ニンテンドーDSソフトの、国内販売数ランキングトップ10がわかります。
みなさんこんにちは、syuyaです。
みなさんは『ニンテンドーDS』というゲームハードをご存じでしょうか?
ニンテンドーDSは任天堂が2004年に発売した携帯型ゲーム機で、上下2つの画面を備えた革新的なデザインが特徴です。
特に下画面はタッチスクリーンとなっており、スタイラスペンを使って直感的に操作できることが大きな魅力でした。
加えて音声入力やマイク、Wi-Fi通信機能も搭載されており、これまでのゲーム機にはない多様な操作方法と遊び方を可能にしました。
発売当初は、その独特なインターフェースに既存のゲームファンからは戸惑う声もありましたが、その斬新さはかえってゲーム慣れしていない新しいユーザー層を取り込む事に成功し、ゲーム人口の拡大に大きく貢献しました。
世界中で1億5千万台以上を売り上げ、任天堂の歴代ハードの中でも屈指の成功を収めた機種として知られています。ゲームの常識を変えた存在として、今も多くの人々の記憶に残る名機です。
この記事では、そんなニンテンドーDSから発売されたソフトの内、国内販売数が多かったソフトトップ10をご紹介しています。
1位:Newスーパーマリオブラザーズ・・・649万本
タイトル | Newスーパーマリオブラザーズ |
発売日 | 2006年5月25日 |
メーカー | 任天堂 |
国内販売数 | 649万本 |
ニンテンドーDSソフトの内、国内で最も売れたソフトは『Newスーパーマリオブラザーズ』です。
国内販売数は649万本となっています。
『Newスーパーマリオブラザーズ』は、2006年5月25日にニンテンドーDS向けに発売された、任天堂の看板タイトル「スーパーマリオ」シリーズの2Dアクションゲームです。
スーパーファミコン以降、しばらく3D作品が主流となっていたマリオシリーズにおいて、本作は実に十数年ぶりとなる新作の横スクロール型2Dマリオであり、多くのファンの期待を集めました。
ゲームは従来通り、ジャンプやダッシュを駆使してステージを攻略するというシンプルで親しみやすい内容を基盤としながら、メガキノコによる巨大化やミニキノコによる極小化など、斬新なパワーアップ要素を取り入れ、ゲームプレイに新鮮な驚きを与えています。
グラフィックは3Dモデルを用いた滑らかなアニメーションで描かれており、クラシカルな雰囲気を保ちながらも、現代的で洗練されたビジュアルが印象的です。
また、地上・地下・水中・空中など、ステージごとにバラエティ豊かな仕掛けや地形が用意されており、プレイヤーを飽きさせない構成となっています。
さらに、複数人で遊べるミニゲームや対戦モードも収録されており、友人や家族と一緒に楽しむことも可能です。
発売後は瞬く間に大ヒットを記録し、日本国内での販売本数は約647万本に達しました。その圧倒的なセールスは、ニンテンドーDSというハードの普及にも大きく貢献し、本作が新たなゲームユーザー層の獲得に果たした役割は非常に大きいものがあります。
2Dマリオの魅力を再確認させ、以降の『Newスーパーマリオブラザーズ』シリーズ展開の礎となった本作は、任天堂のゲーム史においても極めて重要な位置を占める一本といえるでしょう。
2位:ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・・・585万本
タイトル | ポケットモンスター ダイヤモンド・パール |
発売日 | 2006年9月28日 |
メーカー | 任天堂 |
国内販売数 | 585万本 |
ニンテンドーDSソフトの内、国内で2番目に売れたソフトは『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』です。
国内販売数は585万本となっています。
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』は、2006年9月28日にニンテンドーDS向けに発売された、ポケモン本編シリーズの第4世代にあたる作品です。
舞台となるのは、自然豊かで神話が色濃く息づく「シンオウ地方」。プレイヤーはこの地を冒険しながら、新たに登場する多数のポケモンたちと出会い、図鑑を完成させることを目指すとともに、ジムバッジを集めてポケモンリーグを目指します。
本作ではシリーズ初となるニンテンドーWi-Fiコネクションによるインターネット対戦や交換が可能となり、遠く離れたプレイヤーとのリアルタイム通信が大きな話題を呼びました。
また、ポケモンの育成や対戦の奥深さも一層進化しており、「とくせい」や「せいかく」などのシステムが戦略性を高め、やりこみ要素も格段に増加しました。
新たに登場した伝説のポケモン「ディアルガ」や「パルキア」は神話的な存在として描かれ、ストーリー全体に壮大なスケール感を与えています。
さらに、冒険の合間にはコンテストや地下探検などのサブコンテンツも充実しており、メインストーリー以外の遊びも豊富で、多彩な楽しみ方ができる作品となっています。
グラフィックはシリーズ初となる3D描写を一部に取り入れており、建物や背景の奥行きが感じられるようになったことで、ポケモンの世界がより立体的に表現されるようになりました。
ゲーム全体としては、これまでのシリーズファンはもちろん、新たにポケモンに触れるプレイヤーにも楽しめるバランスの取れた内容であり、発売直後から高い評価を受けました。
結果として日本国内だけでも約585万本を売り上げる大ヒットを記録し、ニンテンドーDS時代のポケモンブームを牽引するタイトルとなりました。
また世界でも1700万本以上を売り上げ、歴代ポケットモンスターシリーズの中でも5番目の売り上げを記録するなど、世界中で大ヒットした作品となります。
その後のリメイクやアニメ展開を含め、長く愛され続けるシリーズの転換点とも言える、重要な一本です。
3位:ポケットモンスター ブラック・ホワイト・・・554万本
タイトル | ポケットモンスター ブラック・ホワイト |
発売日 | 2010年9月18日 |
メーカー | 任天堂 |
国内販売数 | 554万本 |
ニンテンドーDSソフトの内、国内で3番目に売れたソフトは『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』です。
国内販売数は554万本となっています。
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』は、2010年9月18日にニンテンドーDS用ソフトとして同時発売された、ポケモン本編シリーズの第5世代にあたる作品です。
舞台となるのは、これまでの地方とは異なる文化と雰囲気を持つ「イッシュ地方」。
ニューヨークをモデルとした都市的な風景や多様な人々が描かれ、これまでのシリーズとは一線を画す独自の世界観が特徴となっています。
登場するポケモンは、殿堂入りまでは完全に新種の150匹に限定されており、まさにゼロからの出会いを楽しむことができる構成になっていました。
ゲームシステムも大きく進化しており、より滑らかなドットアニメーション、バトル中のカメラ演出、季節の変化など、ビジュアルと臨場感が格段に向上しました。
また、プレイヤーの行動によって発展していく「ハイリンク」や、他プレイヤーとの交流が活発に行える「Cギア」「ライブキャスター」など、通信機能を活かした要素も多く搭載されました。
さらに、悪の組織「プラズマ団」との対立を軸に、ポケモンと人間の関係そのものに問いを投げかけるストーリー展開は、シリーズの中でも特に重厚で、プレイヤーに強い印象を残します。
主人公とライバルたちの成長、そして伝説のポケモン「レシラム」または「ゼクロム」との出会いを通して描かれる物語は、単なる冒険にとどまらず、信念や対話といったテーマに踏み込んでおり、大人のファンからも高く評価されました。
発売後は国内で約554万本を売り上げ、ニンテンドーDS後期を代表する作品となるとともに、シリーズの方向性に新たな風を吹き込んだ革新的な作品として、多くの支持を集めました。
シリーズにおける転換点のひとつであり、記憶に残る物語体験を提供した一本です。
4位:おいでよ どうぶつの森・・・535万本
タイトル | おいでよ どうぶつの森 |
発売日 | 2005年11月23日 |
メーカー | 任天堂 |
国内販売数 | 535万本 |
ニンテンドーDSソフトの内、国内で4番目に売れたソフトは『おいでよ どうぶつの森』です。
国内販売数は535万本となっています。
『おいでよ どうぶつの森』は、2005年11月23日にニンテンドーDS向けに発売された、スローライフシミュレーションゲーム「どうぶつの森」シリーズの第4作目にあたる作品です。
本作では、プレイヤーは自然豊かな村に移住し、動物たちと共に気ままな生活を送りながら、釣りや虫とり、化石集め、家具のコレクションなど、日常の中の小さな楽しみを自分のペースで味わうことができます。
時間は現実と同じように流れ、季節ごとにイベントや景色が変わる仕組みになっており、日々の暮らしそのものがゲームとなる、独自の魅力を持った作品です。
本作の大きな特徴のひとつは、ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用したオンライン通信機能の実装です。
これにより、遠く離れた友人の村を訪れたり、自分の村に招いたりと、これまでのシリーズではできなかったインターネットを通じた交流が可能になりました。
手紙のやり取りや、果物・家具の交換などを通して、遊びの幅が大きく広がったことで、プレイヤー同士のつながりを重視する楽しみ方が強化されています。
また、DSの特性を活かしたタッチ操作や、マイクを使った音声コミュニケーションも一部で取り入れられており、これまで以上に直感的で自由なプレイが実現されています。
プレイヤーの個性が反映されるマイデザイン機能や、住民たちのユニークな会話、家や村の発展要素など、どれもがプレイヤーの生活に密着し、愛着を感じさせる仕掛けとなっています。
発売後は幅広い年齢層に支持され、国内で約535万本を売り上げる大ヒットを記録しました。
日常をそのまま遊びに変えるという独自のゲーム性と、心地よいコミュニケーションの手触りが、多くの人々にとって癒しと喜びをもたらし、『おいでよ どうぶつの森』はニンテンドーDSを代表するタイトルとして、その名を残しました。
シリーズの人気を確固たるものにした、記念碑的な作品です。
5位:もっと脳を鍛える 大人のDSトレーニング・・・510万本
タイトル | もっと脳を鍛える 大人のDSトレーニング |
発売日 | 2005年12月29日 |
メーカー | 任天堂 |
国内販売数 | 510万本 |
ニンテンドーDSソフトの内、国内で5番目に売れたソフトは『もっと脳を鍛える 大人のDSトレーニング』です。
国内販売数は510万本となっています。
『もっと脳を鍛える 大人のDSトレーニング』は、2005年12月29日にニンテンドーDS向けに発売された、脳科学者・川島隆太教授監修によるトレーニングソフトです。
前作『脳を鍛える大人のDSトレーニング』の続編として開発された本作は、「脳年齢」をテーマに、計算や音読、記憶力を使ったさまざまなミニゲームを通じて、脳の前頭前野を活性化させることを目的としています。
操作はタッチペンとマイクを活用し、直感的かつ手軽に取り組める設計となっており、ゲームに慣れていない中高年層を中心に幅広い世代に受け入れられました。
トレーニング内容は前作よりもさらにバリエーションが増え、日替わりで課題に取り組む「日々のトレーニング」や、記録を毎日つけて脳年齢の変化を可視化する機能など、継続して楽しめる仕組みが多く盛り込まれています。
また、複数人のデータを登録できるため、家族で使用するケースも多く、DSを家庭用学習ツールとして浸透させる大きなきっかけとなりました。
「ゲーム=子どもの遊び」という従来のイメージを覆し、大人でも楽しめる実用ソフトとして社会現象的な人気を博した本作は、新聞やテレビなどのメディアでも広く紹介されました。
結果として、国内での販売本数は約510万本に達し、ニンテンドーDSソフトの中でも上位に名を連ねる大ヒット作となりました。
娯楽と知的好奇心を見事に融合させたその内容は、単なるゲームを超えて、「毎日使う脳の健康習慣」として多くの人々の生活に溶け込みました。知育・脳トレブームの象徴とも言える、記憶に残る一本です。
6位:ドラゴンクエストIX 星空の守り人・・・440万本
タイトル | ドラゴンクエストIX 星空の守り人 |
発売日 | 2009年7月11日 |
メーカー | スクウェア・エニックス |
国内販売数 | 440万本 |
ニンテンドーDSソフトの内、国内で6番目に売れたソフトは『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』です。
国内販売数は440万本となっています。
『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』は、2009年7月11日にニンテンドーDS専用ソフトとして発売された、国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズのナンバリング第9作目です。
従来の据え置き型ハードから携帯機へと初めてプラットフォームを移した本作は、多くのファンにとって驚きと期待をもって迎えられました。
物語は天使の使命を持つ主人公が人間界に落ちてしまうところから始まり、「星のオーラ」を集める旅を通じて、世界に秘められた真実に迫っていきます。
壮大で感動的なストーリー展開と、シリーズおなじみのモンスターたち、そして新たな舞台設定が融合し、ドラクエらしさと新鮮さを同時に味わえる構成となっています。
本作の大きな特徴のひとつは、シリーズ初の「マルチプレイ」機能の搭載です。
ローカル通信を用いて最大4人までの協力プレイが可能となり、家族や友人と同じ世界を冒険できる楽しさが大きな話題を呼びました。
また、プレイヤーの分身である主人公や仲間キャラクターは、職業や外見、装備などを細かくカスタマイズできるようになっており、自分だけのパーティーを作り上げる楽しみも拡充されています。
さらに、「すれちがい通信」機能を利用した宝の地図の交換は全国的なブームを巻き起こし、駅や商業施設にプレイヤーが集まる現象も見られました。
ゲームシステム面でも多くの刷新があり、戦闘は引き続きコマンド式ながらもテンポが良く、スキルポイントによるキャラ育成や、多数のクエスト要素など、やりこみ度の高い設計がなされています。
グラフィックはDSの性能を活かした美しい3D描写で、ドラクエの世界観を丁寧に表現しながら、携帯機とは思えないスケール感を実現しています。
発売後は爆発的な人気を集め、国内販売本数は約432万本に達し、ニンテンドーDSで最も売れたRPGソフトのひとつとなりました。
伝統と革新を融合させ、シリーズの新たな可能性を切り開いた本作は、ドラクエの歴史においても特別な意味を持つ作品といえるでしょう。
7位:マリオカートDS・・・402万本
タイトル | マリオカートDS |
発売日 | 2005年12月8日 |
メーカー | 任天堂 |
国内販売数 | 402万本 |
ニンテンドーDSソフトの内、国内で7番目に売れたソフトは『マリオカートDS』です。
国内販売数は402万本となっています。
『マリオカートDS』は2005年12月8日にニンテンドーDS向けに発売された、人気レースゲームシリーズ「マリオカート」の第5作目です。
シリーズとしては初めて携帯ゲーム機での本格的なオンライン対戦に対応し、ニンテンドーWi-Fiコネクションを通じて世界中のプレイヤーとリアルタイムでレースを楽しめるという大きな進化を遂げました。
おなじみのキャラクターたちが多彩なコースを駆け抜けるという基本の面白さはそのままに、新たな要素や改良が多数盛り込まれています。
本作では、過去作の名コースをリメイクした「レトロコース」も多数収録されており、懐かしさと新鮮さが共存するバランスの取れた構成が魅力です。
また新アイテム「キラー」の登場や、スライドパッドではなく十字キーで操作する独自のプレイ感覚も、携帯機ならではの味わいを加えています。
さらにひとり用モードも非常に充実しており、タイムアタックやグランプリはもちろん、ミッションランという新たなチャレンジ型のステージも用意されており、対戦だけでなくソロでも長く遊べる内容となっています。
通信機能を活かしたマルチプレイも、ソフトが1本あれば複数人で楽しめる「ダウンロードプレイ」に対応しており、気軽に友人とのレースが楽しめる点も高く評価されました。
グラフィックはニンテンドーDSの性能を活かし、立体感のある滑らかなコース描写が実現されており、ゲーム全体に安定感と完成度の高さが感じられます。
発売後は国内で約402万本を売り上げ、携帯機におけるマリオカートシリーズの可能性を大きく広げる成功作となりました。
レースゲームの定番としてだけでなく、DSというハードの性能と魅力を世に知らしめた重要な一本です。
8位:ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー・・・397万本
タイトル | ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー |
発売日 | 2009年9月12日 |
メーカー | 任天堂 |
国内販売数 | 397万本 |
ニンテンドーDSソフトの内、国内で8番目に売れたソフトは『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』です。
国内販売数は397万本となっています。
『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』は、2009年9月12日にニンテンドーDS向けに発売された、ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 金・銀』のフルリメイク作品です。
ジョウト地方を舞台にした冒険が、新たなグラフィックとシステムによって生まれ変わり、原作の持つ温かみや懐かしさを大切にしながらも、現代的な遊びやすさと新要素が巧みに加えられています。
『ダイヤモンド・パール』『プラチナ』で導入された機能はもちろん、本作独自の魅力として、すべてのポケモンを主人公の後ろに連れ歩けるシステムが実装され、まるで本当にポケモンと共に旅をしているような感覚を味わうことができます。
さらに同梱された専用デバイス「ポケウォーカー」によって、現実世界での歩数をゲーム内の冒険に活かせる仕組みが登場し、遊びの幅がDS本体の外にまで広がりました。
このポケウォーカーを使ってポケモンを育てたり、道具を見つけたりといった要素は、健康志向や生活の一部としても親しまれ、従来のゲーム体験に新たな価値を加えています。
ゲーム内容も非常にボリューム豊かで、ジョウト地方の冒険を終えた後には、さらにカントー地方をも巡ることができ、合計16個のジムバッジを集める壮大な構成となっています。
リメイク作品でありながら、シリーズ未体験のプレイヤーにも分かりやすいナビゲーションやバトル演出が備わっており、初めてのポケモンとしてもおすすめできる完成度です。
また、通信機能を活かした交換・対戦も健在で、DS時代のポケモンシリーズを繋ぐハブ的な役割も果たしました。
発売後は高い評価と共に多くの支持を集め、国内では約397万本を売り上げる大ヒットを記録しました。
原作の思い出を大切にしながら現代的に再構築されたこのリメイクは、単なる復刻にとどまらず、新旧ファンが共に楽しめる珠玉の作品としてシリーズの中でも特別な存在となっています。
9位:脳を鍛える 大人のDSトレーニング・・・396万本
タイトル | 脳を鍛える 大人のDSトレーニング |
発売日 | 2005年5月19日 |
メーカー | 任天堂 |
国内販売数 | 396万本 |
ニンテンドーDSソフトの内、国内で9番目に売れたソフトは『脳を鍛える 大人のDSトレーニング』です。
国内販売数は396万本となっています。
『脳を鍛える 大人のDSトレーニング』は、2005年5月19日にニンテンドーDS向けに発売された、東北大学・川島隆太教授監修による脳科学トレーニングソフトです。
「ゲームをしない大人のためのDSソフト」というコンセプトのもと開発され、計算や音読、記憶、注意力を使ったシンプルなトレーニングを通して、前頭前野を活性化させることを目的としています。
日々の脳年齢を測定し、継続的に改善を目指す構成となっており、タッチペンでの手書き入力やマイクでの音声認識など、ニンテンドーDSならではの直感的な操作が採用されています。
本作は、ゲーム機に馴染みのない中高年層を中心に幅広い世代から支持を受け、DSというハードの潜在的な可能性を一気に引き出す原動力となりました。
毎日数分から取り組める気軽さと、スコアや脳年齢といったわかりやすい成果の可視化により、ゲームでありながら生活習慣の一部として受け入れられた点が大きな特徴です。
また、複数人でデータを共有できる機能により、家族で一緒に脳トレに励むという新たな遊び方も提案されました。
発売当時は「脳トレ」という言葉そのものが社会現象となり、テレビや新聞などのメディアでも頻繁に取り上げられ、ゲームソフトとしては異例の広がりを見せました。
国内販売本数は約396万本を記録し、知育・実用系ソフトの先駆けとしての地位を確立しました。
『脳を鍛える 大人のDSトレーニング』は、娯楽と教育の境界を曖昧にし、ゲームの新たな可能性を世に示した歴史的な一本として、今なお高い評価を受けています。
10位:トモダチコレクション・・・376万本
タイトル | トモダチコレクション |
発売日 | 2009年6月18日 |
メーカー | 任天堂 |
国内販売数 | 376万本 |
ニンテンドーDSソフトの内、国内で10番目に売れたソフトは『トモダチコレクション』です。
国内販売数は376万本となっています。
『トモダチコレクション』は、2009年6月18日にニンテンドーDS向けに発売された、ユニークなコミュニケーションシミュレーションゲームです。
プレイヤーは自分や家族、友人、芸能人など、自由に作成した「Mii」と呼ばれるキャラクターたちを島に住まわせ、彼らの日常生活を見守ったり関係を築かせたりしながら、まるで現実のようでいてどこかシュールな人間模様を楽しむことができます。
住民たちは独自の性格や趣味を持ち、恋愛や友情、ケンカ、結婚など、思わぬ展開を自然と引き起こすため、プレイヤーは干渉せずとも次々と生まれるドラマを観察し、時には介入しながら楽しむという、従来のゲームにはない独特の魅力を持っています。
ニンテンドーDSのタッチパネルとマイク機能を活用し、キャラクターに名前や声を入力することで、Miiたちはまるで本当に会話しているかのように音声で話し出します。
その滑らかとは言えない発話が逆にクセになるような味わいを生み、コミカルで予測不能な展開が、幅広い層の笑いと共感を呼びました。
ゲームの目的は明確には設定されておらず、いわば「住民たちが暮らす世界を覗き見る」こと自体がコンテンツとなっており、プレイヤー自身の創造力や好奇心によって何通りもの楽しみ方が可能となっています。
発売当初は大きなプロモーションが行われたわけではないものの、口コミやユーザー同士の話題によってじわじわと人気が広がり、最終的には国内で約370万本を売り上げる大ヒット作品となりました。
特に女性層やライトユーザーからの支持が厚く、「ゲームをしない人が遊ぶゲーム」としての評価を確立しました。
『トモダチコレクション』は、遊び手によってまったく異なる物語が紡がれる、不思議で自由な生活体験を提供した一本として、任天堂らしい独創性と温かみを体現した名作です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、ニンテンドーDS用ソフトの国内売上販売数ランキングトップ10をご紹介しました。
気になるソフトはございましたでしょうか?
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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