今もファンに愛されています。
ステージデザインも緻密かつユーモアに富み、巨大な敵が登場する「でかでかランド」や、空飛ぶ戦艦を進む「クッパの飛行船」などは、後の作品でもモチーフとして受け継がれています。
特に飛行船は、以降のシリーズにおける定番要素となり、マリオ世界のスケール感を大きく広げました。
『スーパーマリオブラザーズ3』は、国内で約385万本、世界では1700万本以上を売り上げ、ファミコンソフトとして歴史的な成功を収めました。
豊富なギミックと革新性は、ファミコン時代の集大成とも言える完成度を誇り、今なおシリーズ屈指の名作と位置づけられています。
クラシックな2Dマリオの魅力を極限まで高めた作品として、世界中のプレイヤーに記憶され続けています。
6位:スーパーマリオワールド(SFC)・・・355万本
タイトル | スーパーマリオワールド |
発売日 | 1990年11月21日 |
ハード | スーパーファミコン |
国内販売数 | 355万本 |
国内で6番目に売れたマリオシリーズは『スーパーマリオワールド』です。
国内販売数は355万本となってます。
『スーパーマリオワールド』は、1990年11月21日にスーパーファミコン本体と同時に発売された横スクロールアクションゲームで、『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの第4作にあたります。
本作は、ファミリーコンピュータからスーパーファミコンへとハードが移行する中で生まれた作品であり、シリーズに新たな時代を告げる存在となりました。
舞台は「恐竜ランド」と呼ばれる広大な世界で、ピーチ姫を救うためマリオとルイージが冒険に出発します。
各ワールドは草原、海、洞窟、氷雪、森、空といった多彩なエリアで構成され、広大なマップを探索する感覚を味わえる設計がなされていました。
最大の特徴は、新キャラクター「ヨッシー」の登場です。
緑の恐竜ヨッシーに乗ることで、敵を食べたり特殊能力を得たりといった新しいアクションが追加され、以降のマリオシリーズに欠かせない存在となりました。
ヨッシーは色によって能力が変化し、赤はファイアボールを吐き、青は空を飛び、黄は地震攻撃を繰り出すなど、戦略的な遊び方が広がりました。
また、本作ではパワーアップアイテム「マント羽根」が初登場し、マリオが空を自在に飛行できるようになりました。
これによりステージ攻略は大きく自由度を増し、プレイヤーの探索意欲を刺激しました。
加えて隠しゴールや分岐ルートが豊富に用意され、ステージクリアだけでなく「秘密を探す楽しみ」がゲームの重要な要素となった点も画期的です。
グラフィックやサウンド面では、スーパーファミコンの性能を活かし、鮮やかな色彩や多重スクロールによる奥行き表現、そして軽快で印象的な音楽がプレイヤーを魅了しました。
特にメインテーマやヨッシー登場時の効果音などは、現在に至るまでシリーズの象徴的なサウンドとして受け継がれています。
『スーパーマリオワールド』は、日本国内で約355万本、世界では2000万本以上を売り上げ、スーパーファミコンの普及を牽引したキラータイトルとなりました。
革新的な要素と高い完成度を兼ね備えた本作は、2Dマリオの傑作として広く評価されており、その後のマリオ作品やアクションゲームに大きな影響を与えた歴史的名作です。
7位:スーパーマリオ オデッセイ(Switch)・・・332万本
タイトル | スーパーマリオ オデッセイ |
発売日 | 2017年10月27日 |
ハード | Nintendo Switch |
国内販売数 | 332万本 |
国内で7番目に売れたマリオシリーズは『スーパーマリオ オデッセイ』です。
国内販売数は332万本となってます。
『スーパーマリオ オデッセイ』は、2017年10月27日にNintendo Switch用ソフトとして発売された3Dアクションゲームであり、『スーパーマリオ64』や『スーパーマリオサンシャイン』に連なる“箱庭型マリオ”の正統進化作品として位置づけられます。
本作の舞台は「キノコ王国」にとどまらず、砂漠や森、海、都市など、多彩で広大な「国々」を巡る壮大な旅です。
最大の特徴はマリオの新たな相棒である帽子のキャラクター「キャッピー」の存在にあります。
マリオはキャッピーを投げつけることで敵やオブジェクトに“キャプチャー”し、その能力を使ってステージを攻略することが可能です。
クリボーやノコノコといったおなじみの敵はもちろん、ティラノサウルスや電線などにも変身できるこの要素は、シリーズにかつてない自由度と新鮮さをもたらしました。
ステージは「ムーン」と呼ばれる収集アイテムを集めることで進行していく仕組みになっており、広大なマップの中で自由に探索しながら攻略順序を選べる構造は、従来の直線的なマリオ作品とは一線を画しています。
各国には豊富な隠し要素や仕掛けが散りばめられており、遊び心にあふれた挑戦やサプライズを発見する喜びが強調されています。
また、ニュードンク・シティに代表されるリアル寄りの都市表現や、国ごとに異なる文化や音楽を持つ多彩な世界観は、マリオシリーズの幅を大きく広げました。
特に主題歌「Jump Up, Super Star!」に合わせて展開されるミュージカル的な演出は、シリーズの歴史と新たな可能性を祝福する象徴的なシーンとして高く評価されています。
グラフィック面では、Nintendo Switchの性能を活かした高精細なビジュアルと表現豊かなアニメーションが実現され、サウンド面でも国ごとに異なるテーマ音楽やアレンジが雰囲気を彩ります。
さらに、過去のドット絵マリオに変身できる2Dアクション風のステージなど、シリーズの歴史を振り返らせる仕掛けも盛り込まれています。
『スーパーマリオ オデッセイ』は、発売から1週間で200万本を超えるセールスを記録し、現在では世界累計2700万本以上の販売を達成しています。
自由度の高さと革新的な遊びを兼ね備えた本作は、3Dマリオの集大成としてだけでなく、新しい世代のプレイヤーにとっての代表的マリオ作品として位置づけられ、現代のゲーム文化を象徴する傑作となりました。
8位:スーパーマリオブラザーズ ワンダー(Switch)・・・293万本
タイトル | スーパーマリオブラザーズ ワンダー |
発売日 | 2023年10月20日 |
ハード | Nintendo Switch |
国内販売数 | 293万本 |
国内で8番目に売れたマリオシリーズは『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』です。
国内販売数は293万本となってます。
『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は、2023年10月20日にNintendo Switch用ソフトとして発売された横スクロールアクションゲームで、2Dマリオシリーズとしては『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』以来およそ11年ぶりの完全新作です。
舞台となるのは「フラワー王国」と呼ばれる新たな世界で、マリオたちはクッパによって脅かされたこの地を救うため冒険に挑みます。
本作最大の特徴は「ワンダーフラワー」と呼ばれるアイテムで、これを取るとステージの様相が一変し、パイプが動き出したり、背景が歪んだり、マリオ自身が別の姿に変身したりと、従来の常識を覆すような驚きの仕掛けが展開されます。
プレイヤーは次にどんな変化が待っているのか予想できないスリルを味わいながら進むことができます。
パワーアップ要素も刷新され、ゾウに変身して敵を弾き飛ばし、ブロックを破壊できる「ゾウマリオ」など、これまでにないユニークな能力が追加されました。
さらに「バッジシステム」が導入され、二段ジャンプや透明化、スイミング能力の強化など、ステージ攻略の幅を広げるカスタマイズが可能になっています。
シリーズ伝統のマルチプレイも進化を遂げ、最大4人で同時に協力して遊ぶローカルプレイに加え、オンラインでは「ゆるやかなつながり」として他プレイヤーのゴーストと共に進むことができる仕組みが導入されました。
従来の競争的なマルチプレイとは異なり、助け合いを重視した新しい遊び方が提案されています。
グラフィック面では、これまでの2Dマリオよりもキャラクターの表情や仕草が豊かになり、マリオたちが驚いたり喜んだりする様子が生き生きと描かれています。
サウンドも国ごとに異なる個性豊かな楽曲が用意され、ビジュアルと音楽の両面で「驚きと楽しさ」を強調しています。
『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は発売直後から大きな話題を呼び、シリーズの新たな金字塔として高い評価を獲得しました。
従来の2Dマリオの楽しさを基盤にしつつ、「予測不能の仕掛け」と「新鮮な遊び心」を融合させた本作は、まさにタイトル通り“ワンダー=驚き”に満ちた体験を提供し、次世代の横スクロールマリオの姿を示す作品となっています。
9位:New スーパーマリオブラザーズ 2(3DS)・・・276万本
タイトル | New スーパーマリオブラザーズ 2 |
発売日 | 2012年7月28日 |
ハード | ニンテンドー3DS |
国内販売数 | 276万本 |
国内で9番目に売れたマリオシリーズは『New スーパーマリオブラザーズ 2』です。
国内販売数は276万本となってます。
『New スーパーマリオブラザーズ 2』は、2012年7月28日にニンテンドー3DS用ソフトとして発売された横スクロールアクションゲームで、『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズの第3作にあたります。
本作の大きなテーマは「コイン」です。通常の敵やブロックから大量のコインが出現するだけでなく、特定の仕掛けやアイテムを利用することで画面いっぱいにコインが溢れるような場面が多数用意されています。
特に「ゴールドフラワー」を取ったマリオは、敵を金色に変えて倒したり、ブロックを破壊してコインを大量に生み出すことができ、従来以上に爽快感あふれるプレイを体験できます。
ステージ構成はシリーズらしい遊びやすさを保ちながら、コイン収集を意識したギミックがふんだんに盛り込まれています。
また、新モードとして「コインラッシュ」が登場しました。これは限られたステージを連続で進み、どれだけ多くのコインを集められるかを競うモードで、すれちがい通信を通じて他のプレイヤーとスコアを共有できる仕組みも話題を呼びました。
基本的な操作感は『New スーパーマリオブラザーズ Wii』を踏襲しつつ、携帯機ならではの手軽さと繰り返し遊べる設計が意識されており、通勤通学など短いプレイ時間でも楽しめる工夫がされています。
さらにシリーズ初の「有料追加コンテンツ(DLC)」が導入され、新しいコースパックが配信されたことも、マリオシリーズにおける新しい試みとして注目されました。
『New スーパーマリオブラザーズ 2』は、日本国内で約276万本、世界では1300万本以上を販売し、ニンテンドー3DSを代表するソフトのひとつとなりました。
シンプルな横スクロールアクションの魅力を再確認させつつ、「コイン収集」というユニークなコンセプトでシリーズに新しい味付けを施した本作は、従来ファンはもちろん、ライトユーザーにとっても手に取りやすい作品として高い人気を博しました。
10位:スーパーマリオランド2 6つの金貨(GB)・・・270万本
タイトル | スーパーマリオランド2 6つの金貨 |
発売日 | 1992年10月21日 |
ハード | ゲームボーイ |
国内販売数 | 270万本 |
国内で10番目に売れたマリオシリーズは『スーパーマリオランド2 6つの金貨』です。
国内販売数は270万本となってます。
『スーパーマリオランド2 6つの金貨』は、1992年10月21日にゲームボーイ用ソフトとして発売された横スクロールアクションゲームで、『スーパーマリオランド』の続編にあたります。
携帯ゲーム機向けながら、よりファミコンやスーパーファミコンに近い豊かな表現や操作感を実現し、前作から大幅な進化を遂げた作品として知られています。
物語の舞台は「マリオランド」。
しかしその地は新たに登場したキャラクター「ワリオ」によって乗っ取られてしまいます。
プレイヤーはマリオを操作し、6つのゾーンに散らばる「金貨」を集め、ワリオが居座るマリオ城を取り戻すために冒険に挑みます。
このワリオは本作で初登場を果たしたキャラクターであり、その後マリオシリーズの人気ライバルとして定着し、やがては自身のスピンオフシリーズへと発展していきました。
本作の特徴は、6つのゾーンを自由な順序で攻略できる箱庭的な進行システムです。
各ゾーンは「木の国」「宇宙の国」「パンプキンゾーン」など独自のテーマで構成され、ステージデザインも多彩でユニークな趣向に富んでいます。
また、通常のマリオシリーズと同じように成長アイテムのスーパーキノコやファイアフラワーが登場する一方、新要素として「キャロット」による「バニーマリオ」が追加され、ふんわりと滞空できるアクションが攻略の幅を広げました。
ゲームボーイのモノクロ画面ながら、キャラクターのドット絵やステージの描き込みは前作から大きく向上し、軽快な操作感と豊かなバリエーションのある冒険を実現しました。
サウンドも個性的で、各ゾーンの雰囲気を際立たせるメロディが用意され、特にワリオとの対決を盛り上げる音楽は印象的です。
『スーパーマリオランド2 6つの金貨』は、日本国内で約270万本、世界では1000万本以上を売り上げ、ゲームボーイを代表する作品のひとつとなりました。
マリオシリーズの王道的な遊びを携帯機で存分に味わえるだけでなく、ワリオという新たなキャラクターを生み出した点でもシリーズ史において大きな意義を持つタイトルです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、マリオシリーズの国内販売数ランキングトップ10をご紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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