【ゲーム】PlayStation3ソフト国内売上販売数ランキングトップ10

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PlayStation3専用ソフトの、国内売上販売数ランキングトップ10がわかります。

みなさんこんにちは、syuyaです。

この記事では『PlayStation3』専用ソフトの国内売上ランキングトップ10をご紹介します。

PlayStation 3(プレイステーション・スリー)は、ソニー・コンピュータエンタテインメントによって2006年に発売された家庭用ゲーム機で、PlayStation 2の後継機にあたります。

高性能なCPU「Cell Broadband Engine」を搭載し、当時としては画期的なグラフィック性能と処理能力を持ち、ブルーレイディスクを標準メディアとして採用した初のゲーム機でもありました。

このブルーレイ対応により、大容量のゲームデータや高画質映像を扱うことが可能となり、ゲーム以外にも映画視聴やマルチメディアプレイヤーとしても活用されました。

また、オンラインサービス”PlayStation Network(PSN)”の導入によって、ダウンロード販売、オンラインマルチプレイ、ビデオ配信など多彩なデジタルサービスが展開され、据え置きゲーム機の新たな可能性を広げました。

発売当初は価格や互換性をめぐる議論もありましたが、後期モデルでは本体の軽量化や消費電力の削減が進み、より手ごろな価格帯となっていきました。

さらにコントローラーには初めてモーションセンサーが搭載され、プレイヤーの動きに応じた直感的な操作も可能になりました。

PS3はゲーム体験の幅を広げると同時に、ネットワークや映像技術と融合することで、エンターテインメントのハブとしての役割も果たしました。

その後のPlayStation 4へと繋がる土台を築いた重要なハードとして、多くのユーザーに親しまれています。

この記事では、そんなPlayStation3専用ソフトの国内売上販売数ランキングトップ10をご紹介します。

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1位:ファイナルファンタジー13・・・190.6万本

PS3 ファイナルファンタジーXIII プレイ動画 PART1
タイトルファイナルファンタジー13
発売日2009年12月17日
メーカースクウェア・エニックス
国内販売数190.6万本

PlayStation3用ソフトの内、国内で最も売れたソフトは『ファイナルファンタジー13』です。

国内販売数は190.6万本となっています。

『ファイナルファンタジーXIII』は、2009年12月17日に日本国内でPlayStation 3向けに発売されました。

開発はスクウェア・エニックスが担当し、「ファブラ ノヴァ クリスタリス」という複数作品にまたがる神話世界を共有するシリーズの一作でもあります。

本作は、美しいグラフィックと映画のような演出を特徴とし、プレイヤーは女主人公「ライトニング」を中心とした複数のキャラクターの視点を交差させながら、謎めいた運命と巨大な世界の真実に迫っていきます。

物語の舞台は浮遊都市「コクーン」と、そこに対立する下界「パルス」。

運命に抗う者たちが、自らの「ルシ」という存在としての宿命と向き合いながら、絆を深めていく群像劇が描かれます。

バトルシステムには、従来のアクティブタイムバトルを進化させた「オプティマチェンジシステム」を導入しており、リアルタイム性と戦略性を両立。

戦闘中に役割(ロール)を切り替えることで、臨機応変な対応が求められ、スピード感あるバトルが展開されます。

発売当時その映像美と世界観は多くの注目を集め、FFシリーズとしての新たな一歩を示す作品となりました。

一方で自由度の少なさや一本道構成に賛否両論もありましたが、その挑戦的な構造とドラマ性の高い演出は、後年の作品にも影響を与えています。

後に続編となる『ファイナルファンタジーXIII-2』や『ライトニング リターンズ』も発売され、シリーズとしての物語は三部作として完結しています。

2位:ファイナルファンタジー13-2・・・91.7万本

PS3 ファイナルファンタジーXIII‐2 プレイ動画 PART1
タイトルファイナルファンタジーXIII-2
発売日2011年12月15日
メーカースクウェア・エニックス
国内販売数91.7万本

PlayStation3用ソフトの内、国内で2番目に売れたソフトは『ファイナルファンタジーXIII-2』です。

国内販売数は91.7万本となっています。

『ファイナルファンタジーXIII-2』は、2011年12月15日に日本国内でPlayStation 3およびXbox 360向けに発売されました。

前作『ファイナルファンタジーXIII』の直接的な続編として制作され、物語やゲームシステムの両面で大きく進化を遂げています。

本作は前作の終盤で消息を絶った主人公ライトニングの行方を追い、彼女の妹セラと謎の青年ノエルの2人を中心に、時間を越えて様々な時代と世界を旅する壮大なストーリーが展開されます。

世界は“歴史の改変”というテーマのもとに構築されており、プレイヤーは「ヒストリアクロス」というシステムを用いて、分岐する未来や過去を行き来しながら、時空の歪みと向き合っていきます。

バトルは前作の「オプティマチェンジシステム」をベースにしつつも、モンスターを仲間として育成・編成できる新要素「モンスターバトル」が追加され、戦術の幅が大きく広がりました。

捕獲したモンスターごとに異なるロールを持ち、スキルや成長要素も多彩で戦略的な育成が楽しめます。

また前作で批判のあった一本道構成が大幅に改善され、選択肢や分岐、マルチエンディングなど、プレイヤーの行動によって物語の展開が変わる自由度の高い設計となりました。

フィールドの探索要素も強化され、サブクエストや謎解き要素も多く盛り込まれています。

『FFXIII-2』は前作の世界観や登場人物を活かしながらも、新しい試みによってシリーズファンからの評価を持ち直した作品であり、シリーズ三部作の中でも特に遊びごたえのあるタイトルとして知られています。

続編となる『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』へと物語は受け継がれ、ライトニングサーガは完結を迎えることとなります。

3位:バイオハザード6・・・83.7万本

【PS3】バイオハザード6 ~まったり攻略~ レオン編 CHAP1-1
タイトルバイオハザード6
発売日2012年10月4日
メーカーカプコン
国内販売数83.7万本

PlayStation3用ソフトの内、国内で3番目に売れたソフトは『バイオハザード6』です。

国内販売数は83.7万本となっています。

『バイオハザード6』は、2012年10月4日に日本国内でPlayStation 3およびXbox 360向けに発売されました。

カプコンが開発・販売を手がけたシリーズ本編の第6作目であり、サバイバルホラーからアクション性を強めた路線の集大成とも言える作品です。

本作は「レオン編」「クリス編」「ジェイク編」「エイダ編」という4つのキャンペーンを収録しており、それぞれが異なる視点で物語を描きながらも、最終的にはひとつの大きな陰謀に収束していく群像劇形式を採用しています。

登場キャラクターには過去作からの人気キャラであるレオン・S・ケネディ、クリス・レッドフィールド、エイダ・ウォンに加え、新たにウェスカーの息子であるジェイク・ミューラーが加わり、シリーズファンにとっても見応えのある展開となっています。

舞台はアメリカ、中国、東欧の架空国家イドニアなど国際的なスケールで描かれ、それぞれのシナリオが交錯しながら進行するダイナミックな構成が特徴です。

新たなウイルス「Cウイルス」の脅威が描かれ、ゾンビだけでなく、変異したクリーチャーとの激しい戦闘が繰り広げられます。

ゲームプレイ面では、カバーアクションや回避行動、近接攻撃の強化など、従来よりもさらにアクション色が強まり、シリーズでも特にスピーディーかつ派手な戦闘が可能となりました。

また、オンライン協力プレイにも対応し、他プレイヤーと協力して複数のキャンペーンを進行させることができるなど、マルチプレイ要素も充実しています。

『バイオハザード6』は、その壮大なスケールと多様なプレイ体験により、多くの話題を集めた一方で、ホラー色の希薄化や複雑化したシステムに対する賛否も分かれました。

しかしアクションゲームとしての完成度や、シリーズ最大級のボリューム感は高く評価されており、シリーズのひとつの転換点として記憶される作品です。

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4位:ワンピース 海賊無双・・・82.8万本

ワンピース 海賊無双 - Main Log 第0話 「2年後」
タイトルワンピース 海賊無双
発売日2012年3月1日
メーカーバンダイナムコゲームス(販売)
コーエーテクモゲームス(開発)
国内販売数82.8万本

PlayStation3用ソフトの内、国内で4番目に売れたソフトは『ワンピース 海賊無双』です。

国内販売数は82.8万本となっています。

『ワンピース 海賊無双』は2012年3月1日に日本国内でPlayStation 3向けに発売されたアクションゲームです。

バンダイナムコゲームス(現:バンダイナムコエンターテインメント)とコーエーテクモゲームスのコラボレーションにより開発され、人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』と、無双シリーズで知られる「ω-Force(オメガフォース)」のアクションスタイルが融合したタイトルとして、大きな注目を集めました。

ワンピースは週刊少年ジャンプにて1997年から30年近くに渡り連載されている国民的人気漫画で、世界で約5億部を売り上げた日本で最も売れた漫画シリーズです。

本作は原作やアニメでおなじみのキャラクター「モンキー・D・ルフィ」をはじめとした麦わらの一味を操作し、原作のストーリーを追体験しながら、無数の敵をなぎ倒す爽快な“無双アクション”を楽しむことができます。

エニエス・ロビーやマリンフォードなど、原作の名場面が忠実に再現されており、原作ファンにとっては感動的な場面も多く盛り込まれています。

グラフィックにはセルシェーディング技術が用いられ、アニメのようなビジュアル表現が特徴です。

キャラクターのモーションや必殺技の演出も非常に派手で、アニメそのままのような迫力ある戦闘を体験できます。

またストーリーモードだけでなく、条件付きのミッションをこなすチャレンジモードやキャラクター育成要素もあり、やり込み要素も充実しています。

『海賊無双』は、「ワンピース」の壮大な世界観と、「無双」シリーズの爽快感を両立させた意欲作であり、アクションゲームとしての手応えとファン向けの演出が見事に調和しています。

好評を博した本作は、後に『海賊無双2』『海賊無双3』『海賊無双4』とシリーズ化され、現在も高い人気を誇る作品群の第一作として記憶されています。

5位:グランド・セフト・オートⅤ・・・72.9万本

タイトルグランド・セフト・オートV
発売日2013年10月10日
メーカーロックスター・ゲームス
国内販売数72.9万本

PlayStation3用ソフトの内、国内で5番目に売れたソフトは『グランド・セフト・オートV』です。

国内販売数は72.9万本となっています。

『グランド・セフト・オートV』は、2013年10月10日に日本国内でPlayStation 3およびXbox 360向けに発売されました。

開発はロックスター・ノース、販売はロックスター・ゲームスが担当し、世界中で圧倒的な人気と評価を得たオープンワールド型クライムアクションの代表作です。

本作の舞台は、架空の都市「ロスサントス」とその周辺地域。アメリカ西海岸の大都市ロサンゼルスをモデルにしており、街並みから郊外、砂漠、山岳地帯まで、広大かつ緻密に作り込まれた世界がリアルに再現されています。

シリーズ初となる3人の主人公制を採用しており、元銀行強盗のマイケル、若きストリートギャングのフランクリン、そして破天荒な犯罪者トレバーという、まったく異なる背景と性格を持つ3人の人生が交錯しながら進んでいきます。

プレイヤーは状況に応じて主人公を切り替えながら、さまざまなミッションや日常生活を体験することが可能です。

ゲームは従来のGTAシリーズ同様、銃撃戦、カーチェイス、強盗、飛行、スポーツ、ショッピングなど多彩な行動が可能で、自由度の高さとリアルな社会風刺が本作の大きな魅力となっています。

メインストーリーだけでなく、ランダムイベントやサイドミッション、さまざまな乗り物・武器・ミニゲームなど膨大なコンテンツが詰め込まれており、プレイヤーは自分のペースで世界を楽しむことができます。

またオンラインモード「GTAオンライン」も搭載されており、世界中のプレイヤーと共にミッションをこなしたり、不動産や乗り物を購入したり、クルーと協力して大規模な強盗を成功させたりと、無限に近い遊び方が提供されています。

このオンライン要素の成功により、GTA Vは長年にわたってプレイヤーを惹きつけ続ける人気タイトルとなりました。

『グランド・セフト・オートV』は、ゲームデザイン、演出、自由度、技術力のすべてにおいて高水準を誇り、PlayStation3以外のプラットフォームから販売された分も含めると全世界で1億本以上を売り上げる大ヒット作となります。

これは、全てのゲームソフトの中でも2番目に売れたゲームとなっています。

本作の記録はゲーム史における金字塔として今も語り継がれており、また”オープンワールドゲーム”の一つの完成形としても、素晴らしいクオリティのソフトとなっています。

6位:メタルギア・ソリッド ガンズ・オブ・ザ・パトリオット・・・70.6万本

メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット #01
タイトルメタルギア・ソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット
発売日2008年6月12日
メーカーコナミ
国内販売数70.6万本

PlayStation3用ソフトの内、国内で6番目に売れたソフトは『メタルギア・ソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』です。

国内販売数は70.6万本となっています。

『メタルギア・ソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』は、2008年6月12日にPlayStation 3専用ソフトとして発売されました。

小島秀夫氏が監督・脚本・総監修を務めた本作は、「メタルギア」シリーズの本編としては4作目にあたり、長年続いたソリッド・スネークの物語に一つの終止符を打つ、シリーズの集大成とも言える作品です。

物語の主人公は、老化が急速に進行した「オールド・スネーク」。

世界中が戦争経済に依存する時代を背景に、スネークはかつての宿敵リキッド・オセロットの陰謀を阻止するため、世界各地の戦場を転戦していきます。

本作では過去作の登場人物たちも再集結し、長年のファンにとって感慨深い場面が多く描かれており、シリーズ全体を貫く「愛」「戦争」「遺伝子」「運命」といったテーマが濃密に語られています。

ゲームプレイは従来のステルスアクションを継承しつつも、戦場に身を置く形での潜入が大きな特色となっており、敵兵士との関係性や環境によって戦術が柔軟に変化します。

多彩な武器やガジェットの使用、カモフラージュ機能付きのスーツ「オクトカム」、戦場での勢力バランスに影響を与える行動など、奥深い戦略性が魅力です。

また、PlayStation 3の性能をフル活用したリアルなグラフィックや、長尺のカットシーンによるシネマティックな演出も話題となりました。

『MGS4』は、ゲームでありながら映画的な重厚さを持ち、プレイヤーに強い没入感と感動をもたらす作品として高い評価を受けました。

一部では長すぎるカットシーンに賛否もありましたが、シリーズファンにとっては待望の決着編であり、ソリッド・スネークというキャラクターの人生と運命を見届ける、極めて意義深い一作として記憶されています。

本作はPlayStation 3でしか体験できない名作として、今もなお多くの支持を集めています。

7位:テイルズ・オブ・エクシリア・・・67万本

【PS3】テイルズ オブ エクシリア part1
タイトルテイルズ オブ エクシリア
発売日2011年9月8日
メーカーバンダイナムコゲームス
国内販売数67万本

PlayStation3用ソフトの内、国内で7番目に売れたソフトは『テイルズ オブ エクシリア』です。

国内販売数は67万本となっています。

『テイルズ オブ エクシリア』は、2011年9月8日にPlayStation 3専用ソフトとして発売されました。

バンダイナムコゲームス(当時)の「テイルズ オブ」シリーズ15周年記念作品として開発され、シリーズ初となるダブル主人公制や、新たな世界観、進化した戦闘システムなど、革新的な要素を多数取り入れた意欲作です。

物語は精霊と人間が共存する世界「リーゼ・マクシア」を舞台に、精霊の使い手である医学を志す青年「ジュード・マティス」と、精霊の主マクスウェルとして人の姿をとる少女「ミラ=マクスウェル」の2人の視点から描かれます。

プレイヤーは最初にジュードかミラのどちらかを選び、それぞれの立場から物語を体験することができます。

両者の行動や視点の違いが、世界の真実や人間の在り方についてのテーマをより立体的に浮かび上がらせています。

バトルは「ダイナミック・クロスチェイン・リニアモーションバトルシステム(X-LMBS)」と呼ばれる新システムを採用しており、パーティキャラクター同士の「リンク(連携)」を活かした連携技やサポート行動が戦術の鍵となります。

コンボや位置取りに加え、リンクアーツや特殊なフィニッシュ技も使えるため、爽快かつ戦略的なバトルが展開されます。

またキャラクターの育成には「リリスオーブ」という成長盤が用意されており、プレイヤーの自由なビルドが可能です。

グラフィック面では、キャラクターのアニメ調ビジュアルと美しい背景が融合し、物語の雰囲気をより一層引き立てています。

アニメーションムービーはufotableが担当し、臨場感のある演出とドラマチックな展開に深みを与えています。

『テイルズ オブ エクシリア』はシリーズの伝統を守りながらも、戦闘、物語、演出において数々の新しい試みを行い、次世代の「テイルズ」像を提示した作品です。

後に続編『テイルズ オブ エクシリア2』も発売され、物語はさらに深みを増しながら完結へと向かいます。

シリーズファンはもちろん、新規ユーザーにも受け入れられ、PlayStation 3時代の代表的RPGの一つとして高く評価されています。

8位:グランツーリスモ5・・・60万本

「グランツーリスモ5」 S級ライセンス 攻略ムービー 前半
タイトルグランツーリスモ5
発売日2010年11月25日
メーカーソニー(発売元)
ポリフォニー・デジタル(開発元)
国内販売数60万本

PlayStation3用ソフトの内、国内で8番目に売れたソフトは『グランツーリスモ5』です。

国内販売数は60万本となっています。

『グランツーリスモ5』は2010年11月25日に日本国内でPlayStation 3専用ソフトとして発売されました。

ポリフォニー・デジタルが開発を手がけた本作は、リアルドライビングシミュレーターとして知られる『グランツーリスモ』シリーズの本編5作目にあたり、シリーズ初のHD画質・フルスペックで展開された正統進化のタイトルです。

本作では、これまで以上に現実の車とサーキットの挙動・質感を追求し、グラフィック、物理エンジン、挙動モデルのすべてが大幅に進化。

収録車種は1,000台以上にのぼり、日産GT-Rやフェラーリ、ランボルギーニといった実在メーカーの最新モデルから、クラシックカーやコンセプトカーまで幅広く網羅されています。

またサーキットもニュルブルクリンクや鈴鹿サーキット、ラグナ・セカなど世界中の実在コースに加え、架空のオリジナルコースも多数収録されており、バリエーションに富んだドライビング体験が楽しめます。

ゲームモードには、従来のライセンス制やキャリアモードに加えて、天候変化や昼夜のサイクルが導入され、よりリアルな環境の中でのレースが可能になりました。

さらにレーシングカーだけでなく、カートやNASCAR、WRCといった新たなカテゴリーも加わり、レースの幅が一層広がっています。

オンライン機能も強化され、最大16人でのネットワーク対戦や、自分のガレージやレースイベントを他のプレイヤーと共有する機能が実装されました。

またフォトモードでは、自分の愛車を美しい風景の中で撮影することができ、自動車ファンの心をくすぐる細かなこだわりが随所に光ります。

『グランツーリスモ5』はその圧倒的なリアリズムとボリュームによって、多くのレースゲームファンから高い評価を受けた作品であり、PlayStation 3世代を代表するレーシングシミュレーターとして、今なお語り継がれています。

シリーズの根幹を守りながらも、技術的な飛躍を遂げた一作として、リアルドライビングの新たな可能性を示した作品です。

9位:龍が如く5 夢、叶えし者・・・58.3万本

龍が如く5 夢、叶えし者 プレイ動画 1
タイトル龍が如く5 夢、叶えし者
発売日2012年12月6日
メーカーセガ
国内販売数58.3万本

PlayStation3用ソフトの内、国内で9番目に売れたソフトは『龍が如く5 夢、叶えし者』です。

国内販売数は58.3万本となっています。

『龍が如く5 夢、叶えし者』は2012年12月6日にPlayStation 3専用ソフトとして発売されました。

セガの人気アクションアドベンチャーシリーズ『龍が如く』の本編第5作にあたり、前作『龍が如く4 伝説を継ぐもの』で採用された複数主人公制をさらに発展させ、シリーズ最大級のスケールで物語とゲームプレイの両面を拡張した野心作です。

本作では桐生一馬に加え、冴島大河、秋山駿、澤村遥、品田辰雄の5人が主人公として登場し、それぞれが異なる目的や過去を抱えながら、全国5都市(東京・大阪・福岡・札幌・名古屋)を舞台に複雑に絡み合う巨大な陰謀に立ち向かっていきます。

各キャラクターには専用のシナリオとアクションが用意されており、街の雰囲気や住民の文化も地域ごとに細かく描き分けられているため、探索の楽しみもひときわ大きなものとなっています。

バトルシステムはキャラごとに個性が強く、桐生の王道的な喧嘩格闘スタイル、冴島のパワフルな重量級戦闘、秋山のスピード重視の連撃、元プロ野球選手である品田の変則的な投げ技、そしてアイドルとしての遥のダンスバトルなど、まったく異なるプレイフィールを味わうことができます。

遥のパートでは戦闘が存在せず、リズムゲーム要素を主体にストーリーを進めていく構成になっており、シリーズとしても異色かつ挑戦的な演出です。

ミニゲームやサブイベントも非常に充実しており、釣り、キャバクラ経営、雪まつり見物、グルメ食べ歩き、格闘大会参加など、多種多様なコンテンツが盛り込まれ、リアルな“日本の街を生きる”感覚を深く味わうことができます。

さらに、物語の随所には重厚な人間ドラマや熱い友情、裏切り、絆といったテーマが織り込まれ、シリーズファンにとっては見逃せない感動の場面も多く描かれています。

『龍が如く5 夢、叶えし者』は、技術面・ボリューム・演出のすべてにおいてPlayStation 3時代の限界を押し広げた大作であり、“物語重視型アクションアドベンチャー”としての到達点とも評される一本です。

その後リマスター版もリリースされ、新たな世代のプレイヤーにも再評価されている傑作となっています。

10位:龍が如く4 伝説を継ぐもの・・・55.7万本

【PS3】龍が如く4 伝説を継ぐもの【#1 第一部 秋山駿 一章 謎の金貸し】
タイトル龍が如く4 伝説を継ぐもの
発売日2010年3月18日
メーカーセガ
国内販売数55.7万本

PlayStation3用ソフトの内、国内で10番目に売れたソフトは『龍が如く4 伝説を継ぐもの』です。

国内販売数は55.7万本となっています。

『龍が如く4 伝説を継ぐもの』は2010年3月18日にPlayStation 3専用ソフトとして発売されました。

セガが手がける『龍が如く』シリーズの本編第4作であり、本作では初めての「複数主人公制」を導入し、これまでとは異なる構成と広がりを持つストーリー展開が大きな特徴となっています。

物語の舞台はシリーズおなじみの歓楽街「神室町(かむろちょう)」。

だが今回は一人の男の視点ではなく、4人の主人公――秋山駿(消費金融会社「スカイファイナンス」の社長)、冴島大河(極道の死刑囚)、谷村正義(神室署の刑事)、そしてシリーズの主人公・桐生一馬――のそれぞれの人生と視点から、1つの巨大な陰謀に巻き込まれていく様子が描かれていきます。

各章で視点が切り替わることで、同じ事件を別の立場から見直すような構成となっており、物語は次第に深みと緊張感を増していきます。

バトルアクションも主人公ごとに異なるスタイルが用意されており、秋山はスピードと蹴り技に特化し、冴島は圧倒的なパワーを誇る豪快な肉弾戦、谷村はカウンター主体の技巧派、そして桐生はバランスの取れた王道スタイルと個性豊かな戦闘が楽しめます。

街の中ではプレイヤーの選択によってイベントが分岐したり、ミニゲームやサブストーリーも豊富に用意されており、神室町で“生きる”感覚を強く味わえる設計になっています。

シリーズの醍醐味である濃厚な人間ドラマと重厚な脚本は本作でも健在で、異なる背景を持つ4人の男たちがある事件を通じて運命的に交差し、それぞれが「継ぐべきもの」を見出していく展開には、深い感動と余韻が残ります。

さらに街の細部にまで作り込まれたグラフィック、豪華キャストによる演技や映画的な演出など、エンターテインメントとしての完成度も極めて高い作品です。

『龍が如く4 伝説を継ぐもの』はシリーズにとっての大きな転換点となった作品であり、以降の作品にも多大な影響を与えることになりました。

新たな主人公たちの登場はファンに衝撃を与えながらも好評を博し、後年の『龍が如く5』や『0』へと続く、新たな時代の幕開けを告げた名作となっています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事では、PlayStation3用ソフトの国内売上販売数ランキングトップ10をご紹介しました。

気になる作品はありましたか?

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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