【ゲーム】Xboxソフト国内販売数ランキングトップ10

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Xbox(初代)用ソフトの、国内販売数ランキングトップ10がわかります。

みなさんこんにちは、syuyaです。

この記事ではXbox(初代)のソフトの国内販売数ランキングトップ10をご紹介しています。

Xbox(初代)はアメリカのマイクロソフト社が2001年に発売した家庭用ゲーム機で、同社にとって初のコンシューマー向けハードウェア製品でした。

当時ソニーのプレイステーション2が市場を席巻していた中、パソコンの技術を応用し、HDD(ハードディスクドライブ)やブロードバンド端子を標準搭載するという、他社製品にはなかった先進的な仕様が注目されました。

内蔵HDDを活用したセーブデータ管理や音楽CDを取り込んでゲーム中に再生できる機能など、当時としては非常に画期的な体験を提供していました。

代表的なローンチタイトルには後にシリーズ化されることになる『Halo: Combat Evolved』があり、この作品は初代Xboxの成功に大きく貢献しました。

グラフィック性能も高く北米市場を中心にコアゲーマー層に支持され、欧米では一定のシェアを確保しましたが、日本では他機種と比べて販売が振るわず、結果としては欧米市場向けの展開が中心となりました。

本体はやや大きく無骨なデザインでコントローラーも当初は非常に大きかったことから、日本市場では後に小型版の「コントローラーS」が導入されました。

ゲームソフトのラインナップは洋ゲー中心で当時の日本のユーザーの嗜好とはやや隔たりがありましたが、後のXboxブランドの基盤を築くうえで技術的にも戦略的にも重要な一歩だったと言えます。

この記事ではそんなXbox(初代)のソフトの国内販売数ランキングトップ10をご紹介しています。

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1位:デッドオアアライブ3・・・21.7万本

【初代XBOX】「デッド オア アライブ 3」をちょっとだけ遊ぶ
タイトルデッドオアアライブ3
発売日2001年11月22日
メーカーテクモ
国内販売数21.7万本

日本国内で最も売れたXbox専用ソフトは『デッドオアアライブ3』です。

国内販売数は21.7万本となっています。

『デッドオアアライブ3』はテクモ(現在のコーエーテクモゲームス)のチームNINJAが開発し、初代Xboxのローンチタイトルとして2001年11月15日に北米で、同年11月22日に日本で発売された3D対戦格闘ゲームです。

本作はXboxの高性能なグラフィック性能を最大限に活かしたビジュアル表現が大きな話題となり、キャラクターの滑らかな動きや美麗なステージ背景、衣装の細部に至るまで作り込まれた演出が当時のプレイヤーに強烈な印象を与えました。

特に髪や布の揺れをリアルタイムに表現する「ソフトボディ表現」は、格闘ゲームとしての臨場感を高めると同時に、本作のセールスポイントのひとつとなっています。

ゲームシステムとしては、前作までの高速かつ攻防の読み合いが重視されたプレイスタイルを踏襲しつつ、ステージの広がりや多段階の落下システム、豊富な打撃・投げ技を導入することでさらに戦略性が増しています。

新キャラクターも複数登場し、シリーズファンだけでなく新規ユーザーにも訴求力のある作品となっていました。

また、Xbox独占タイトルとして北米を中心に非常に高い評価を受け、販売本数も100万本を超えるヒットを記録。

Xboxの初期成功に大きく貢献したキラーソフトのひとつとして位置づけられています。

日本ではやや地味な存在でしたが、ビジュアル重視のゲーマーや対戦格闘ファンからは一定の支持を受け、後のシリーズ展開への礎を築きました。

2位:デッドオアアライブエクストリーム ビーチバレーボール・・・12.8万本

Dead or Alive Xtreme Beach Volleyball / RTX 3090 / XBOX emulator for PC XEMU
タイトルデッドオアアライブエクストリーム ビーチバレーボール
発売日2003年1月22日
メーカーテクモ
国内販売数12.8万本

日本国内で2番目に売れたXbox専用ソフトは『デッドオアアライブエクストリーム ビーチバレーボール』です。

国内販売数は12.8万本となっています。

『デッドオアアライブ エクストリーム ビーチバレーボール』は、テクモのチームNINJAが開発し、初代Xbox向けに2003年1月22日に日本で発売されたスピンオフ作品です。

本作は、人気格闘ゲームシリーズ『デッドオアアライブ』の女性キャラクターたちを主役に据え、戦いではなく南国のリゾート地での休暇をテーマにしたビーチバレーゲームという異色の構成が特徴です。

単なるスポーツゲームにとどまらず、水着やアクセサリーの収集、キャラクター間の信頼関係構築、カジノでの遊戯など、リゾートライフを体験する総合的な“バカンスシミュレーション”として設計されており、そのコンセプト自体が当時としては非常に斬新でした。

ビジュアル面では、Xboxの性能を活かしたリアルな水や肌の表現、キャラクターの自然な動きといったグラフィック表現が高く評価され、特にファン層には強い支持を受けました。

キャラクターの衣装や小物のバリエーションも豊富で、コレクション要素がプレイヤーの収集欲を刺激します。

ゲームとしての難易度は高くなく、リラックスして楽しめる作りになっており、格闘ゲームのような緊張感ではなく、癒やしや鑑賞を重視した内容となっています。

その一方で、女性キャラクターの性的魅力に大きく焦点を当てていたため、当時から一部では賛否の分かれる作品でもありました。

しかしながら、本作の商業的成功と独特の存在感はシリーズに新たな方向性を示し、後に続く“エクストリーム”シリーズの原点となる重要なタイトルとなりました。

初代Xboxの個性派タイトルとして、今なお語られることの多い一本です。

3位:Halo: Combat Evolved・・・7.7万本

【初代XBOX】「ヘイロー HALO」をちょっとだけ遊ぶ
タイトルHalo: Combat Evolved
発売日2001年11月15日
メーカーバンジー(開発)
マイクロソフト(販売)
国内販売数7.7万本

日本国内で3番目に売れたXbox専用ソフトは『Halo: Combat Evolved』です。

国内販売数は7.7万本となっています。

『Halo: Combat Evolved』はアメリカのゲームスタジオバンジーが開発し、マイクロソフトから初代Xbox向けに2001年11月15日に北米で、2002年4月25日に日本で発売されたファーストパーソン・シューティング(FPS)ゲームです。

本作は未来の宇宙を舞台に、人類と異星人連合「コヴナント」との戦いを描く壮大なSF戦争叙事詩であり、プレイヤーは強化兵士「マスターチーフ」となって、人工惑星“ヘイロー”の謎を探りながら戦闘を繰り広げていきます。

その高い没入感、巧みに構成されたステージデザイン、AIの挙動、シールドによる回復システム、そしてビークルを使った大規模戦闘など、当時の家庭用ゲーム機では革新的とも言えるゲームプレイを実現していました。

グラフィックも初代Xboxの性能をフル活用しており、広大な地形や宇宙空間、敵キャラクターのデザインなどが細部まで丁寧に描かれ、プレイヤーに強い印象を残しました。

また操作性やバランスの良さ、洗練されたUIなども高く評価され、コンシューマーFPSというジャンル自体の可能性を大きく押し広げたタイトルとして、ゲーム業界における評価は極めて高いです。

さらにローカルでの対戦プレイや協力プレイ機能も充実しており、マルチプレイヤーゲームとしても当時のユーザーに支持されました。

シリーズ化もされ、続編やスピンオフ、さらにはノベライズやアニメ展開など、Xboxブランドを象徴する看板タイトルへと成長しました。

『Halo: Combat Evolved』は単なるロンチタイトルにとどまらず、初代Xboxの普及を牽引したキラーアプリであり、現在に続く“ヘイロー・ユニバース”の礎を築いた歴史的な作品です。

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4位:デッド・オア・アライブ アルティメット・・・6.3万本

【初代XB】DEAD OR ALIVE 1 ULTIMATE デッドオアアライブ1アルティメット〔クリア動画〕【実況なし/初代XBOX/1080p/60fps/xbox360互換】
タイトルデッド・オア・アライブ アルティメット
発売日2004年10月7日
メーカーテクモ
国内販売数6.3万本

日本国内で4番目に売れたXbox専用ソフトは『デッド・オア・アライブ アルティメット』です。

国内販売数は6.3万本となっています。

『デッド・オア・アライブ アルティメット』は、テクモのチームNINJAが開発し、2004年10月7日に初代Xbox向けに発売された対戦格闘ゲームのコレクションタイトルです。

本作はシリーズ第1作『デッド・オア・アライブ』と、第2作『デッド・オア・アライブ2』を収録した2枚組で構成されており、特に『2』についてはXbox向けにフルリメイクが施され、当時としては非常に高品質なグラフィックと滑らかなアニメーションに生まれ変わっています。

光や質感の表現、水や風などのエフェクトも強化され、シリーズのビジュアル面での進化を象徴する一作となりました。

最大の特徴はXbox Liveに対応し、オンライン対戦が可能になった点です。

これにより、世界中のプレイヤーとリアルタイムで格闘を楽しむことができるようになり、コンシューマー向け格闘ゲームにおけるネット対戦の先駆けのひとつとしても評価されています。

ゲーム内容は、従来の打撃・投げ・ホールドの3すくみを軸とした高速で攻防が入れ替わる戦闘スタイルを継承しつつ、リメイク版では新たなステージやコスチュームも追加され、ファンには嬉しい仕様となっています。

また、原点である初代『DOA』もオリジナルに忠実な形で収録されており、シリーズの歴史を振り返るアーカイブ的な魅力も備えています。

『デッド・オア・アライブ アルティメット』は、シリーズの過去と現在を融合させた作品であり、初代Xbox世代における格闘ゲームの完成形のひとつとして、ファンから高い評価を受けたタイトルです。

オンライン対応やグラフィック技術の進化など、格闘ゲームの未来を指し示した意欲作でもありました。

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5位:NINJA GAIDEN・・・5.7万本

【初代XBOX】「NINJA GAIDEN」をちょっとだけ遊ぶ
タイトルNINJA GAIDEN
発売日2004年3月11日
メーカーテクモ
国内販売数5.7万本

日本国内で5番目に売れたXbox専用ソフトは『NINJA GAIDEN』です。

国内販売数は5.7万本となっています。

『NINJA GAIDEN』は、テクモのチームNINJAが開発し、2004年3月11日に初代Xbox向けに発売されたアクションゲームであり、同名の人気シリーズをハイエンド3Dアクションとして現代的に再構築した作品です。

プレイヤーはシリーズの主人公である超忍「リュウ・ハヤブサ」となり、悪の勢力に立ち向かう壮絶な戦いに身を投じていきます。

物語は超自然的な力を持つ「邪神の復活」をめぐる陰謀と復讐劇が描かれ、重厚なストーリーテリングと、世界観にマッチした美麗なグラフィックによって、プレイヤーを魅了します。

本作の最大の特徴はその非常に高い難易度と、緻密かつ爽快感あふれる戦闘システムです。

プレイヤーの操作技術が問われる本格的なアクションバランスが徹底されており、敵の攻撃を見切って回避し、反撃を叩き込むという硬派なプレイスタイルが求められます。

武器の種類や魔法(忍術)、アクションのバリエーションも豊富で、プレイの自由度も高く、やり込み要素も充実しています。

また、Xboxの性能を活かしたグラフィック表現は当時の水準を大きく上回るもので、キャラクターの細かな動きや背景の質感、演出の迫力などが高く評価されました。

さらに後にバージョンアップ版である『NINJA GAIDEN Black』も発売され、追加要素や難易度調整などが施されたことで、より完成度の高い作品として評価を確立しました。

『NINJA GAIDEN』は、単なるリブートではなく、アクションゲームの新たな基準を打ち立てた名作として、国内外のゲーマーから高い支持を受けました。

その後のシリーズ展開や、主人公リュウ・ハヤブサの他作品への客演など、テクモの看板タイトルのひとつとしての地位を不動のものとした記念碑的作品です。

6位:叢 MURAKUMO・・・5.2万本

【初代XBOX】「叢 -MURAKUMO- ムラクモ」をちょっとだけ遊ぶ
タイトル叢 MURAKUMO
発売日2002年9月26日
メーカーフロム・ソフトウェア
国内販売数5.2万本

日本国内で6番目に売れたXbox専用ソフトは『叢 MURAKUMO』です。

国内販売数は5.2万本となっています。

『叢 MURAKUMO』はフロム・ソフトウェアが開発し、2002年9月26日に初代Xbox向けに発売された、ハイスピードなメカアクションゲームです。

本作の舞台は、2100年代の未来都市「YOKOHAMA CHRONOS」。

人類が高度な人工知能を搭載した無人兵器「R.A.(ラグナロクアーマー)」を生み出したことで、その暴走に対処すべく、特殊部隊「MURAKUMO」が立ち上がるというSF色の強いストーリーが展開されます。

プレイヤーはこの部隊のパイロットとして、高速移動を活かしながら敵機を追跡・破壊していきます。

ゲームプレイの最大の特徴は、通常のロボットゲームとは一線を画す“超高速機動”アクションです。

市街地や山岳地帯を縦横無尽に駆け抜けるスピード感は、他のメカゲームでは味わえない独特の爽快感があります。

一方でスピード重視の設計のために操作の難易度も高く、敵を視認・追尾しながら戦うには慣れが必要となります。

グラフィックは当時の初代Xboxならではの高精細な描写で、未来都市の立体的な構造やエフェクトなどが印象的に描かれており、没入感を高める演出にも力が入っています。

またプレイアブルキャラごとに異なる機体性能や武装を使い分けることで、アクションのバリエーションも生まれます。

ただし、発売当初はゲームの難易度調整やカメラワーク、ステージ構成の単調さなどに関して、プレイヤーから賛否が分かれたタイトルでもあります。

それでも、「スピード」に全振りしたコンセプトの大胆さや、オリジナルの世界観を貫いた姿勢は、現在でも一部のユーザーに強い印象を残しています。

『叢 MURAKUMO』は、フロム・ソフトウェアがXboxという新天地で試みた挑戦作であり、その実験的な意欲や世界観は、同社の後のタイトルにも影響を与えたと言えるかもしれません。

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7位:幻魔 鬼武者・・・5万本

【初代XB】幻魔 鬼武者【実況なし/初代XBOX/XBOX360互換/1080p/60fps】
タイトル幻魔 鬼武者
発売日2002年12月26日
メーカーカプコン
国内販売数5万本

日本国内で7番目に売れたXbox専用ソフトは『幻魔 鬼武者』です。

国内販売数は5万本となっています。

『幻魔 鬼武者』は、カプコンが開発し、2002年12月26日に初代Xbox向けに発売されたアクションアドベンチャーゲームです。

本作は2001年にPlayStation 2で発売された『鬼武者』の強化移植版であり、グラフィックの向上や新要素の追加を施した“完全版”とも言える内容になっています。

物語は、戦国時代を舞台に、実在の人物「明智左馬介」が、幻魔と呼ばれる異形の存在と戦いながら、誘拐された姫を救うというダークファンタジー色の強い展開が描かれます。

Xbox版の『幻魔 鬼武者』では、キャラクターのテクスチャ解像度や光源処理、モーションの滑らかさなどが全体的にブラッシュアップされており、当時の家庭用ゲーム機としてはハイレベルなビジュアルを実現しています。

敵キャラクターやボス戦の演出も強化され、特に新たに追加された「幻魔強化システム」により、敵が突如としてパワーアップする緊張感のあるバトルが味わえるようになっています。

また、新コスチュームや追加イベント、さらには新たな敵キャラや攻撃パターンの変化など、オリジナル版をプレイ済みのユーザーにも新鮮な体験が提供されました。

加えて、セーブポイントの増加や一部バランス調整など、遊びやすさにも配慮されています。

操作性は直感的で、刀を使ったスピーディーなアクションと、魂を吸収して強化する成長要素が組み合わさったゲーム性は、当時のプレイヤーから高い評価を受けました。

また、映画のようなカメラワークや、坂口拓や金城武といった俳優のキャラクター起用も話題となり、リアルとゲームの融合を強く意識した作品としても知られています。

『幻魔 鬼武者』は、初代Xboxでの和製アクションタイトルの中でも完成度が高く、シリーズの魅力を次世代機に昇華させた意欲作として、今なお語り継がれる一本です。

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8位:Halo2・・・4.6万本

【Xbox】Halo2 #1【プレイ動画】
タイトルHalo 2
発売日2005年4月21日
メーカーバンジー(開発)
マイクロソフト(販売)
国内販売数4.6万本

日本国内で8番目に売れたXbox専用ソフトは『Halo 2』です。

国内販売数は4.6万本となっています。

『Halo 2』はアメリカのゲーム制作会社バンジーが開発し、マイクロソフトから2004年11月9日に北米で、2005年4月21日に日本で発売された、初代Xbox向けのファーストパーソン・シューティング(FPS)ゲームです。

本作は、前作『Halo: Combat Evolved』の続編として、強化兵士「マスターチーフ」と人類の存亡をかけた戦いが、より壮大なスケールで描かれています。

前作のラストから直接物語がつながっており、地球圏に攻め寄せる異星人同盟「コヴナント」との激戦、さらにはコヴナント側の視点を持つ新キャラクター「アービター」の登場によって、単なるヒーロー譚ではない多面的なドラマが展開されていきます。

グラフィック面では初代Xboxの限界を押し広げる美麗なビジュアルが実現され、都市戦や宇宙空間、コヴナントの聖地といった多彩なロケーションがリアルに描かれています。

また武器を両手に持つ「デュアル・ウィールド」や、車両の奪取といった新システムが追加され、戦闘の自由度と戦略性が大きく向上しました。

特筆すべきはXbox Liveを介した本格的なオンライン対戦モードの実装です。

マッチメイキングやランキング機能が整備されたことで、コンシューマーFPSにおけるオンラインマルチプレイのスタンダードを確立し、後のゲーム業界全体に与えた影響は非常に大きなものでした。

世界中のプレイヤーとの熾烈な対戦や、カスタムルールによるコミュニティ主導の遊び方も盛り上がり、まさに“現代のeスポーツ文化の原点のひとつ”とも言える作品となっています。

物語の終盤には衝撃的な展開と共に“続編への引き”がなされ、賛否を呼びつつも続くシリーズへの期待を高める形となりました。

『Halo 2』は家庭用ゲーム機におけるFPSジャンルを決定的に普及させた金字塔的タイトルであり、Xboxの歴史、さらにはゲーム史全体においても非常に重要な作品です。

シリーズの象徴となる存在であり、多くのプレイヤーにとって記憶に残る伝説的な一作と言えるでしょう。

9位:パンツァードラグーン オルタ・・・4.4万本

初代Xbox パンツァードラグーンオルタ Panzer Dragoon Orta #チュートリアル
タイトルパンツァードラグーン オルタ
発売日2002年12月19日
メーカーSEGA
国内販売数4.4万本

日本国内で9番目に売れたXbox専用ソフトは『パンツァードラグーン オルタ』です。

国内販売数は4.4万本となっています。

『パンツァードラグーン オルタ』はSEGAのスマイルビットが開発し、2002年12月19日に初代Xbox専用ソフトとして発売された3Dシューティングゲームです。

本作はセガサターン時代に人気を博した『パンツァードラグーン』シリーズの正統続編にあたり、美しくも儚い幻想世界を舞台に、少女「オルタ」とドラゴンとの旅を描いた壮大な物語が展開されます。

ジャンルとしてはレールシューティングに分類され、プレイヤーはオルタが騎乗するドラゴンを操作しながら、空中や地上を飛び交う敵を次々と撃ち落としていきます。

最大の魅力は幻想的な世界観と、それを表現する芸術的なグラフィックです。

当時のXboxの性能を活かし、広大な空間や異形の敵、精緻に描かれた機械文明と自然が融合した背景美術などが高い評価を受けました。

また坂本龍一が手がけた印象的な楽曲をはじめとするサウンドも、物語の深みと没入感を一層引き立てています。

ゲームプレイではドラゴンが3つの形態(スピード型・パワー型・バランス型)に変化できるシステムが特徴的で、敵の配置や攻撃パターンに応じて瞬時に切り替える戦略性が求められます。

さらに前後左右を自由に向けてロックオン攻撃を仕掛ける独自の視点切替や、迫力あるボス戦もシリーズファンにはたまらない魅力です。

また、豊富なアンロック要素も用意されており、過去作『パンツァードラグーン』の完全移植版も収録されるなど、シリーズへのリスペクトも込められています。

『パンツァードラグーン オルタ』はXbox初期の名作として、今なお語り継がれる作品であり、緻密な世界観、完成度の高いゲーム性、そして芸術的センスが融合した、SEGAらしさが光る傑作といえるでしょう。

シリーズ最後の完全新作となった本作は、多くのファンにとって忘れられない一本です。

10位:真・女神転生 NINE・・・4.3万本

真・女神転生NINE 1章
タイトル真・女神転生 NINE
発売日2002年12月5日
メーカーアトラス
国内販売数4.3万本

日本国内で10番目に売れたXbox専用ソフトは『真・女神転生 NINE』です。

国内販売数は4.3万本となっています。

『真・女神転生 NINE(ナイン)』は、アトラスが開発し2002年12月5日にXbox向けに発売されたRPG作品で、『真・女神転生』シリーズの外伝的な位置づけにあるタイトルです。

物語の舞台は、近未来の仮想都市「センター」と呼ばれるインターネット上の世界。

人々は現実と仮想空間を行き来しながら暮らしている中、突如として現れた悪魔たちがネットワーク上に混乱をもたらします。

プレイヤーは、仮想空間内で悪魔と契約しながら事件の真相を追い、秩序を回復すべく行動していきます。

本作の大きな特徴は、リアルタイムとターン制を融合させた独自のバトルシステムにあります。

戦闘中は時間が流れ続け、プレイヤーは戦況を見ながら仲魔(仲間の悪魔)に細かい指示を出していく必要があり、従来のシリーズ以上に戦略的な判断力が問われます。

また悪魔合体や属性による人間関係の変化など、『メガテン』らしい要素も健在で、緊張感と奥深さのあるゲームプレイが楽しめます。

タイトルの“NINE”は、「Neutral」「Ideal」「Nihilism」「Ego」「Law」「Chaos」「Order」「Freedom」「Realism」という9つの思想傾向を指しており、ゲーム中の選択肢や行動によって主人公の思考が変化し、マルチエンディングに分岐していくという思想シミュレーション的な要素も盛り込まれています。

こうしたプレイヤーの倫理観や価値観が物語に反映される構造は、本作ならではの魅力です。

もともとはオンライン対応を前提に開発されていましたが、最終的にオフライン専用ソフトとして発売され、後に計画されていたオンライン版は中止されることとなりました。

そのため“NINE”というタイトルに対して、プレイヤーの間で混乱も生じましたが、実験的な設計やテーマ性の高さには今なお根強い評価があります。

『真・女神転生 NINE』は、初代Xboxというプラットフォームで挑戦的に展開された作品であり、シリーズの枠にとらわれず、SF的世界観と思想シミュレーションを融合させた異色の意欲作として記憶されています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事では、Xbox専用ソフトの国内売上販売数ランキングトップ10をご紹介しました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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