ニンテンドーWii専用ソフトの国内売上販売数トップ10がわかります。
みなさんこんにちは、syuyaです。
みなさんは任天堂より発売されたゲームハードである『ニンテンドーWii』はご存じでしょうか?
『ニンテンドーWii』は、任天堂が2006年12月2日に日本国内で発売した家庭用ゲーム機で、ゲームの操作に“体の動き”を取り入れた革新的なインターフェースによって、これまでゲームに馴染みのなかった層にも広く受け入れられた大ヒットハードです。
最大の特徴は、“Wiiリモコン”と呼ばれるモーションセンサー内蔵のコントローラーで、振る・傾ける・指し示すといった直感的な操作が可能となり、テレビの前で体を動かしながらプレイするという新しいゲーム体験を実現しました。
『Wii Sports』や『Wii Fit』といった専用ソフトは、この操作性を活かして家族みんなで楽しめるカジュアルなゲームとして世界中で大きな話題となりました。
またWiiはインターネット接続による“バーチャルコンソール”機能を搭載しており、ファミコン、スーパーファミコン、NINTENDO64、メガドライブ、PCエンジンなど過去の名作ソフトをダウンロード購入して遊ぶことができるという、レトロゲーム愛好者にとっても魅力的な仕様が導入されました。
さらにゲームキューブとの下位互換を持ち、専用端子やコントローラーを使うことで、前世代機のソフトや周辺機器も使用可能であるなど、柔軟性のある設計となっています。
全世界での累計販売台数は1億台を突破し、据え置き型ゲーム機としては任天堂史上最も成功したハードのひとつとされており、その影響は後のゲームデザインやユーザー層の拡大に大きく寄与しました。
『ニンテンドーWii』は、単なる高性能路線とは一線を画し、“誰でも遊べる”ことを追求した革新的なゲーム機として、家庭用ゲームの在り方を根底から変えた伝説的なプラットフォームです。
この記事では、そんなニンテンドーWiiの国内売上販売数ランキングトップ10をご紹介します。
1位:New スーパーマリオブラザーズ Wii・・・462万本
タイトル | New スーパーマリオブラザーズ Wii |
発売日 | 2009年12月3日 |
国内販売数 | 462万本 |
日本国内で最も売れたWii専用ソフトは『New スーパーマリオブラザーズ Wii』です。
国内販売数は462万本となっています。
『New スーパーマリオブラザーズ Wii』は、任天堂が2009年12月3日にWii向けに発売した2D横スクロール型のアクションゲームで、伝統的な『スーパーマリオブラザーズ』のゲーム性を継承しながらも、現代の家庭用ゲーム機にふさわしい新要素を加えて大きな進化を遂げた意欲作です。
2006年にニンテンドーDSで発売された『New スーパーマリオブラザーズ』の流れを汲みつつ、据え置き機ならではのスケールと多人数プレイを導入することで、新たなマリオの魅力を打ち出しました。
本作最大の革新は、シリーズ初となる“最大4人同時プレイ”の採用にあります。
マリオ、ルイージ、そして2人のキノピオを操作し、家族や友人と協力しながらコースを攻略していくことが可能で、敵を踏み台にしたりお互いを持ち上げたりといったインタラクションによって、従来とは一線を画すマルチプレイ体験が実現しています。
仲間との連携でピンチを切り抜けたり、逆に足を引っ張って大爆笑になったりと、シングルプレイでは味わえないコミカルで賑やかな魅力が本作の大きな特徴です。
ゲーム内容は、世界を巡る冒険を通じてクッパにさらわれたピーチ姫を救い出すという王道のストーリーを軸に、氷の世界や火山、空中要塞など多彩なワールドが用意されており、それぞれに個性的なギミックや仕掛けが盛り込まれています。
新たなパワーアップ要素としては、ジャンプしてリモコンを振ることで空中をふわりと滑空できる“プロペラマリオ”、氷を飛ばして敵を凍らせられる“ペンギンマリオ”などが登場し、戦略性と爽快感の両方が大きく向上しています。
また、初心者にも優しい機能として、“おてほんプレイ”というシステムが導入されており、特定の場面で操作をコンピュータに任せてお手本の動きを見ることができるため、アクションゲームに不慣れなプレイヤーでも安心して遊び進めることができます。
グラフィックはカラフルで明快、操作感は抜群のレスポンスを誇り、あらゆる年代のプレイヤーが気軽に楽しめる作りとなっており、まさに“みんなのマリオ”としての立ち位置を確立しました。
発売から間もなくして国内外でミリオンセールスを記録し、Wiiを代表するキラータイトルとして今なお高い評価を受け続けています。
『New スーパーマリオブラザーズ Wii』は、懐かしさと革新が絶妙に融合した一作であり、マリオというキャラクターが持つ普遍的な魅力を再確認させてくれる、任天堂の技術と遊び心が凝縮された傑作です。
2位:Wii Sports・・・379万本
タイトル | Wii Sports |
発売日 | 2006年12月2日 |
国内販売数 | 379万本 |
日本国内で2番目に売れたWii専用ソフトは『Wii Sports』です。
国内販売数は379万本となっています。
『Wii Sports』は、任天堂が2006年12月2日にWii本体と同時に発売したスポーツ体感型ゲームで、Wiiリモコンのモーションセンサー機能を最大限に活用した“誰でも簡単に遊べる”というコンセプトのもと開発された、Wiiの代名詞的タイトルです。
日本国内では本体とは別売でしたが、欧米ではWii本体に同梱されて販売されたこともあり、世界中で爆発的な普及を見せ、家庭用ゲームの在り方を根本から変える一因となりました。
結果、本作は世界では8290万本以上を売り上げ、歴代ゲームソフトの中では4番目に多く売れ、また一つのプラットフォームから発売されたゲームソフトとしては世界一の販売数を誇るゲームソフトとなります。
収録されている競技は、“テニス”、“ベースボール”、“ボウリング”、“ゴルフ”、“ボクシング”の全5種目。いずれも実際のスポーツを模したシンプルなルールと操作性で、Wiiリモコンをラケットやバット、ボウリングボールに見立てて、振ったり投げたりという直感的な動きでプレイできるのが最大の特徴です。
複雑なボタン操作が不要なため、ゲームに不慣れな高齢者や子どもでもすぐに楽しめる設計となっており、“誰でも参加できる”という点で非常に高く評価されました。
グラフィックはリアル志向ではなく、丸みを帯びた“Mii”キャラクターたちが登場し、親しみやすくユーモラスな雰囲気を醸し出しています。
この“Mii”はプレイヤー自身の分身として自由に作成・カスタマイズ可能で、家族や友人と似せたキャラクターを使って一緒に対戦する楽しみも、本作の大きな魅力のひとつです。
また、スポーツごとにプレイを重ねると内部で“スキルレベル”が上がる仕組みもあり、単純なミニゲームの集まりではなく、ある程度の成長要素や達成感も感じられるようになっています。
中にはCPUとの対戦が激しさを増す高難度の場面もあり、簡単ながら奥の深いゲーム設計となっています。
『Wii Sports』は、ゲーム=コントローラーという固定観念を覆し、身体を使って楽しむという新たな遊び方を提案した歴史的タイトルです。
その革新性と普及力は極めて高く、Wiiというハードを社会現象にまで押し上げた原動力として、ゲーム史における特筆すべき存在となっています。
3位:マリオカートWii・・・375万本
タイトル | マリオカートWii |
発売日 | 2008年4月10日 |
国内販売数 | 375万本 |
日本国内で3番目に売れたWii専用ソフトは『マリオカートWii』です。
国内販売数は375万本となっています。
『マリオカートWii』は、任天堂が2008年4月10日にWii向けに発売したレーシングゲームで、『マリオカート』シリーズの第6作目にあたるタイトルです。
従来のシリーズ作品で培われた“誰でも楽しめるレースゲーム”としての魅力はそのままに、Wii独自の操作性やオンライン対戦など、数々の新要素を取り入れることで、より多くのプレイヤー層を取り込むことに成功した意欲作です。
本作最大の特徴は、Wiiリモコンをハンドル型コントローラー(Wiiハンドル)に装着し、実際にハンドルを回すような感覚で操作できる点にあります。
これにより、リアルな運転気分を味わえる直感的な操作が可能となり、ゲームに不慣れな初心者でも気軽に参加できる間口の広さを実現しました。
もちろん、従来通りのクラシックコントローラーやゲームキューブコントローラーにも対応しており、プレイヤーの好みに応じて操作方法を選ぶことができます。
登場キャラクターや車種も大幅に増強され、マリオやルイージ、ピーチといったおなじみの面々に加え、“Mii”キャラクターを使って自分自身をレースに参加させることも可能。
さらに、本作からは新たに“バイク”が導入され、ドリフトやウィリーなどのテクニックが加わることで、戦略性と爽快感が格段に広がりました。
レースコースは、完全新作16コースに加え、シリーズ過去作から選ばれた懐かしの16コースを含む全32コースという大ボリューム。
ジャンプ台やトラップ、ショートカットの仕掛けが豊富に盛り込まれており、レース展開に緊張感と驚きの連続をもたらします。
また、シリーズおなじみのアイテムによる逆転劇や妨害も健在で、誰にでも勝つチャンスがある“パーティゲーム的な楽しさ”も本作の魅力です。
さらに、Wi-Fi接続による“オンライン対戦”にも対応し、最大12人による世界規模のレースバトルが可能となりました。
ランキングやゴーストデータの交換機能も充実しており、オフラインプレイだけでなく、長期間にわたって遊び続けられる仕掛けが多数用意されています。
『マリオカートWii』は、Wiiというハードの特性を最大限に活かしながら、『マリオカート』シリーズの本質的な楽しさを大きく広げた一作であり、全世界で3000万本以上を売り上げた大ヒット作として、その名を歴史に刻んでいます。
家族や友人とのカジュアルなプレイから、オンラインでの白熱した対戦まで、あらゆるスタイルのプレイヤーに対応した完成度の高い作品です。
4位:Wii Fit・・・360万本
タイトル | Wii Fit |
発売日 | 2007年12月1日 |
国内販売数 | 360万本 |
日本国内で4番目に売れたWii専用ソフトは『Wii Fit』です。
国内販売数は360万本となっています。
『Wii Fit』は、任天堂が2007年12月1日にWii向けに発売したフィットネスソフトで、“ゲームを通じて健康を維持する”という新しいコンセプトを打ち出した意欲作です。
付属の周辺機器“バランスWiiボード”を使って体の動きを感知し、バランス感覚や筋力、柔軟性などのトレーニングを家庭で気軽に行えることが特徴で、従来のゲームユーザーに加え、健康志向の大人や高齢者層にも広く受け入れられました。
本作では、プレイヤーがバランスWiiボードの上に立ち、重心の移動や姿勢を計測することで、さまざまな運動プログラムを進めていきます。
収録されているエクササイズは“ヨガ”、“筋トレ”、“有酸素運動”、“バランスゲーム”と4つのカテゴリに分類されており、それぞれの目的やレベルに応じてメニューを選択できます。
例えば、ヨガでは深呼吸と姿勢の安定を図り、筋トレでは腹筋や腕立てなどをゲーム感覚でこなすことが可能です。
特に“バランスゲーム”では、スノーボードやフラフープ、ペンギンダンスといった遊び心あふれるミニゲームを通じて体幹を鍛えることができ、トレーニングであることを忘れるほどの楽しさが備わっています。
継続することの難しいフィットネスを“遊び”に変えることで、日々の習慣として取り入れやすい点が高く評価されました。
さらに、毎日の体重・BMI測定や、プレイ時間の記録といった“健康管理機能”も搭載されており、ゲームを通じて自身の体調や変化を“見える化”できる仕組みが整えられています。
グラフやアドバイス表示も用意され、継続意欲を高める工夫が随所に施されています。
『Wii Fit』は、単なるフィットネスソフトにとどまらず、Wiiという家庭用ゲーム機を健康機器としても活用する道を切り開いたパイオニア的存在です。
全世界で2000万本以上を売り上げる大ヒットとなり、“ゲームは座って遊ぶもの”という常識を覆した革新作として、今なお高い評価を受けています。
5位:Wii Sports Risort・・・327万本
タイトル | Wii Sports Risort |
発売日 | 2009年6月25日 |
国内販売数 | 327万本 |
日本国内で5番目に売れたWii専用ソフトは『Wii Sports Risort』です。
国内販売数は327万本となっています。
『Wii Sports Resort』は、任天堂が2009年6月25日にWii向けに発売したスポーツゲームで、『Wii Sports』の正統続編にあたるタイトルです。
本作では、リゾート地“ウーーフーアイランド”を舞台に、合計12種類の多彩なスポーツを体験することができ、Wiiモーションプラスによる格段に向上した操作精度が、リアルで直感的な動きを可能にしました。
本作最大の特徴は、Wiiリモコンに専用アタッチメント“Wiiモーションプラス”を装着することで、手首の微細なひねりや角度の変化までもが正確に反映されるという点です。
これにより、スポーツごとの動作が従来以上に自然に表現され、まるで実際に体を動かして競技を行っているかのような臨場感が生まれました。
たとえば、チャンバラでは刀の振り方がプレイヤーの手の動きに完全に追従し、アーチェリーでは弓を引き絞る感覚までが再現されています。
登場する種目は、“チャンバラ”、“アーチェリー”、“ボウリング”、“ゴルフ”、“ピンポン”、“カヌー”、“自転車”、“スカイダイビング”、“ジェットスキー”、“ウェイクボード”、“バスケットボール”、“フリスビー”などバリエーション豊かで、1人でのスコアアタックだけでなく、家族や友人と最大4人で楽しめるマルチプレイにも対応しています。
プレイごとにMiiキャラクターの動きが反映されるため、自分自身が競技に参加しているような一体感も本作ならではの魅力です。
舞台となる“ウーーフーアイランド”は、それぞれの競技の背景として使われるだけでなく、島全体の探索や季節・時間帯の違いなど、統一された世界観を持っており、プレイヤーが島でバカンスを楽しんでいるような没入感を演出しています。
『Wii Sports Resort』は、“体感ゲーム”というジャンルをより洗練させた作品であり、直感的な操作と誰でも楽しめる手軽さ、そしてリゾート感あふれる演出によって、Wii世代のファミリー層を中心に広く親しまれました。
全世界で3000万本以上を売り上げる大ヒット作となり、Wiiモーションプラスの普及にも大きく貢献した重要なタイトルです。
6位:はじめてのWii・・・290万本
タイトル | はじめてのWii |
発売日 | 2006年12月2日 |
国内販売数 | 290万本 |
日本国内で6番目に売れたWii専用ソフトは『はじめてのWii』です。
国内販売数は290万本となっています。
『はじめてのWii』は、任天堂が2006年12月2日にWii本体と同時発売したパーティーゲーム集で、“Wiiリモコンの操作に親しんでもらう”ことを目的に開発された入門用タイトルです。
正式名称は『はじめてのWii パック』で、Wiiリモコン1本が同梱されており、本作を通じて複数人でのゲームプレイをすぐに楽しめる設計となっています。
本作には、Wiiリモコンの基本操作を体験できる9種類のミニゲームが収録されており、それぞれが直感的でわかりやすく、ゲームに慣れていない人でもすぐに遊べるよう工夫されています。
収録タイトルには、“射的”、“ピンポン”、“タンク”、“ポーズMii”、“もぐらたたき”、“つり”、“ホッケー”、“コイン落とし”、“カウントボール”などがあり、バリエーション豊かな体験を通して、Wiiリモコンの傾け、振り、指す、押すといった多彩な操作方法に自然と慣れることができます。
“射的”ではWiiリモコンをまるで光線銃のように構え、画面内のターゲットを狙って撃つ爽快感が味わえ、“ピンポン”ではボールの打ち返しに応じてリモコンを動かすことで、まるで本当にラケットを振っているかのような操作感が得られます。
全体的にゲームテンポがよく、どれも数分で1プレイが終わるため、ちょっとした時間にも遊びやすい設計となっています。
また、最大4人までのマルチプレイにも対応しており、家族や友人と一緒にワイワイ楽しめる点も大きな魅力です。
Miiによるキャラクター表現や、温かみのあるグラフィックも親しみやすさを後押ししており、まさに“Wiiの楽しさを知るための第一歩”としてふさわしい一本です。
『はじめてのWii』は、ゲーム初心者に向けた設計ながら、Wiiの操作性やコンセプトを強く印象づけたタイトルとして、Wii普及の初期に大きく貢献しました。
累計販売本数も国内外で高い実績を残し、“Wiiの体感型ゲーム体験”を家庭に浸透させた立役者の一つとして記憶されています。
7位:Wii Fit Plus・・・249万本
タイトル | Wii Fit Plus |
発売日 | 2009年10月1日 |
国内販売数 | 249万本 |
日本国内で7番目に売れたWii専用ソフトは『Wii Fit Plus』です。
国内販売数は249万本となっています。
『Wii Fit Plus』は、任天堂が2009年10月1日にWii向けに発売した体感型フィットネスソフトで、前作『Wii Fit』の機能を拡張・強化したバージョンです。
Wiiバランスボードと連動して体重や重心を測定しながら、バランス感覚や筋力、柔軟性を養うことができ、ゲーム感覚で本格的な健康管理と運動習慣を取り入れられることが特徴です。
本作では、前作から収録されていたヨガ、筋トレ、有酸素運動、バランスゲームといったカテゴリに加え、新たに“トレーニングプランのカスタマイズ機能”が搭載され、目的に応じた運動メニューを自動で作成できるようになりました。
「ダイエット」「肩こり改善」「健康維持」などの目的に合わせて、より効率的なフィットネスを継続できる工夫が施されています。
加えて、前作からの全トレーニングに加えて、新規のトレーニングも21種類追加されており、合計で60種類以上のエクササイズを楽しむことが可能です。
特に“バランスゲーム”には、ペットやMiiと一緒に遊ぶコミカルなミニゲームが増えており、家族全員で取り組める間口の広さが魅力となっています。
ゲームを通じて自然に体を動かしながら健康維持ができるため、老若男女問わず幅広い層から支持を集めました。
また、“消費カロリー表示”や“前回との比較機能”など、モチベーションを維持するためのサポートも充実しており、日々の記録を確認することで、自分の成長を実感しながら続けられるよう工夫されています。
さらに、複数人分のデータ管理にも対応しており、家族それぞれの運動履歴や成果を確認できる点も家庭用フィットネスソフトとしての完成度を高めています。
『Wii Fit Plus』は、単なるアップグレードにとどまらず、“健康を楽しむ”というコンセプトをより深めたソフトであり、家庭内での健康習慣の定着を後押しした意義深い作品です。
Wiiバランスボードとのセット販売も好調で、全世界で2000万本以上の販売を記録し、フィットネスとゲームの融合が成功するという実例を築き上げました。
8位:Wii Party・・・241万本
タイトル | Wii Party |
発売日 | 2010年7月8日 |
国内販売数 | 241万本 |
日本国内で8番目に売れたWii専用ソフトは『Wii Party』です。
国内販売数は241万本となっています。
『Wii Party』は、任天堂が2010年7月8日にWii向けに発売したパーティーゲームソフトで、Wiiリモコンの機能を最大限に活かしながら、家族や友人と盛り上がれる多彩なミニゲームを多数収録したタイトルです。
『マリオパーティ』シリーズとは異なり、任天堂のオリジナルキャラクターではなく、プレイヤー自身が作成した“Mii”を中心に据えたゲーム構成となっており、よりプレイヤーとの一体感が強いのが特徴です。
本作には80種類以上のミニゲームが収録されており、それらは主に“ボードゲームスタイル”、“リモコンを使ったアクション”、“チームで協力するゲーム”といった形式に分類されます。
中でも“すごろく”のように進行する“ボードゲームアイランド”や、最後の一人になるまで生き残る“バランスロープ”などは、戦略性と運の要素が絶妙に混ざり合ったゲーム性で、長時間でも飽きずに楽しめます。
また、プレイヤーが実際にリモコンを隠す“リモコンかくし”や、音を頼りにリモコンを探す“リモコンさがし”といった、Wiiリモコンのスピーカーや振動機能を活用したユニークなミニゲームも多数用意されており、テレビ画面の中だけで完結しない“リアルな遊び”を実現しています。
『Wii Party』の大きな魅力は、複雑なルールや操作が一切不要で、子どもからお年寄りまで誰でも直感的に楽しめる点にあります。
さらに、最大4人まで同時にプレイ可能なため、家族や友人同士での集まりに最適な一本として、幅広い世代から高い評価を受けました。
全体として、『Wii Party』は、Wiiというハードのコンセプト――“体感・直感・家族で楽しむ”を最も象徴するタイトルのひとつであり、パーティーゲームというジャンルにおいて、シンプルさと革新性を両立させた作品として高く評価されています。
9位:大乱闘スマッシュブラザーズX・・・237万本
タイトル | 大乱闘スマッシュブラザーズX |
発売日 | 2008年1月31日 |
国内販売数 | 237万本 |
日本国内で9番目に売れたWii専用ソフトは『大乱闘スマッシュブラザーズX』です。
国内販売数は237万本となっています。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』は、任天堂が2008年1月31日にWii向けに発売した対戦アクションゲームで、『スマブラ』シリーズの第3作目にあたるタイトルです。
前作『大乱闘スマッシュブラザーズDX』から大幅な進化を遂げ、キャラクター数やステージ、ゲームモードなど、あらゆる面でスケールアップした集大成的作品となっており、Wii世代を代表する人気ソフトのひとつです。
本作最大の特徴は、任天堂キャラクターを中心に、他社キャラクターも含めた“夢の競演”がさらに広がった点にあります。
『スーパーマリオ』シリーズのマリオ、『ゼルダの伝説』シリーズのリンク、『ポケットモンスター』シリーズのピカチュウといった定番キャラに加え、ソニック・ザ・ヘッジホッグ(セガ)や、メタルギアソリッドのスネーク(コナミ)といった他社からのゲストキャラクターも参戦し、大きな話題を呼びました。
ゲームシステムはシリーズ伝統の“ふっとばし”によるバトル形式を踏襲しつつ、新要素として“最後の切りふだ”が導入されています。
これは特定のアイテム「スマッシュボール」を取得することで発動できる強力な必殺技で、各キャラクターに固有の演出と攻撃が用意されており、対戦に華を添えています。
また、1人用モードとしては“亜空の使者”と呼ばれるストーリー仕立てのアドベンチャーモードが追加され、複数のファイターたちが共闘しながら謎の敵勢力と戦うという展開が描かれます。
ムービーや演出面にも力が入っており、シリーズとしては異例のドラマ性を備えた内容になっています。
さらに、対戦ステージは歴代任天堂作品をモチーフにしたものが多数登場し、ステージごとに異なるギミックや音楽が用意されているため、プレイのたびに新鮮な体験が味わえます。
エディット機能で自分だけのステージを作ることも可能で、自由度の高さも魅力の一つです。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』は、マルチプレイの熱狂、ファン向けのこだわり、そして1人用モードの充実と、あらゆる要素が高い完成度でまとめられた傑作であり、累計販売本数も国内外で1000万本を超えるなど、Wiiのキラータイトルとして揺るぎない地位を築きました。
10位:マリオパーティ8・・・156万本
タイトル | マリオパーティ8 |
発売日 | 2007年7月26日 |
国内販売数 | 156万本 |
日本国内で10番目に売れたWii専用ソフトは『マリオパーティ8』です。
国内販売数は156万本となっています。
『マリオパーティ8』は、任天堂が2007年7月26日にWii向けに発売したパーティーゲームで、同シリーズとしては初めてWiiで登場した作品です。
シリーズでおなじみの“すごろく式ボードゲーム”と“ミニゲーム”の組み合わせという基本構造はそのままに、Wiiリモコンを使った直感的な操作や体感アクションが加わり、より多様な遊び方が可能となっています。
本作には6つの個性的なボードマップが用意されており、プレイヤーはサイコロを振ってマップを移動しながら、コインを集めてスターを獲得するという従来のルールに加え、ボードごとに異なる目標やギミックが用意されています。
たとえば“コインを集めてお城を買収する”といったようなユニークな条件が登場することで、戦略性と駆け引きの幅が広がっています。
ミニゲームは全く新しいものが70種類以上収録されており、Wiiリモコンを振る・傾ける・ひねるといった動作を活かしたものが多く、体感的な楽しさが大きな魅力です。
中にはプレイヤー同士の協力や同時操作を求められるものもあり、家族や友人とのコミュニケーションも自然と生まれやすい構成になっています。
また、シリーズ初登場となる“カスタムマイキャラクター”機能や、ちょっとしたスゴロクを繰り返し遊べる“パーティテント”など、1人でもじっくり楽しめるモードが充実しているのも特徴です。
『マリオパーティ8』は、従来のファンにも新規プレイヤーにも配慮された設計で、Wiiというプラットフォームの特性を上手く取り入れながら、シリーズの魅力をしっかりと受け継いだ一本です。
家族や仲間とワイワイ盛り上がれる、Wii世代ならではの“遊びの王道”といえる作品です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、Wii専用ソフトの売上販売数ランキングトップ10をご紹介しました。
気になるゲームソフトはありましたか?
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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