【Webサイト】世界の訪問者数が多いWebサイトトップ10

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この記事でわかる事

世界の利用者数が多いWebサイトのランキングトップ10が分かります。

みなさんこんにちは、syuyaです。

この記事では、世界の訪問者数が多いWebサイトトップ10をご紹介しています。

Webサイトとは、インターネット上に公開された情報の集合体であり、主にHTMLなどのマークアップ言語によって構成されたページ(ウェブページ)がリンクを通じて相互に接続されることで形成されています。

ユーザーはブラウザを通じてこれらのページを閲覧し、テキスト、画像、動画、リンク、インタラクティブな要素など多様なコンテンツにアクセスすることができます。

Webサイトの歴史は、1991年にスイス・CERN(欧州原子核研究機構)の研究者ティム・バーナーズ=リーによって世界初のウェブページが公開されたことに始まります。

最古のWebサイト”http://info.cern.ch/hypertext/WWW/TheProject.html”の復元サイト(オリジナルは現存せず、画像をタップで復元サイトへジャンプします)

このページは、インターネットの技術的仕組みを解説するものであり、World Wide Web(WWW)の実現を象徴する重要な一歩でした。

その後1990年代半ばには一般ユーザー向けのパソコンとWebブラウザ(Netscape NavigatorやInternet Explorer)の普及により、企業や個人がWebサイトを開設し始め、インターネットが爆発的に広がるきっかけとなりました。

初期のWebサイトは主に情報を「読む」ことに特化していましたが、2000年代に入ると「Web2.0」と呼ばれるユーザー参加型の仕組みが登場します。

ブログ、SNS、動画共有サイト、ECサイトなど、ユーザーが情報を発信したり、他者とやりとりしたりできるWebサイトが急速に増加しました。これにより、Webサイトは一方向のメディアから、社会的・商業的な交流の場へと変貌を遂げていきます。

現在では、個人のポートフォリオサイトやネットショップから、GoogleやYouTube、Wikipediaのような世界的インフラとなった巨大プラットフォームまで、あらゆるWebサイトが多様な目的で存在しています。

スマートフォンやアプリの普及に伴い、レスポンシブデザインやモバイル対応も一般化し、Webサイトの在り方はより柔軟かつ動的なものへと進化しています。

今日のWebサイトは単なる情報提供にとどまらず、教育、政治、文化、娯楽、ビジネスなどあらゆる分野に影響を与え、世界中の人々をつなぐ不可欠なデジタル基盤となっています。

その社会的・経済的価値は年々高まり続けており、Webサイトは今後も情報技術と人間社会の接点として、進化を続けていくでしょう。

この記事では、そんな世界のWebサイトの内、訪問者がおおいWebサイトトップ10をご紹介しています。

※ランキング内容はhttps://www.similarweb.com/ja/top-websites/のデータに準拠しております。また、指標や定義によってはランキングが上下することもある事を、ご了承ください。

1位:Google.com

サイト名Google(グーグル)
月間訪問者数(トラフィック)約111億回(2025年6月時点/Similarweb調べ)
サービス開始日(ローンチ日)1998年9月4日
創設者・運営企業名ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン
運営:Google LLC(現在は親会社Alphabet Inc.の傘下)
本社所在地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 マウンテンビュー

主なサービス内容・特徴

世界最大の検索エンジン、検索精度と速度に優れ、GmailやYouTube、Google Mapsなど多数の関連サービスとシームレスに連携可能。

広告モデル・マネタイズ手法

Google広告(検索連動型広告、ディスプレイ広告)、Google Cloudによるクラウドサービス、Pixelなどの自社ハードウェア製品販売

Google.comは世界中で最も多く利用されている検索エンジンであり、インターネット利用の出発点とも言える存在です。

1998年9月4日、スタンフォード大学の大学院生だったラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって設立され、当初は単なる学術的な検索プロジェクトとして始まりましたが、その革新的な検索アルゴリズム「PageRank」によって、瞬く間に世界中のユーザーの支持を集めました。

現在はGoogle LLCによって運営され親会社であるAlphabet Inc.の中核を担う企業として、世界のテクノロジー産業を牽引しています。

本社はアメリカ合衆国カリフォルニア州マウンテンビューに所在し、Google.comは月間約111億回の訪問(2025年6月時点)を記録するなど、他のウェブサイトを圧倒するトラフィックを誇ります。

その最大の特徴は、検索の速度と精度の高さにあります。

ユーザーが求める情報を一瞬で的確に提示する能力は他の追随を許さず、インターネット上の膨大な情報の中から、信頼性の高いコンテンツを優先的に表示することで、世界中の個人・企業にとって不可欠なツールとなっています。

検索以外にも、Gmail、Googleマップ、Googleカレンダー、Google翻訳、Googleフォト、Googleドライブなど、日常生活からビジネスまで幅広く活用できるサービス群を提供しており、ユーザーの利便性を第一に考えた一貫した設計思想が支持され続ける理由の一つです。

マネタイズの面では、Google広告が主な収益源となっており、検索連動型広告(リスティング広告)やYouTubeなどに表示されるディスプレイ広告によって膨大な広告収入を得ています。

さらに、法人向けのクラウドプラットフォーム「Google Cloud」、自社開発のスマートフォン「Pixel」やスマートスピーカー「Nest」シリーズなどのハードウェア事業にも力を入れ、多角的なビジネス展開を図っています。

単なる検索サイトにとどまらず、情報へのアクセスを民主化し、あらゆる人々に「知る力」を与え続けてきたGoogle.comは、まさに現代社会における情報インフラの中枢を担う存在であり、その影響力は今後もさらに拡大していくと見られています。

2位:YouTube.com

サイト名YouTube(ユーチューブ)
月間訪問者数(トラフィック)約34億回(2025年6月時点/Similarweb調べ)
サービス開始日(ローンチ日)2005年2月14日
創設者・運営企業名チャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジュード・カリム
運営:YouTube LLC(2006年にGoogleが買収)
本社所在地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンブルーノ

主なサービス内容・特徴

誰でも無料で動画をアップロード・視聴できる世界最大の動画共有プラットフォーム。ショート動画(YouTube Shorts)やライブ配信、メンバーシップなど機能が豊富で、個人から企業まで多様なユーザーに利用されている。

広告モデル・マネタイズ手法

動画内広告(スキップ可能・不可)、チャンネルメンバーシップ、スーパーチャット、YouTube Premiumによるサブスクリプションモデル、クリエイター向け収益分配プログラムなど

YouTube(ユーチューブ)は、世界最大の動画共有プラットフォームとして、あらゆる世代・地域のユーザーに利用されているウェブサービスです。

2005年2月14日に、チャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジャウド・カリムの3人によってアメリカで創設されます。

そして最初にジュード・カリム氏にとって2005年4月24日に最初の動画『Me at the zoo』が投稿されると、動画共有プラットフォームとしてのサービスがスタートしました。

そして、サービス開始から1年後にはGoogle社によって買収されます。

現在はGoogle傘下のYouTube LLCによって運営されており、本社はカリフォルニア州サンブルーノに位置しています。

2025年6月時点での月間訪問者数は約34億回を超え、エンターテインメント、教育、ビジネス、趣味など、あらゆるジャンルの動画が世界中から毎日膨大に投稿・視聴されています。

中でもYouTubeで最も再生された動画『Baby Shark Dance』は再生数が160億回を越えるなど、世界中の多くの人々に再生されている動画となっています。

Baby Shark Dance | #babyshark Most Viewed Video | Animal Songs | PINKFONG Songs for Children

一般ユーザーがスマートフォン1つで簡単に動画を投稿できるだけでなく、企業や著名人による公式チャンネルも数多く存在し、映像コンテンツを通じた情報発信の中心的な場となっています。

YouTubeの大きな魅力は、その多様性とアクセスの自由さにあります。視聴者は無料でほとんどのコンテンツを楽しめる一方で、YouTube Premiumに加入すれば広告を非表示にしたり、オフライン再生を行ったりすることも可能です。

また、YouTube Shortsと呼ばれる縦型の短尺動画や、リアルタイムで視聴者と交流できるライブ配信機能、特定の視聴者向けに有料コンテンツを提供するメンバーシップ機能なども用意されており、日々進化を続けています。

収益化の面でも、広告収入、メンバーシップ、スーパーチャット、スポンサーシップなど多様な手段があり、個人でも人気のクリエイターになることで大きな収入を得るチャンスがあります。

今やYouTubeは単なる動画共有サイトを超え、情報発信・ビジネス・教育・エンターテインメントのあらゆる分野で不可欠な存在となっており、その影響力は世界中の社会・文化に深く浸透しています。

3位:Facebook.com

サイト名Facebook(フェイスブック)
月間訪問者数(トラフィック)約160億回(2025年6月時点/Similarweb調べ)
サービス開始日(ローンチ日)2004年2月4日
創設者・運営企業名マーク・ザッカーバーグ、エドゥアルド・サベリン、ダスティン・モスコヴィッツ、アンドリュー・マッカラム、クリス・ヒューズ
運営:Meta Platforms, Inc.(旧Facebook, Inc.)
本社所在地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 メンローパーク

主なサービス内容・特徴

友人や家族、知人との交流を目的としたSNS。
タイムラインへの投稿、写真や動画の共有、コメント・リアクション機能、グループやイベントの作成、マーケットプレイスによる売買、ビジネス向け広告機能など、多様なコミュニケーションと情報発信が可能。

広告モデル・マネタイズ手法

ターゲティング広告(ユーザーの興味関心・行動に基づく広告表示)、ビジネス向けページ、有料プロモーション、メタ広告ネットワークを通じた外部サイトでの広告配信

Facebook(フェイスブック)は、世界で最も広く利用されているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のひとつであり、人々がオンライン上でつながり、情報を共有し合うためのプラットフォームとして2004年2月に誕生しました。

創設者はマーク・ザッカーバーグを中心としたハーバード大学の学生グループで、当初は大学内の限定サービスとして始まりましたが、急速にその規模を拡大し、わずか数年で世界中の利用者に浸透しました。

現在はMeta Platforms, Inc.(旧Facebook, Inc.)によって運営されており、本社はカリフォルニア州メンローパークに位置しています。

2025年6月時点での月間訪問者数は約160億回を超え、個人のユーザーだけでなく、企業、団体、政治家、クリエイターなど、さまざまな発信者にとって不可欠な情報流通の場となっています。

Facebookの最大の特徴は、実名登録を基本とした信頼性の高いネットワーク構築にあります。

友人や知人とのつながりを基盤に、近況の投稿や写真・動画の共有、イベントやグループでの交流など、現実のコミュニティを補完・拡張する形で活用されています。

また、Facebookページやマーケットプレイス、ライブ配信機能、ビジネス広告ツールなどを通じて、個人の趣味から企業のプロモーション活動まで、幅広い用途に対応しています。

広告モデルは高度なターゲティング技術に支えられており、ユーザーの行動履歴や興味関心に基づいて最適な広告を表示することで、高い収益性を確保しています。

近年はInstagramやWhatsApp、Threadsなど、関連サービスとの連携も強化されており、Meta社全体の戦略の中でも中核をなす存在であり続けています。

今やFacebookは、ただのSNSを超えて、情報収集、ビジネス展開、ブランド構築、地域活動の中核となるデジタル社会の基盤として、多くの人々に影響を与え続けています。

4位:Instagram.com

サイト名Instagram(インスタグラム)
月間訪問者数(トラフィック)約67億回(2025年6月時点/Similarweb調べ)
サービス開始日(ローンチ日)2010年10月6日
創設者・運営企業名ケヴィン・シストロム、マイク・クリーガー
運営:Meta Platforms, Inc.(2012年にFacebookにより買収)
本社所在地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 メンローパーク(Meta本社内)

主なサービス内容・特徴

写真・動画を中心としたSNSで、フィルター加工、ストーリーズ、リール、ライブ配信など多彩な機能を備える。視覚的な魅力を活かした投稿が特徴で、個人だけでなくブランド・インフルエンサーの活動にも広く利用されている。

広告モデル・マネタイズ手法

フィード・ストーリーズ・リール内での広告表示、企業アカウントによる有料プロモーション、インフルエンサーとのタイアップ広告、ショッピング機能による直接販売など

Instagram(インスタグラム)は、視覚的な表現を中心としたソーシャル・ネットワーキング・サービスとして、2010年10月にケヴィン・シストロムとマイク・クリーガーによって開発されました。

スマートフォンのカメラ技術とSNS文化が融合し始めた時期に登場し、ユーザーが日常の一瞬を美しく切り取って共有できるツールとして瞬く間に人気を集めました。

2012年にはFacebook(現:Meta Platforms, Inc.)によって買収され、以降はMetaの中核サービスとして世界中に展開されています。

本社はカリフォルニア州メンローパークのMeta本社内にあり、2025年6月時点での月間訪問者数は約67億回に達しています。

特に10代~30代の若年層を中心に支持されており、写真やショート動画を通じた直感的なコミュニケーションを可能にしています。

Instagramの大きな特徴は、フィルターや加工機能を使った美しい写真・動画の投稿、24時間で消える「ストーリーズ」、短尺動画の「リール」、リアルタイムで視聴者と交流できる「ライブ配信」など、時代に合わせて進化する機能の多彩さにあります。

また、インフルエンサーやブランド、企業がユーザーとの距離を縮める場としても活用されており、プロモーションやブランディングに欠かせないツールとなっています。

中でもInstagram公式アカウントを除いて、世界で最もフォロワー数の多いクリスチアーノ・ロナウド氏のアカウントは、世界中に約6.6億人のフォオワーを持ち、途方もない影響力を持っています。

広告やマネタイズ面では、ユーザーの関心や行動データに基づいた精密なターゲティング広告が展開されており、ビジネスアカウントによる広告出稿、インフルエンサーとのタイアップ、ショッピング機能による商品販売など、多様なビジネス展開が可能です。

Instagramは、単なる写真投稿アプリにとどまらず、個人のライフスタイルの発信から企業のマーケティング戦略まで、多面的に活用される現代的なプラットフォームとして、その存在感を年々強めています。

視覚表現を軸とした情報発信のスタイルは、世界中の文化やトレンドを形作る大きな力となっており、今後もさらなる進化が期待されています。

5位:ChatGPT.com

サイト名ChatGPT(チャットジーピーティー)
月間訪問者数(トラフィック)約20億回(2025年6月時点/Similarweb調べ)
サービス開始日(ローンチ日)2022年11月30日(ChatGPT公開)
創設者・運営企業名OpenAI(オープンエーアイ)
共同創設者:サム・アルトマン、イーロン・マスク、グレッグ・ブロックマン ほか
運営:OpenAI, L.P.
本社所在地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ

主なサービス内容・特徴

高性能な対話型AI(人工知能)で、質問応答、文章作成、要約、翻訳、コード生成など多岐にわたる用途に対応。無料プランに加え、高性能モデル(GPT-4)を利用可能な有料プラン「ChatGPT Plus」も提供。

広告モデル・マネタイズ手法

主にサブスクリプション(月額課金)による収益。法人向けAPI提供や提携製品(Microsoft Copilotなど)も含む。

ChatGPT.comは、OpenAIによって開発・提供されている高度な対話型人工知能サービス「ChatGPT」の公式ウェブプラットフォームです。

ChatGPTは2022年11月に公開されて以来、自然言語による対話AIとして世界中で急速に普及し、ユーザー数を爆発的に伸ばしてきました。

その中核には大規模言語モデル「GPT(Generative Pre-trained Transformer)」シリーズがあり、現在は最新のGPT-4やその強化版が商用・研究両面で広く利用されています。

OpenAIはサム・アルトマンやイーロン・マスクらによって創設され、AIの安全かつ有益な活用をミッションに掲げています。

本社はアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコにあり、ChatGPT.comは個人ユーザーがAIとの対話をブラウザから手軽に行える公式サイトとして、2023年以降独自ドメインでの展開を強化しました。

2025年6月時点の月間訪問者数は約20億回にのぼり、教育、ビジネス、開発、創作活動など、あらゆる場面で活用されています。

サービスは、無料で利用可能なGPT-3.5ベースのプランと、高性能なGPT-4を使用できる月額課金制の「ChatGPT Plus」に分かれており、個人だけでなく企業や開発者向けにもAPIや商用ライセンスが提供されています。

さらに、Microsoft製品(Word、Excelなど)との連携による「Copilot」の中核としても機能し、AIの実用化を大きく後押ししています。

ChatGPT.comは、単なる質問応答を超えた知的パートナーとしての役割を果たしており、今後のAI社会におけるコミュニケーションのあり方を大きく変える存在として、世界中から注目を集め続けています。

6位:X.com(旧Twitter)

サイト名X(旧Twitter)
月間訪問者数(トラフィック)約60億回(2025年6月時点/Similarweb調べ)
サービス開始日(ローンチ日)2006年3月21日(Twitterとして)
2023年7月(X.comに改称)
創設者・運営企業名創設者:ジャック・ドーシー、ノア・グラス、ビズ・ストーン、エヴァン・ウィリアムズ
運営:X Corp.(親会社:Elon Muskの管理下)
本社所在地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ

主なサービス内容・特徴

テキスト投稿を中心としたソーシャルメディアプラットフォーム。リポスト(旧リツイート)、リプライ、いいね、スペース(音声配信)、サブスクリプション機能、動画コンテンツ、長文投稿機能などが統合された総合情報インフラ。

広告モデル・マネタイズ手法

広告収益(プロモツイートなど)、「X Premium(旧Twitter Blue)」による月額課金、クリエイター収益分配、企業向け認証サービス、ライブ配信・決済機能の導入による多角的展開

X.comは、かつて「Twitter(ツイッター)」として知られた世界的なソーシャルメディアプラットフォームであり、2023年7月にイーロン・マスク主導のもと、全面的なブランド転換が行われました。

旧Twitterは2006年にジャック・ドーシーらによって創設され、短文による即時的な情報発信の場として成長。

政治、ビジネス、ジャーナリズム、エンタメなど多方面にわたる影響力を持つまでになりました。

Xへの改称は単なるロゴ変更にとどまらず、金融、音声、動画、メッセージング、Eコマースなどを統合した“すべてのアプリ(Everything App)”を目指す構想の一環として実施され、従来の「140字のつぶやき文化」から大きく進化を遂げつつあります。

投稿はテキストだけでなく長文・動画・スペース(音声配信)・ライブなど多岐にわたり、またユーザーは「X Premium」に加入することで投稿上限の拡張、収益化、認証バッジなどの機能を得ることができます。

本社はアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコにあり、現在の運営会社は「X Corp.」。

イーロン・マスクが買収後に構造改革を進め、広告依存からの脱却と収益の多様化を進めています。

2025年6月時点の月間訪問者数は約60億回を超え、グローバルな情報流通の中枢として機能し続けています。

X.comは今後単なるSNSではなく、決済・ストリーミング・マーケット機能を備えた包括的な情報インフラとして、インターネット社会の未来像を再定義する存在となることが期待されています。

7位:WhatsApp.com

サイト名WhatsApp(ワッツアップ)
月間訪問者数(トラフィック)約22億回(2025年6月時点/Similarweb調べ)
サービス開始日(ローンチ日)2009年1月
創設者・運営企業名ヤン・クーム、ブライアン・アクトン
運営:Meta Platforms, Inc.(2014年にFacebookにより買収)
本社所在地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 メンローパーク(Meta本社内)

主なサービス内容・特徴

携帯電話番号を使った無料のインスタントメッセージングサービス。テキストチャット、音声通話、ビデオ通話、ボイスメッセージ、ファイル送信、グループチャット、エンドツーエンド暗号化などが特徴。

広告モデル・マネタイズ手法

主に法人向けの「WhatsApp Business API」からの収益。個人ユーザーへの広告表示は基本的に行っていない。今後は決済機能・ビジネスチャット連携による収益化も拡大予定。

WhatsApp(ワッツアップ)は電話番号を使って世界中のユーザー同士がメッセージや通話を無料でやり取りできる、非常にシンプルかつ強力なインスタントメッセージングサービスです。

2009年にヤン・クームとブライアン・アクトンによって開発され、広告を排したシンプルなインターフェースと確実に届く通信品質の高さが支持を集め、爆発的にユーザー数を伸ばしました。

2014年にはFacebook(現:Meta Platforms, Inc.)によって買収され、現在はMeta傘下の主要サービスのひとつとして運営されています。

本社はカリフォルニア州メンローパークにあり、2025年6月時点での月間訪問者数は約22億回。

特にインド、ブラジル、ナイジェリアなどの新興国市場では圧倒的な普及率を誇り、日常のコミュニケーション手段として不可欠な存在となっています。

WhatsAppの最大の強みはテキストメッセージに加え、音声通話、ビデオ通話、ボイスメッセージ、画像・ドキュメントの送受信、グループチャット機能などをすべて無料で、しかもエンドツーエンド暗号化という高いセキュリティのもとで利用できる点にあります。

またビジネスユーザー向けには「WhatsApp Business」や「Business API」を提供しており、顧客とのチャット対応、自動返信、商品カタログの送信など、企業と消費者をつなぐツールとしての活用も進んでいます。

収益モデルは広告に依存せず、主に法人向けAPIの利用料や今後拡大が期待される決済・送金機能などを中心に構築されています。

個人ユーザーには無料かつ広告なしの快適な利用体験が提供されており、その誠実な方針も広く評価されています。

WhatsAppは今や単なるチャットアプリではなく、世界のインフラの一部と呼べるほどの規模と信頼を持つコミュニケーションプラットフォームとして、多くの人々の生活に深く根付いています。

8位:Wikipedia.org

サイト名Wikipedia(ウィキペディア)
月間訪問者数(トラフィック)約58億回(2025年6月時点/Similarweb調べ)
サービス開始日(ローンチ日)2001年1月15日
創設者・運営企業名ジミー・ウェールズ、ラリー・サンガー
運営:ウィキメディア財団(Wikimedia Foundation, Inc.)
本社所在地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ

主なサービス内容・特徴

誰でも自由に編集・閲覧できるフリーなオンライン百科事典。300以上の言語版が存在し、ボランティアによる寄稿で構築・維持されている。非営利運営で広告なし。

広告モデル・マネタイズ手法

広告は一切掲載せず、主に寄付(個人・法人)によって運営資金を賄っている。

Wikipedia(ウィキペディア)は世界中の誰もが自由に閲覧・編集できるフリーなオンライン百科事典として、2001年1月15日に誕生しました。

ジミー・ウェールズとラリー・サンガーによって設立されたこのプロジェクトは、知識をすべての人に無料で開放するという理念のもと、営利目的ではなく非営利団体「ウィキメディア財団」によって運営されています。

本部はアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコにあります。

Wikipediaの最大の特徴は、専門家だけでなく一般のユーザーによって情報が投稿・修正され、集合知によって常に進化し続けている点です。

2025年現在300以上の言語で展開され、英語版やスペイン語版、日本語版、ドイツ語版などが特に大規模です。

記事は科学、歴史、文化、時事などあらゆる分野を網羅しており、教育や学習、調査、日常の疑問解消など多目的に活用されています。

月間訪問者数は約58億回に達し、世界でもっとも信頼されている情報源のひとつとしての地位を確立しています。

特筆すべきは広告を一切掲載せず主に読者からの寄付によって運営されている点であり、商業的な利害から独立した中立性の高い情報提供が評価されています。

年に一度の寄付キャンペーンも広く知られ、世界中の支持者によって支えられています。

Wikipediaは情報の民主化とオープンアクセスの象徴的存在として、インターネット上の知識共有の在り方を根本から変えました。

今日では図書館や教育機関の補完的役割を果たすだけでなく、検索エンジンで最も上位に表示される信頼情報源として、多くの人々の生活に深く根ざしています。

9位:Reddit.com

サイト名Reddit(レディット)
月間訪問者数(トラフィック)約20億回(2025年6月時点/Similarweb調べ)
サービス開始日(ローンチ日)2005年6月23日
創設者・運営企業名スティーブ・ハフマン、アレクシス・オハニアン
運営:Reddit, Inc.(一部株式はアドバンス・パブリケーションズやTencentなどが保有)
本社所在地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ

主なサービス内容・特徴

掲示板型のソーシャルニュースサイト。テーマ別の「Subreddit(サブレディット)」と呼ばれる無数のコミュニティに分かれ、投稿・議論・情報交換が行われている。評価機能(アップボート・ダウンボート)が特徴。

広告モデル・マネタイズ手法

ディスプレイ広告、スポンサー投稿、プレミアム会員(Reddit Premium)、コミュニティ向け収益化機能(ギルド・アワード)など多角的に展開

Reddit(レディット)は2005年6月にスティーブ・ハフマンとアレクシス・オハニアンによって設立された、アメリカ発の掲示板型ソーシャルニュースサイトです。

現在はReddit, Inc.によって運営されており、本社はカリフォルニア州サンフランシスコに所在しています。

2025年6月時点での月間訪問者数は約20億回にのぼり、特に英語圏においては「インターネットのフロントページ」と称されるほどの影響力を誇るサイトです。

Reddit最大の特徴は、「Subreddit(サブレディット)」と呼ばれる無数のカテゴリ型コミュニティが存在する点です。

趣味・科学・政治・恋愛・ゲーム・投資など、ほぼすべての分野に対応したトピックがあり、各コミュニティ内でユーザーが投稿・コメント・議論を交わします。

投稿は他のユーザーによって「アップボート(賛成)」または「ダウンボート(反対)」で評価され、人気投稿はトップに浮上し、多くの人の目に触れる仕組みです。

また、Redditはその匿名性の高さと自由な言論空間によって、他のSNSとは異なる文化圏を形成しており、時には社会運動や経済現象にも影響を与えることがあります。

たとえば2021年には、「r/WallStreetBets(ウォールストリートベッツ)」という投資系コミュニティが、個人投資家による株価操作で国際的な注目を集めました。

マネタイズ手法としては、広告枠の販売やスポンサー投稿に加え、「Reddit Premium」と呼ばれる有料会員制度、投稿に贈られるバッジ(アワード)を通じた収益化機能など、多層的なビジネスモデルを展開しています。

2024年には株式上場(IPO)も果たし、企業としての存在感もさらに高まりました。

Reddit.comは、情報収集・議論・娯楽を同時に満たすことができるプラットフォームとして、世界中のユーザーに支持され続けており、特にディープで専門的な知見を求める人々にとって欠かせない存在となっています。

10位:Yahoo.com

サイト名Yahoo!(ヤフー)
月間訪問者数(トラフィック)約36億回(2025年6月時点/Similarweb調べ)
サービス開始日(ローンチ日)1994年1月(ドメインは1995年に取得)
創設者・運営企業名ジェリー・ヤン、デビッド・ファイロ
運営:Yahoo Inc.(現Verizon傘下を経て、Apollo Global Managementが支配)
本社所在地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サニーベール

主なサービス内容・特徴

ポータル型ウェブサービスとして、ニュース、天気、スポーツ、株価、メール、検索エンジン、ファイナンス情報など幅広い機能を提供。コンテンツの総合力と老舗の信頼性が特徴。

広告モデル・マネタイズ手法

ディスプレイ広告、ネイティブ広告、Yahooメールの広告枠、Yahoo Financeなどの広告出稿、パートナービジネスによる収益など

Yahoo.com(ヤフー・ドットコム)は、インターネット黎明期から存在する世界的なポータルサイトの一つであり、1994年にスタンフォード大学の学生だったジェリー・ヤンとデビッド・ファイロによって開設されました。

当初は「Yet Another Hierarchical Officious Oracle」の略とされるディレクトリ型検索サービスとしてスタートし、その後ニュース、天気、スポーツ、ファイナンス、メール、検索などの多機能を一元的に提供する「ポータルサイト」として進化しました。

現在はYahoo Inc.によって運営されており、経営母体は米投資会社Apollo Global Managementの傘下にあります。

本社はカリフォルニア州サニーベールに所在し、2025年6月時点での月間訪問者数は約36億回を記録しています。

かつてのような絶対的な影響力は薄れたものの、北米を中心に根強いユーザー層を持ち、ニュース閲覧や金融情報収集、無料メールサービスなど日常的な用途での利用が多く見られます。

Yahoo!の特徴は、その包括的な情報提供力にあります。

Yahooニュースは信頼性の高い報道を集約し、Yahoo Financeではリアルタイム株価、企業分析、市場ニュースなど投資家向けの情報を充実させています。

検索機能はBingをベースにしたものへと移行し、独自性は薄れたものの、直感的で使いやすいインターフェースは健在です。

マネタイズの中心はディスプレイ広告やパートナー広告であり、近年はYahooメール内の広告やファイナンスページの高単価広告枠を通じて安定した収益を確保しています。

また、Verizon傘下時代のモバイルメディア強化の流れを引き継ぎ、モバイルアプリでの広告表示も重視されています。

Yahoo.comはいまやインターネットの老舗としての立場を維持しながら、ユーザーの「情報を知る・調べる・管理する」という基本的なニーズに応え続けており、現代においても実用性の高い多機能型ポータルとして一定の存在感を保ち続けています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事では、世界のWebサイトの訪問者数ランキングトップ10をご紹介しました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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