Steamにおける、最高同時接続数ランキングトップ10の作品がわかります。
みなさんこんにちは、syuyaです。
この記事では、Steam最高同時接続数ランキングトップ10の作品をご紹介しています。
SteamはアメリカのValve社が2003年にサービスを開始したPC向けのゲーム配信およびデジタルコンテンツプラットフォームで、現在では世界最大級の規模を誇っています。
登場当初はValveが手がけた『Half-Life』シリーズなど自社タイトルのパッチ配信やマルチプレイ環境の整備を目的として導入されましたが、徐々にサードパーティ製のゲームが加わり、今では世界中の大手パブリッシャーから小規模なインディー開発者まで幅広い作品を取り扱うマーケットへと成長しました。
ユーザーはSteamアカウントを作成し、購入したゲームを自身のデジタルライブラリに追加することで、どのPCからでもダウンロード・インストールして遊ぶことができます。
ゲームは自動でアップデートされるため、常に最新のバージョンで楽しめるのが大きな利点です。
またクラウドセーブ機能により異なる端末でもデータを引き継いでプレイでき、利便性が高くなっています。
さらにSteamにはコミュニティ要素が充実しており、フレンドリストやボイスチャット、実績システム、ユーザーレビューといった機能を通じてプレイヤー同士が交流できます。
特に「Steamワークショップ」は、ユーザーが自作したMODや追加コンテンツを簡単に共有・導入できる仕組みとして人気を集めています。
こうした機能により、単なる販売サイトではなく、ゲーム文化を発展させる場としての役割を担っているのです。
また、毎年恒例の「Steamサマーセール」や「ウィンターセール」など、大型割引イベントもSteamを象徴する要素のひとつです。
これらのセール期間には数千本に及ぶゲームが大幅値引きされ、多くのユーザーがライブラリを充実させています。
近年ではゲームに加えて映像作品や実用的なソフトウェアの配信も行っており、PCユーザーにとって欠かせない総合エンターテインメントプラットフォームへと進化しています。
つまりSteamはデジタルゲームの購入・管理・アップデートの利便性を提供するだけでなく、プレイヤーや開発者を結びつけるコミュニティ的な役割を持ち、現代のPCゲーム市場を支える基盤として世界的に大きな影響力を持ち続けています。
この記事ではそんなSteamのソフトの内、同時接続数ランキングトップ10の作品をご紹介します。
- 1位:PUBG: Battlegrounds・・・約 3,257,248人(2018年1月)
- 2位:Black Myth: Wukong・・・約 2,358,580人(2024年8月)
- 3位:Palworld・・・約 2,101,867人(2024年1月)
- 4位:Counter-Strike 2・・・約 1,818,773人(2025年)
- 5位:Lost Ark・・・約 1,325,205人(2023年2月)
- 6位:Dota 2・・・約 1,295,114人(2016年3月)
- 7位:Cyberpunk 2077・・・約 1,054,388人(2020年12月)
- 8位:Elden Ring・・・約 953,426人(2022年3月)
- 9位:Banana・・・約 917,272人
- 10位:New World・・・約 913,634人(2021年10月)
- Steamを遊ぶ際にあったら便利なPCゲームグッズ
- まとめ
1位:PUBG: Battlegrounds・・・約 3,257,248人(2018年1月)
タイトル | PUBG: Battlegrounds |
ジャンル | バトルロイヤル マルチプレイヤーオンラインシューター |
配信開始日 | Steam早期アクセス開始 2017年3月23日 PC版正式(1.0)リリース 2017年12月20日 |
開発 | PUBG Studios |
ピーク同時接続数 | 約 3,257,248人 |
最も同時接続が多かったSteamゲームは『PUBG: Battlegrounds』です。
ピークの同時接続数は約 3,257,248人です。
『PUBG: Battlegrounds』は、最大100人のプレイヤー(モードにより変動)を一つのマップに降下させ、武器や装備を探索して生き残りをかける「バトルロイヤル」の代表作です。
プレイヤーは戦闘だけでなく、装備の選択、車両の活用、地形を生かした立ち回り、そして時間とともに縮小する「安全地帯」に合わせた移動判断といった要素を組み合わせて戦います。
視点は第一人称(FPP)と第三人称(TPP)を切り替えられるため、対戦の感触や戦術が大きく変わる点も特徴です。
オリジナルのマップ『Erangel』をはじめとして、砂漠マップや密林マップなど複数のフィールドが追加され、武器やアタッチメント、乗り物も多彩で、同一タイトル内で多様なプレイ体験を提供します。
またマッチ毎のランダム性(降下位置、ルート、初期装備の差)と高い緊張感が「勝てたときの達成感」を強め、ソロ/デュオ/スクワッドなどのチーム編成やランクマッチ、カスタムマッチ、公式大会といった競技的要素にも対応しています。
本作はリリース以降、ストリーミングプラットフォームや動画配信での露出が非常に大きく、配信者や大会を通じて爆発的に注目を集めたことでも知られます。
同時接続のピーク(史上最高同時接続数)は 3,257,248人 を記録しており、日付は 2018年1月13日 です。
この記録は、PC版の正式リリース(1.0)直後の勢いが続いていた時期に達成されました。
正式版リリースに伴う注目度の高まりや、リリース直後の仕様改善・ログイン特典(当時の運営アナウンスやパッチノートにある対応など)といった要因に加え、TwitchやYouTubeなどでの配信者によるプレイ露出が相乗して新規/復帰プレイヤーを大量に呼び込んだことが背景として挙げられます。
2位:Black Myth: Wukong・・・約 2,358,580人(2024年8月)
タイトル | Black Myth: Wukong |
ジャンル | アクションRPG |
配信開始日 | 2024年8月20日 |
開発 | Game Science |
ピーク同時接続数 | 約 2,358,580人 |
2番目に同時接続が多かったSteamゲームは『Black Myth: Wukong』です。
ピークの同時接続数は約 2,358,580人です。
『Black Myth: Wukong』は、中国の古典小説『西遊記』を題材としたアクションRPGで、主人公は「孫悟空(斉天大聖)」をモデルにしたキャラクターです。
プレイヤーは如意棒を操り、さまざまな敵や妖怪と戦いながら広大な幻想世界を探索します。
戦闘はソウルライク作品に影響を受けており、敵の攻撃を見極めた回避やパリィが求められる一方、孫悟空ならではの変身能力や多彩な法術が導入されているのが特徴です。
舞台となる世界は、中国神話や伝説をベースに緻密に描かれており、圧倒的なグラフィックと物語表現が高く評価されています。
Unreal Engine 5とレイトレーシング技術を活用し、最新世代のハードウェアを前提としたリッチなビジュアル表現も注目点です。
発売前から公開されたトレーラー映像が世界中で話題となり、中国発の大規模アクションRPGとしては異例の注目度を集めました。
同時接続プレイヤー数のピークは 約2,358,580人 に達し、これはSteam史上2位の記録となっています。
ピークを記録したのは発売直後の2024年8月下旬で、中国国内外のファンによる一斉購入、SNSや配信での話題性、そして「中国発AAA級タイトル」という期待感が爆発的なプレイヤー数を生み出しました。
特に発売初週は中国の動画配信サービスやTwitchで大規模に取り上げられ、同時視聴者数と同時接続プレイヤー数が互いに押し上げ合ったとされています。
SteamDBやゲームメディアの報道では、このピークが「長年期待されてきた大作の発売直後、世界規模で一斉に遊ばれた結果」として紹介されています。
3位:Palworld・・・約 2,101,867人(2024年1月)
タイトル | Palworld |
ジャンル | オープンワールドサバイバルクラフト モンスター収集アクションRPG |
配信開始日 | 2024年1月19日 |
開発 | Pocketpair |
ピーク同時接続数 | 約 2,101,867人 |
3番目に同時接続が多かったSteamゲームは『Palworld』です。
ピークの同時接続数は約 2,101,867人です。
『Palworld』は、日本のPocketpairが手がけたサバイバルクラフト型アクションRPGで、プレイヤーは「パル」と呼ばれる不思議な生物たちと共に広大なオープンワールドを探索します。
プレイヤーはパルを仲間にして戦闘や建築、農業、さらには工場の労働まで担わせることができ、その多用途さが本作の最大の特徴です。
見た目は可愛らしいキャラクターたちですが、銃火器を用いた戦闘やサバイバル要素が組み合わさっており、ポップなデザインとハードな内容のギャップが話題となりました。
クラフト要素は資源採取や拠点建築に重点が置かれ、マルチプレイにも対応しているため、仲間と協力して冒険を広げることも可能です。
公開当初から「ポケモン×サバイバルクラフト」と評され、SNSや動画配信を通じて大きな注目を集め、発売直後に世界的ブームとなりました。
同時接続プレイヤー数のピークは 2,101,867人 を記録し、Steam史上33の数字となっています。
ピークを記録したのは2024年1月下旬、早期アクセス開始直後で、発売初週から口コミと配信で爆発的に広まりました。
特に「インディー発ながらAAA級のスケール感」「モンスター収集と銃撃戦の融合」という独自性がSNSを通じて話題化し、TwitchやYouTubeでの配信が同時接続数を一気に押し上げました。
SteamDBや海外ゲームメディアは、この急成長を「ポップカルチャー的なバイラルヒット」と評しており、2024年最大のサプライズタイトルと位置づけています。
4位:Counter-Strike 2・・・約 1,818,773人(2025年)
タイトル | Counter-Strike 2 |
ジャンル | タクティカルFPS |
配信開始日 | 2023年9月27日 |
開発 | Valve |
ピーク同時接続数 | 約 1,818,773人 |
4番目に同時接続が多かったSteamゲームは『Counter-Strike 2』です。
ピークの同時接続数は約 1,818,773人です。
『Counter-Strike 2』は、長年eスポーツシーンを牽引してきた『Counter-Strike』シリーズの最新作で、『CS:GO』の後継として2023年に登場しました。
Source 2エンジンを採用することでグラフィックが刷新され、光や煙の表現、物理的な挙動がよりリアルになっています。
特に「ダイナミックスモーク」は新機能として注目され、煙が銃撃や爆発で一時的に分散するなど、戦術に大きな影響を与える要素が加わりました。
基本的なゲームルールは従来と同じく、テロリスト側とカウンターテロリスト側に分かれて爆破/解除を巡る攻防を繰り広げますが、マップの調整やUIの改良、マッチメイキングの改善など、長年の競技シーンで培われた課題が反映されています。
前作CS:GOからの武器スキンや実績は引き継がれており、既存ファンもスムーズに移行できる設計になっています。
同時接続プレイヤー数のピークは 1,818,773人 に達し、これは2023年5月6日に『CS:GO』から移行する直前のタイミングで記録されました。
『Counter-Strike 2』が正式発表された直後から注目が集まり、テスト版の配布やプロプレイヤーによる先行配信が盛り上がりを牽引しました。
正式リリース直後も高い接続数を維持しており、長年にわたり積み上げられたシリーズの競技シーンと、Steamの無料アップデートによる移行のしやすさが、ピーク時の記録を押し上げた要因とされています。
5位:Lost Ark・・・約 1,325,205人(2023年2月)
タイトル | Lost Ark |
ジャンル | MMORPG |
配信開始日 | 2019年12月4日(韓国) 2022年2月11日(北米・欧州などで正式サービス開始) |
開発 | Smilegate RPG |
ピーク同時接続数 | 約 1,325,205人 |
5番目に同時接続が多かったSteamゲームは『Lost Ark』です。
ピークの同時接続数は約 1,325,205人です。
『Lost Ark』は、韓国のSmilegate RPGが開発した大規模オンラインRPGです。
見下ろし型の視点を用いたアクション性の高い戦闘が特徴で、華やかなスキル演出とスピーディーな操作感がプレイヤーを引き込みます。
物語は古代から伝わる“アーク”をめぐる冒険を軸に展開し、多彩な大陸やダンジョン、協力型レイドコンテンツなど、MMORPGならではの豊富なコンテンツが用意されています。
キャラクター育成要素も深く、職業ごとに異なるプレイスタイルを楽しめる点が世界中のプレイヤーに評価されています。
同時接続数のピークは2022年2月、Steamでグローバル展開が始まった直後に記録されました。
この時は、欧米地域でのサービス開始が大きな話題となり、配信初週に爆発的なプレイヤー数が押し寄せたことが要因です。
特に基本プレイ無料で提供されたことが参入障壁を下げ、多くの新規ユーザーが一気に流入した結果、Steamの同時接続ランキングで歴代上位に食い込むほどの人気を獲得しました。
6位:Dota 2・・・約 1,295,114人(2016年3月)
タイトル | Dota 2 |
ジャンル | MOBA(Multiplayer Online Battle Arena) |
配信開始日 | 2013年7月9日(正式リリース) |
開発 | Valve Corporation |
ピーク同時接続数 | 約 1,295,114人 |
6番目に同時接続が多かったSteamゲームは『Dota 2』です。
ピークの同時接続数は約 1,295,114人です。
『Dota 2』は、Valveが開発・運営するMOBAジャンルの代表的タイトルであり、世界的に最も競技性の高いゲームのひとつとされています。
『Warcraft III』のMOD「Defense of the Ancients(DotA)」を原点とし、その正式な後継作品としてリリースされました。
ゲームは5対5で行われ、各プレイヤーが独自のスキルを持つ“ヒーロー”を操作し、マップ上の拠点を攻め合うのが基本構造です。
戦術性やチームワークが強く求められ、戦局の一瞬の判断が勝敗を左右するため、プレイヤーには深い理解と高度な技術が必要とされます。
Dota 2はeスポーツシーンにおいても極めて大きな存在感を放っており、毎年開催される世界大会「The International」は、数千万ドル規模の賞金総額を誇ることで有名です。
これにより、プロゲーマーや観戦者を巻き込む巨大なエコシステムを形成してきました。
同時接続数のピークは、主に大型アップデートやThe International開催期間に記録されました。
特に2016年から2017年にかけては、世界的にMOBAブームが盛り上がっていたこと、そしてDota 2がその中心的存在であったことから、Steam上で常にトップクラスの同時接続数を誇っていました。
また、2023年には10周年イベントが実施され、新規プレイヤーの増加によって再び同時接続数が跳ね上がるなど、リリースから10年以上経過しても高い人気を維持しています。
7位:Cyberpunk 2077・・・約 1,054,388人(2020年12月)
タイトル | Cyberpunk 2077 |
ジャンル | オープンワールドRPG |
配信開始日 | 2020年12月10日 |
開発 | CD Projekt Red |
ピーク同時接続数 | 約 1,054,388人 |
7番目に同時接続が多かったSteamゲームは『Cyberpunk 2077』です。
ピークの同時接続数は約 1,054,388人です。
『Cyberpunk 2077』はポーランドのCD Projekt Redが手がけたオープンワールドRPGで、架空の未来都市「ナイトシティ」を舞台に、プレイヤーは主人公“V(ヴィー)”として自由な生き方を選び取っていく物語を体験します。
サイバーパンク文化に根ざした世界観が徹底的に作り込まれており、巨大企業の支配、ストリートギャングの抗争、人体改造が当たり前となった近未来社会の混沌を探索できるのが大きな特徴です。
FPS視点での戦闘やハッキング、対話選択による分岐など、多様なプレイスタイルが用意されており、映画的な没入感と自由度を兼ね備えた作品となっています。
本作は発売当初、技術的な問題が多数報告され物議を醸しましたが、度重なる修正や拡張コンテンツによって改善が進み、特に2023年の拡張パック「仮初めの自由(Phantom Liberty)」リリース以降は高い評価を取り戻しました。
同時接続数のピークは2020年12月の発売直後で、Steam史上屈指の記録を達成しました。
このときは、長年にわたり大規模な期待を集めていたこと、そしてKeanu Reevesがゲーム内キャラクター“ジョニー・シルヴァーハンド”として登場するなどの話題性が重なり、一気に世界中のプレイヤーが殺到しました。
その後も拡張パックやアニメ『Cyberpunk: Edgerunners』(2022年配信)のヒットにより再び同時接続数が大きく上昇し、作品自体の再評価につながっています。
8位:Elden Ring・・・約 953,426人(2022年3月)
タイトル | Elden Ring |
ジャンル | アクションRPG |
配信開始日 | 2022年2月25日 |
開発 | 開発:FromSoftware 販売:Bandai Namco Entertainment |
ピーク同時接続数 | 約 953,426人 |
8番目に同時接続が多かったSteamゲームは『Elden Ring』です。
ピークの同時接続数は約 953,426人です。
『Elden Ring』は、日本のFromSoftwareが開発したアクションRPGで、『ダークソウル』シリーズで培われた高難度かつ緻密なゲームデザインを継承しつつ、オープンワールドとして大幅に進化させた作品です。
舞台となる「狭間の地」は広大かつ探索要素に富んだフィールドで、プレイヤーは“褪せ人”として自由に各地を巡り、数々のダンジョンや強大なボスとの戦闘を繰り広げます。
馬に騎乗しての移動や戦闘、自由度の高いビルドシステムなど、従来のソウルライク作品に新しい遊び方が加わった点が大きな魅力です。
さらに、世界観設定には作家ジョージ・R・R・マーティンが関与しており、深い物語性と神話的スケールを持つストーリーがプレイヤーを惹きつけます。
本作は発売直後から爆発的な人気を博し、数日で数百万本を売り上げるなど世界的な大ヒットとなりました。
Steamにおける同時接続数のピークも発売直後に記録され、RPG作品としては異例の規模でプレイヤーが集結しました。
このときは「オープンワールド化したソウルライク」という期待値の高さ、そして口コミや配信による拡散効果が重なり、世界的現象ともいえる盛り上がりを見せました。
その後も追加DLC「Shadow of the Erdtree」の発表や配信者による挑戦企画などで注目を集め続け、発売から時間が経過しても強い人気を維持しています。
9位:Banana・・・約 917,272人
タイトル | Banana |
ジャンル | クリック系カジュアルゲーム |
配信開始日 | 2024年4月 |
開発 | SinaRun |
ピーク同時接続数 | 約 917,272人 |
9番目に同時接続が多かったSteamゲームは『Banana』です。
ピークの同時接続数は約 917,272人です。
『Banana』は、極めてシンプルなコンセプトでありながら、Steamにおいて一大ブームを巻き起こしたクリック系のカジュアルゲームです。
ゲームの内容は、画面上に表示されるバナナをただクリックする、という非常に単純なもので、特別なストーリーや複雑なシステムは存在しません。
しかし、その「シンプルすぎる」ゲーム性が逆にネットミームとして広がり、TwitchやSNSでの配信・拡散を通じて爆発的に注目を集めました。
また、ゲーム内のアイテム(スキンやバナナの見た目のバリエーション)がSteamマーケットプレイスで取引可能であったことも、人気を押し上げた要因のひとつです。
スキンの収集や売買によって思わぬ経済的価値が生まれ、多くのユーザーが参入するきっかけとなりました。
同時接続数のピークは2024年半ばに記録され、このときはSteam全体でトップに食い込むほどの異例の盛り上がりを見せました。
明確な大規模アップデートやキャンペーンがあったわけではなく、主に口コミとコミュニティの盛り上がりによって数字が急騰したのが特徴です。
従来の大作ゲームとは全く異なるアプローチでSteam史上屈指の同時接続数を達成した、非常にユニークな存在といえます。
10位:New World・・・約 913,634人(2021年10月)
タイトル | New World |
ジャンル | MMORPG |
配信開始日 | 2021年9月28日 |
開発 | Amazon Games Orange County |
ピーク同時接続数 | 約 913,634人 |
10番目に同時接続が多かったSteamゲームは『New World』です。
ピークの同時接続数は約 913,634人です。
『New World』はAmazon Gamesが開発したMMORPGで、17世紀の大航海時代をモチーフにした架空の大陸「Aeternum(エテルナム)」を舞台としています。
プレイヤーは探検者の一員として島に漂着し、資源の採集やクラフト、武器スキルの成長を通じてキャラクターを育成していきます。
従来のMMORPGとは異なり、クラス制を採用せず、使用する武器によってプレイスタイルが決まるシステムが特徴で、自由度の高い戦闘や育成が楽しめます。
さらに、PvEだけでなく大規模なPvP戦争コンテンツが導入されており、プレイヤー同士の陣取り合戦が大きな醍醐味となっています。
本作はAmazon Gamesが本格的に手掛けた最初の大型タイトルということもあり、リリース前から大きな注目を集めました。
Steamにおける同時接続数のピークは2021年9月の配信開始直後に記録され、当時はMMORPGとして異例の数百万人規模の関心を集めました。
この背景には、Amazonの資金力を活かした大規模プロモーションや「新世代のMMORPG」としての期待感が重なったことが挙げられます。
ただし、サービス開始後はコンテンツ不足やバグの多さが問題視され、ピークを過ぎると同時接続数は急速に減少しました。
それでも近年のアップデートで改善が進み、安定したプレイヤーベースを維持するなど、息の長いタイトルへと変化しつつあります。
Steamを遊ぶ際にあったら便利なPCゲームグッズ
さてここからは、Steamを遊ぶ際にあったら便利なPCゲームグッズをご紹介します。
PCでSteamのゲームを快適に楽しむためには、本体の性能だけでなく周辺グッズの存在も大きな役割を果たします。
長時間のプレイを支える環境づくりや、操作性を高めるアクセサリー、没入感を向上させる機器などを取り入れることで、同じゲームでも体験の質が大きく変わってきます。
例えば、操作の精度を高めるデバイスや、目や身体への負担を軽減するアイテム、さらにはゲームの世界に深く入り込める装備など、あると便利なグッズは数多く存在します。
この項目では、Steamで遊ぶ際に持っていると快適さや楽しさが広がるおすすめのPCゲームグッズについてご紹介していきます。
高性能ゲーミングPC
Steamで最新のゲームを快適に楽しむために欠かせないのが、高性能なゲーミングPCです。
高いグラフィック設定や高フレームレートでプレイするには、強力なGPUやCPU、十分なメモリを備えた環境が必要となります。
性能の高いゲーミングPCを用意すれば、美しい映像表現やスムーズな操作性を存分に味わえるだけでなく、ゲームによってはロード時間の短縮やマルチタスクの安定性にもつながります。
また、Steamでは最新の大作からインディー作品まで幅広いタイトルが配信されているため、将来的な拡張性や長く使える性能を考えて選ぶことが大切です。
しっかりとしたスペックのPCを準備しておけば、Steamでのゲーム体験は一段と豊かで快適なものになるでしょう。
ゲーミングモニター
Steamでのゲーム体験をより快適に、そして臨場感あふれるものにしてくれるのがゲーミングモニターです。
一般的なモニターと比べてリフレッシュレートが高く、応答速度も速いため、動きの激しいアクションやFPSなどで敵の動きを滑らかに映し出すことができます。
さらに、解像度の高さやHDR対応の有無によって映像の美しさも大きく変わり、ゲームの世界により深く没入できるのが魅力です。
サイズや曲面ディスプレイといった要素もプレイスタイルに合わせて選ぶことで、視認性や操作のしやすさが向上します。
Steamで多彩なジャンルのゲームを存分に楽しむためには、ゲーミングモニターは非常に心強い存在となるでしょう。
ゲーミングマウス&キーボード
ゲーミングマウスやキーボードは、Steamで遊ぶあらゆるゲームにおいて操作性を大きく左右する重要なデバイスです。
ゲーミングマウスは高精度なセンサーを搭載しており、細かな動きや素早いエイムを正確に反映できるため、FPSやMOBAといったジャンルで特に効果を発揮します。
また、サイドボタンやカスタマイズ可能な設定によって、自分のプレイスタイルに合わせた操作を実現できる点も魅力です。
一方で、ゲーミングキーボードは入力の反応速度が速く、メカニカルスイッチによる確かな打鍵感が快適な操作を支えます。
マクロ機能やRGBライティングといった付加価値もあり、ゲームプレイの効率化や雰囲気作りに役立ちます。
これらを揃えることで、Steamでのプレイ環境は一段と洗練され、快適かつ実力を発揮しやすい環境が整うでしょう。
ヘッドセット(マイク付き)
ヘッドセット(マイク付き)は、Steamでのゲーム体験を大きく向上させてくれるアイテムです。
高品質なサウンドを備えたヘッドセットを使えば、ゲーム内の環境音や効果音を立体的に感じ取ることができ、敵の足音や銃声の方向を正確に把握できるなど、プレイの精度を高める効果があります。
さらに、マイク付きであればフレンドとのボイスチャットやオンライン対戦でのチーム連携がスムーズになり、協力プレイの楽しさを一層引き出してくれます。
長時間の使用を想定した軽量設計や装着感に優れたモデルも多く、快適さを保ちながら没入感を高められるのも魅力です。
音質とコミュニケーションの両面をサポートしてくれるヘッドセットは、Steamでのオンラインゲームを本格的に楽しむための必須グッズといえるでしょう。
ゲーミングチェア
ゲーミングチェアは、長時間のSteamプレイを快適に支えてくれる心強い存在です。
一般的な椅子に比べて人間工学に基づいた設計がなされており、腰や首への負担を軽減しながら安定した姿勢を保つことができます。
リクライニング機能やアームレストの調整機能を備えたモデルも多く、自分の体格やプレイスタイルに合わせて細かく調整できる点が魅力です。
また、見た目もスタイリッシュなデザインが多く、ゲーム環境全体の雰囲気を高めてくれる効果もあります。
集中力やパフォーマンスの維持に直結するため、快適さを重視するならゲーミングチェアは欠かせないアイテムといえるでしょう
ゲーム用ランチャー&管理ツール
ゲーム用ランチャー&管理ツールは、Steamをはじめとする複数のプラットフォームで遊ぶユーザーにとって非常に便利なソフトウェアです。
PCゲームはSteamだけでなく、Epic GamesやUbisoft Connect、Xboxアプリなどさまざまなランチャーに分散しており、それぞれで起動や管理を行うのは煩雑になりがちです。
そうした状況を解決してくれるのが、ライブラリを一括で整理し、どのプラットフォームのゲームでもまとめて起動・管理できるツールです。
スクリーンショットやプレイ時間の管理、タグ付けやカスタマイズなどを行えるものもあり、自分のゲーム環境を整理するうえで大きな助けとなります。
こうしたツールを活用すれば、複数のアカウントやゲームをスムーズに扱えるようになり、快適にゲームライフを楽しむことができるでしょう。
通信環境の整備(Wi-Fiルーター)
通信環境の整備、とりわけWi-Fiルーターの性能は、Steamでのオンラインゲーム体験に直結する重要な要素です。
対戦型のFPSやMMORPGでは、わずかな通信遅延や不安定な接続が勝敗や快適さを大きく左右します。
そのため、ゲーミング向けの高性能ルーターを導入すれば、安定した低遅延の通信が可能になり、ラグの少ないスムーズなプレイを実現できます。
さらに、Wi-Fi6などの最新規格に対応したモデルであれば、同時接続の安定性や高速通信が強化され、複数の機器を使用する環境でも快適に遊べます。
有線接続用のポートや専用アプリによる接続管理といった機能も備わっており、自分のプレイ環境に最適な形で調整できるのも魅力です。
通信環境を整えることは、Steamでのゲームを存分に楽しむための土台作りと言えるでしょう。
冷却対策ソフト&ファンコントロール
パソコンの安定した動作を保つためには、冷却対策が欠かせません。
特に長時間の作業や高負荷な処理を行う場合、CPUやGPUの温度上昇はパフォーマンス低下や故障の原因となることがあります。
冷却対策ソフトは、各パーツの温度をリアルタイムで監視し、必要に応じてファンの回転数を調整することで効率的な冷却を実現します。
また、ユーザーが用途に応じて「静音重視」「冷却重視」などのプロファイルを選べるものも多く、作業環境や好みに合わせて柔軟にカスタマイズ可能です。
さらに、ファンコントロール機能を備えたソフトは、無駄なファン回転を抑えることで静音性を高めるだけでなく、省エネにも貢献します。
ハードウェアに大きな負荷をかけず、安心して快適なPCライフを送るために、冷却対策ソフトとファンコントロールの導入は非常に有効です。
間接照明やLEDライト
間接照明やLEDライトは、お部屋の雰囲気を一気に変えてくれる便利なアイテムです。天井や壁、家具などに光を反射させることで柔らかな明かりを演出し、空間を広く感じさせたり、落ち着いた雰囲気を作り出すことができます。
特にLEDライトは、省エネ性能に優れているため長時間使用しても電気代を抑えられ、寿命も長いためコストパフォーマンスが高いのが特徴です。リモコンやスマホで色や明るさを調整できるタイプも多く、シーンに合わせて簡単に切り替えられます。
読書や作業に適した明るい白色光から、リラックスタイムにぴったりの暖色系まで、用途や気分に合わせて選べる点も魅力です。間接照明やLEDライトを取り入れることで、暮らしに心地よい彩りと快適さをプラスできます。
ドリンクホルダー&スナックトレイ
ドリンクホルダー&スナックトレイは、ゲームを長時間楽しむ方にとってあると嬉しい便利グッズです。
ペットボトルや缶、コーヒーカップなどを安定して置けるため、うっかり倒してキーボードやコントローラーを汚してしまう心配が減ります。
また、スナックトレイ付きのタイプなら、ポテトチップスやナッツなどを手軽につまみながらプレイでき、ゲームの没入感を損なわずに小腹を満たせます。
デスクやゲーミングチェアに取り付けられるモデルもあり、スペースを有効に使えるのも魅力です。
「手元に飲み物や軽食がある」というだけで、より快適でリラックスしたゲーム環境が整うため、ちょっとしたアイテムですが満足度は意外と高い一品です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、Steamにおける同時接続人数が多かった作品のトップ10をご紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント