みなさんこんにちは、syuyaです。
ご存じの通り、日本には数多くの駅があります。
そんな日本の駅の数一体いくつかというと、その数は2023年時点で何と9055駅!
なんと一万近い駅があるんですね。
みなさんは一万駅の内、一体いくつの駅を利用した事がありますか?
私はせいぜい、100~150駅といった所でしょう。
そんな一万もの駅の中には、一風変わった駅名や読み方を知らなければ読めない駅名などが多数あります。
この記事では、そんな難読駅名・おもしろ駅名をご紹介します。
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小前田駅(おまえだ駅)
画像引用:http://soudasaitama.com/sightseeing/2960.html
次は、オマエダ、オマエダ
電車に乗っていて、車内アナウンスでそんな事を言われたら怖いですよね。
でも、埼玉県のとある鉄道ではそれが実際に起こるんです。
実際の車内アナウンスの様子が、こちらです。
小前田駅は埼玉県秩父市を走る私鉄”秩父鉄道”にある駅名です。
”小前田”と書いて”オマエダ”と読みます。
漢字で書くとあまり怖くないのですが、音で聞くととても怖いですよね。
夜中にはあまり乗りたくないものです。
南蛇井駅(なんじゃい駅)
画像引用:https://kaisatsugazo.net/tag/%E4%B8%8A%E4%BF%A1%E9%9B%BB%E9%89%84
なんじゃい?
と、柄の悪いおじさんが言いそうなこんな駅名。
南蛇井(なんじゃい)駅は群馬県富岡市を走る私鉄”上信鉄道”にあります。
上記の”オマエダ”駅からの、”ナンジャイ”駅のコンボは見事ですね。
名前については、アイヌ語が語源という説があるようです。
笑内駅(おかしない駅)
画像引用:https://www.cafe-dragoon.net/trip/rosen/akita_jukan_line/15_okashinai.html
こんな駅名、おかしいですか?
いえいえ、おかしない駅です。
笑内(おかしない)駅は、秋田県北秋田市を走る秋田内陸縦貫鉄道にある無人駅です。
語源はまたもアイヌ語であり、”お・かし・ない”(川下に小屋のある川)が語源なのだそう。
愛し野駅(いとしの駅)
画像引用:https://www.cafe-dragoon.net/trip/rosen/sekihoku_line/a62_itoshino.html
この素敵な名前の駅は、北海道にあります。
愛し野(いとしの)駅は、北海道の新旭川から網走までをつなぐ、JR北海道石北本線にある素敵な名前の駅です。
この駅名は、この地区に住む住人を対象にした一般公募で名付けられた名前であり、
いつまでも愛のある街であるように
と名付けられたそうです。
とても素晴らしいネーミングセンスですね。
中学校駅(ちゅうがっこう駅)
画像引用:https://raillab.jp/record/304697
中学校駅・・・どこの中学?
そんなつっこみがしたくなる駅”中学校駅”は、千葉県佐倉市を走る交通システム山万ユーカリが丘線の駅名です。
因みにどこの中学校なのかというと、この駅の北西に位置する井野中学校という中学校なのだそうです。
この中学の学生にとっては格好の話のネタかもしれませんね。
親不知駅(おやしらず駅)
画像引用:改札画像.net
親不知、皆さんは何歳ごろに生え始めましたか?
このユニークな駅名の駅である親不知(おやしらず)駅は、北陸地方の私鉄であるえちごトキめき鉄道にある駅名です。
鉄道名もユニークですね。
この駅名の由来はちかくの地名に由来しており、新潟県糸魚川西岸の親不知・子不知とよばれる断崖地帯は古くからの交通の難所でした。
”その崖を超えるのに必死で、子供は親の事を忘れ、親は子供を顧みる余裕がない”
という言い伝えから来ているのだそうです。
ユニークな名前とは裏腹に、中々に過酷な由来だったんですね。
朝来駅(あっそ駅)
画像引用:https://onetouchdrawing2008.seesaa.net/article/201902article_12.html
次は朝来(あっそ)駅だよ!
あっそ
そんなギャグを、地元の小学生辺りがしてそうなこの駅名。
朝来(あっそ)駅は、和歌山県を走るJRきのくに線にある駅です。
和歌山県の有名な観光地である白浜駅の一つ前の駅であるため、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
駅名の由来は周辺の地名からであり、一説には朝来(あさご→あそ→あっそ)となまったのではないかと言われています。
宮本武蔵駅(みやもとむさし駅)
画像引用:https://kaisatsugazo.net/miyamoto-musashi.html
そうくるならば佐々木小次郎駅もあるのか?
となりますが、残念ながらそれはないようです。
このユニークな名前の宮本武蔵駅は岡山県を走る第三セクター線である智頭急行(ちずきゅうこう)にある駅の名前で、由来は言わずもがな剣豪である宮本武蔵からです。
一説にこの駅周辺が宮本武蔵の生誕地であるとされることから、そこにあやかってこの名前が名付けられました。
大歩危駅(おおぼけ駅)
画像引用:https://ekimeihyo.net/e/jrs/dosan.php
徳島県を走る四国旅客鉄道(JR四国)土讃線にある駅、その名も大歩危(おおぼけ)駅。
そして面白いことに、次の駅(または前の駅)は小歩危駅といいます。
この駅名は近くの大歩危小歩危という地名からとられており、この大歩危小歩危は吉野川の流れによって作られた優美な渓谷が特徴的な景勝地です。
そして渓谷であるため”大股で歩くと危険”という事から”大歩危”と名付けられたそうです。
ぼけっと歩いてはいけないという事ですね。
小歩危駅(こぼけ駅)
画像引用:https://ekimeihyo.net/e/jrs/dosan.php
大歩危に続き小歩危(こぼけ)駅です。
小歩危(こぼけ)駅は大歩危駅と同じく四国旅客鉄道(JR四国)土讃線にある駅であり、大歩危駅の隣の駅です。
由来は同じく地名の大歩危小歩危からであり、こちらの小歩危は
”小股で歩いても危ない”
という事から”小歩危”と名付けられたそうです。
事実、小歩危の方が険しい地形なのだそう。
大歩危よりも小歩危の方が危ないとは、なんともあべこべな感じがしますね。
海の王迎駅(うみのおうむかえ駅)
画像引用:https://ekimeihyo.net/e/tosakuro/nakamura.php
“海の王”とはいったい何者なのか?
この壮大な名前の海の王迎駅は、高知県を走る土佐くろしお鉄道中村線にある駅です。
その気になる由来ですが、鎌倉時代末期におきた後醍醐天皇による鎌倉幕府打倒の反乱である”元弘の乱”により、一度鎌倉幕府に捕らえられた後醍醐天皇の子である尊良親王がこの地に流刑にされたことが由来なのだそう。
尊良親王
つまりは”海の王”とは尊良親王の事だったようですね。
半家駅(はげ駅)
画像引用:https://ekimeihyo.net/e/jrs/yodo.php
一部の人にすごく刺さるこの駅名。
高知県を走る四国旅客鉄道(JR四国)予土線にあるこの駅の名はずばり半家(ハゲ)駅。
名前の由来は源氏に敗れこの地に流れ着いた平家の人間が”平”の字の横棒を下に移動して”半”にしたことからとされています。(”平家”→”半家”)
立地は、一級河川である四万十川沿いにある風光明媚な場所となっています。
後免駅(ごめん駅)
画像引用:https://ekimeihyo.net/e/tosakuro/asa.php
ハゲとかボケとか言って、ゴメンと言ったところでしょうか。
なんとも殊勝な名前のこの後免(ごめん)駅は、高知県を走る四国旅客鉄道(JR四国)の土佐くろしお鉄道(TKT)の駅です。
この駅名の由来は同名の地名からなのですが、当時の執政野中兼山が街を発展させるために住人に課される諸役(労働など)を免じた事から名付けられたとされています。
ゴメンどころか、労働を免じてくれてアリガトウな由来だったんですね。
土々呂駅(ととろ駅)
画像引用:https://onetouchdrawing2008.seesaa.net/article/202007article_23.html
となりの駅はトトロ。トトロ。
日本人なら誰でも知るあのキャラクターと同名のこの土々呂(ととろ)駅は、宮崎県延岡市土々呂町にある九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅です。
由来は同名の地名からきたもので、あの国民的アニメのキャラクターとは全く無関係なのだそうです。
面白山高原駅(おもしろやまこうげん駅)
画像引用https://www.cafe-dragoon.net/trip/rosen/senzan_line/17_omoshiroyamakougen.html
こんな駅名、面白すぎます。
この面白い名前の面白山高原駅があるのは、山形県を走るJR東日本仙山線です。
由来はそのまま面白山という山の名前からであり、その山の名前の由来は仙台側から見ると山の面が白く見える事からとの事です。
決して愉快であるわけではなかったようです。
面白山は登山場所としても人気が高く、この面白山高原駅はその登山道への最寄り駅として登山客によく利用されているそうです。
及位駅(のぞき駅)
画像引用https://www.cafe-dragoon.net/trip/rosen/ouu_line/2_07_nozoki.html
のぞきはいけませんね。犯罪です。
このちょっと危ない響きの駅名の及位(のぞき)駅は、山形県を走るJR東日本奥羽本線にある駅です。
気になる由来なのですが、なんと山岳修行からなのだそう。
この駅の近くにある男甑山(おごしき山)と女甑山(めごしき山)という険しい山の険しい断崖から宙づりになり、崖にある横穴を”のぞく”という厳しい修業が盛んだったのだそう。
そして修行者の一人が京に上り、この”のぞき”の行により天子から高い地位を与えられた由縁により、この地方を及位(のぞき)と呼ぶようになったのだそう。
のぞきはのぞきでも大変立派なのぞきだったのでした。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この世には何とも珍妙な駅名があるものですね。
しかしその由来を調べてみたら意外にも真面目な由来であったりして調べていて興味が尽きませんでした。
いずれこれらの駅の巡礼にも行ってみたいなと思っています。
皆様もぜひ珍妙な駅名の駅の巡礼の旅に出てみたらいかがでしょうか?
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新型コロナも収束にむかいつつある今、珍名駅巡り旅行も面白そうだとは思いませんか?
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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