みなさんこんにちは、syuyaです。
皆さんは海外旅行に行かれたことはありますか?
この世界には、想像を絶するような絶景スポットが数多くあります。
中にはゲームやアニメの世界と見間違うような、現実世界とは思えないスポットもたくさんあります。
この記事では、そんな世界の絶景スポットを、皆様にご紹介したいと思います。
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ダイアヴィク鉱山(カナダ)
カナダ ダイアヴィク鉱山
まるで隕石に穿たれたかのように、地表にぽっかりとあいた大穴。
これらを作り出したのは、他ならぬ我々人間です。
カナダ、ノースウェスト準州の州都イエローナイフから北に300キロメートルにあるグラス湖という湖に、この幻想的な鉱山は存在しています。
世界でも珍しい湖上に掘られた採掘場であり、上空からの風景はまるでゲームのダンジョンの入り口のように見えます。
この鉱山から主に産出されるのは質のいいダイヤモンド鉱石であり、2023年現在でもかなりの利益を生み出し続けています。
レインボーマウンテン(中華人民共和国)
中国 レインボーマウンテン
画像引用 https://www.his-j.com/tyo/zekkei/chouekitanka/
まるで火星に降り立ったかのような地面です。
中華人民共和国中央部にある、湖北省十堰市丹江口市にこの絶景はあります。
いわゆる丹霞地形(たんか地形)というもので、地面の隆起と浸食によって地表に現れた赤い堆積岩がそそり立つ地形となっています。
これだけの絶景スポットなのですが、2008年まで一般公開されておらず、それまで中国人にもほとんど知られていなかったようです。
しかしSNSなどで発信されると、瞬く間に絶景スポットとして知られるようになりました。
今では観光客や、中国国内外のインフルエンサーなどが、こぞって訪れる人気の観光スポットとなっています。
ライプツィヒ・ハレ空港(ドイツ)
ドイツ ライプツィヒ・ハレ空港
https://www.airliners.net/
にわかには信じがたい、まるでコラ画像のような写真ですが、実在する風景なのです。
ライプツィヒ・ハレ空港は、ドイツ連邦共和国東部のザクセン州にある国際空港です。
この空港の特筆すべき点は、一部滑走路が写真のように高速道路の上を渡っているという事でしょう。
飛行機の側からも車の側からも、恐怖でしかないような構造です。
私ならこの滑走路の下を通り抜けしたくありませんね。
なぜこのような事になったかという理由は、この空港の出来た経緯に関係しています。
このライプツィヒ・ハレ空港は、元々第二次世界大戦における軍の戦闘機用の空港として建造されました。
軍の空港で何より重要視されるのは、空港を使用する軍人の安全性よりも、いかに機能的に戦闘機を飛ばせるかという効率性です。
その際、軍隊の要望に応じて空港内の効率性を追求した結果、現在のような滑走路の下に車道を通すという不思議な構造となったのです。
戦後、残された軍事用の空港を民間用に再利用しようという話が持ち上がります。
その時、既にあったこの滑走路と道路を壊して、一から作り直すのは莫大なコストがかかるということが判明します。
そのため、この特異な構造は維持したまま、民間用の空港としてそのまま利用する事にしたようです。
効率性を愛するドイツ人らしいエピソードですね。
このような見た目ではありますが、もちろん徹底的な安全管理がされている為、安心して利用する事が出来ます。
そのダイナミックな光景を見に、空港マニアのみならず世界中から人々が見学に訪れる人気のスポットとなっています。
セノーテ(メキシコ)
メキシコ セノーテ
https://maki-maki-blog.com/cenote/
中米にある国家であるメキシコにある半島のユカタン半島には、綺麗な水が溜まった洞穴のような場所が点在しています。
これらは”セノーテ”と呼ばれています。
セノーテは石灰岩でできた地面を地下水が侵食する事により、長い期間をかけて形成されたもので、現在の形になるまで数千年の長い年月をかけて浸食していったと言われています。
セノーテに溜まっている地下水はとても綺麗であり、人が飲んでも問題ない水質であると言われています。
その為、古くにこの地域に栄えたマヤ文明にとっての貴重な水資源であったようです。
マヤ文明において、セノーテは神聖な場所として祀られてきました。
時は下り現代でも、この自然が作り出した神秘的な光景は、人に神の存在を感じさせる場所となっています。
また、現代ではその神秘的な光景を見る為に、世界各国から観光客が訪れる人気のスポットとなっています。
またセノーテは中に入って泳ぐ事も可能で、泳いだりダイビングを楽しんだりなど、様々なレジャーが可能な場所となっています。
ヒリアー湖(オーストラリア)
オーストラリア ヒリアー湖
https://www.amusingplanet.com/2013/03/pink-lake-hillier-in-australia.html
オーストラリアの西オーストラリア州にあるミドル島には、世にも奇妙なピンクの湖があります。
このピンク色の正体は、湖の水に生息しているドナリエラと呼ばれる微生物によるものと考えられています。
ドナリエラはトマトやニンジン、フラミンゴなど表面の色を作ることで知られる、天然色素であるカロテノイドを作り出します。
その作用により、湖全体がこのような奇妙な色になっているそうです。
驚くべきことに、仮に湖の水をすくってコップに入れたとしても、水はピンク色のままだそうです。
その見た目とは裏腹に、湖の水は人体にとって特段有害という訳ではなく、普通に泳ぐ事が可能です。
もしあなたが泳げなくても大丈夫。
死海に匹敵するほどの濃い塩分濃度の為、何もしなくても浮いてしまいます。
また、泳ぐ際には塩分濃度の高い水が目に入ったりしないよう、注意が必要です。
そして死海と同じく、その塩分濃度の高さゆえに、湖中には微生物の他には生物は存在しないようです。
ザ ウェーブ(アメリカ合衆国)
アメリカ合衆国 ザ ウェーブ
Gb11111, CC0, via Wikimedia Commons
地上であるにもかかわらず波打つ水面のような文様のこの地形は、アメリカ合衆国の南西部のアリゾナ州の国立公園であるバーミリオン国立公園にある”ザ・ウェーブ”と呼ばれる地形です。
この特徴的な地層は、恐竜が闊歩していたジュラ紀頃に形成されたといわれています。
後の時代ににその上に形成された砂漠が、雨などに浸食された事により流され、鉄分を多く含んでいたこの古い地層が露出して出来たと言われています。
とても貴重かつ脆い砂岩で構成されている為に、国により1日当たりに立ち入れる人数に制限を設けるなど、手厚い保護政策がなされているようです。
ジャイアントコーズウェイ(イギリス)
https://irl-ryugaku.com/giants-causeway/
この人工物かと見紛うような奇妙な地面は、自然現象によって形作られたれっきとした自然物です。
この特徴的な地形であるジャイアンツ・コーズウェイがあるのは、イギリスの領土であるアイルランド島の北端です。
この奇妙な形の地形は、この地域で約6000万年前に起きた火山活動により、マグマが地表に噴き出た事で形作られました。
マグマの主成分は玄武岩と呼ばれる鉱石であり、そのマグマが地表に出て急速に冷却され固った際、自然界で形作られやすい形である六角形の柱が多数形成されたと考えられています。
この地はアイルランド島でも数々の伝承の舞台とされ、アイルランドの巨人であるフィン・マックールとスコットランドの巨人であるベネディクトが、ここの玄武岩の柱を用いて戦ったという伝説が残っています。
この特異な地形と周囲の風光明媚な風景を目当てに、世界中から観光客が訪れる屈指の観光スポットとなっています。
地獄の門(トルクメニスタン)
Tormod Sandtorv – Flickr: Darvasa gas crater panorama, CC 表示-継承 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=18209432による
RPGの世界観で言うならば、この門をくぐった先にラスボスがいそうですよね。
このゲームの世界のような大穴は、中央アジアに位置するトルクメニスタンのカラクム砂漠にあります。
この燃え盛る大穴は自然が作り出したものではなく、人為的に作られたものです。
と言っても、意図的に作られたのではなく、作業中に起きた人的ミスによって作られたのです。
1971年当時、トルクメニスタンはソビエト連邦の一部でした。
ソビエトの技術者はこの大穴の底にある天然ガス資源に目を付け、採掘の為の機器などを周辺に設置しようとしたのですが、人的ミスによってその機器が穴の底に滑落してしまいます。
その衝撃により、地底の天然ガスが溜まっていた洞窟が崩れ、人体に有毒なガスが漏れてしまうという事態に陥ります。
ソビエトの科学者たちは有毒ガスの漏出を抑えるべく、ガスの出口に火をつける事にしました。
その結果、さながら燃え盛る地獄の入り口のような大穴が出来上がったのです。
科学者の当初の予想では、数十年の内に洞窟内の天然ガスが枯渇し、炎も収まるだろうと見られていましたが、その予想は外れ、2023年現在でも貴重な地球の資源である天然ガスを消費して、燃え続けています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
世界に存在する信じられないスポットを8か所、ご紹介しました。
日本にいたら、生涯絶対に観られないような、信じられない光景ばかりだと思いませんか?
世界には、我々の想像を絶する光景が、ここで紹介した他にもまだまだ存在します。
せっかくの人生、一度くらいはそういった光景を、この目で実際に観てみたいものですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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