【自己啓発】悪用厳禁!日常生活で使える心理テクニック・効果7選

自己啓発
この記事でわかる事

恋愛や仕事など、日常生活で使える極めて実践的な心理テクニックがわかります。

みなさんこんにちはsyuyaです。

突然ですが、皆さんは周囲の人間を意のままに操りたいと思いますか?

もし可能ならば、素晴らしい事になりそうですよね?

私はかつてそう思って、様々な心理学の本を読み漁りって実際に実践し、100%までとはいかずとも他人の行動を上手く誘導できるようになってきました。

今日はそんな私が皆さんの為に、私が学んだ中で効果があった心理テクニック・効果など7つをピックアップして、皆様にお教えしようと思います。

決して悪用してはいけませんよ?

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ザイアンス効果(単純接触効果)

ザイアンス効果

人は全くのフラットな状態(好きでも嫌いでもない)の人・モノ・サービスに対し、接触する回数が多いほど好意や関心が高まっていくという心理効果

皆さんも経験ないでしょうか?

いつも使うコンビニでいつも会う店員さん。

最初はそこまで気にならなかったし、別に好みでもなかった。

しかし、何回か顔をあわす内になんだか気になってきて、次第に好きになってしまっていた。

このような経験です。

これを、心理学ではザイアンス効果(単純接触効果)といいます。

アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスによって、1968年に提唱された心理効果です。

これは恋愛だけでなく、営業などのビジネスでも実際に使われているテクニックです。

気になる異性や、商品を売り込みたい相手などには、それとなく接触する機会を増やしていく事が有効とされています。

そうする事によって、相手の中で無意識にあなたや、あなたの商品に対する関心が高まっていきます。

そうする事によって、相手との間に何らかの進展が見込めるかもしれません。

注意点としては、ザイアンス効果は好かれても嫌われてもいない相手にしか効かないという事です。

逆に最初から相手に嫌われていたり、あなたやあなたが紹介したいものに魅力が無かったりすると逆効果です。

鬱陶しいとかしつこいとかと思われて、むしろ嫌われてしまいます。

マイナスの数字に掛け算をしても、マイナスが増えるのと同じですね。

ミラーリング

ミラーリング

相手のしぐさや言動を”ミラー(鏡)”のようにさりげなく真似することで、相手に親近感を与えるテクニック

人は、自分と仕草や言動などが似ている人に好印象を受けます。

ミラーリングをすることによって、相手に自分との類似性を感じさせることにより、親近感を抱かせることにつながります。

例えば

・相手が足を組んだら、自分もさりげなく足を組む

・相手がコップに口を付けたら、自分も飲み物を飲む

・相手の話すスピードや声量に、自分もさりげなく合わせる

等が上げられます。

高級キャバクラ店などで接客をされているプロのキャバ嬢の方などは、こういった心理学についても熟知されているので、本当に上手くこのテクニックを実践されています。

接客されている男性は、本人も知らないうちにこの心理テクニックに誘導され、無意識に彼女たちに心を開いていきます。

しかしここにも注意点なのですが、ミラーリングは相手にバレてしまっては意味がありません。

それどころか、あからさまなミラーリングは相手に不快感を抱かせかねないので注意しましょう。

さりげなくがポイントです。

具体的には相手が行う仕草を、数テンポほど遅れて真似するのが良いでしょう。

返報性の心理

返報性の心理

受けた恩に対し、何らかのお返しをしないと居心地が悪くなるという人間の心理の一つ

身近な例ですと、例えばコンビニなど、無料でトイレを貸し出している場所でトイレを借りたとします。

その後、

トイレ借りちゃったし、なんか買っていかないと申し訳ないな

と思い、何か飲み物など買ってしまった経験、皆さんにはありませんか?

これが返報性の心理です。

これはビジネスでも多分に利用されています。

先ほどの、コンビニのトイレ無償貸し出しもその一例です。

トイレを無料で貸し出す事によって、トイレを利用した人に申し訳ない気持ちを抱かせ、ついでに何か商品を購入する事を促している訳です。

他にもデパートの試食コーナーなども、無料で試食させてもらって申し訳ないという客の返報性の心理をくすぐり、購買へと誘導するマーケティングの手法です。

そして、恋愛においても返報性の心理は利用できます。

基本的に嫌いではない相手から好意を伝えられると、人は無意識に自分も相手に好意をお返ししなければならないと思うものです。

気になる相手には、やはり積極的に好意を見せていくのが有効と言えるでしょう。

注意点としては、これは全ての人に当てはまるものではないという事です。

やはり、全く恩を感じないタイプの人間というのも世の中にはいます。

重要なのはそこを踏まえた上で、見返りを期待せずに他人に善い行いをするように心がける事です。

選択話法

選択話法

相手に2択の選択を迫ることによって、そもそもNOという選択肢を発想させない提案方法

例えば女性にデートに誘いたいとき

今度”イタリアンの店”か”中華料理の店”、どっちに行きたい?

などと提案します。

そうする事により、

え・・・。
”イタリアン”と”中華”どっちにしよう・・・?

と女性にどちらが良いか選択させます。

このように、

 ”イタリアンの店

 ”中華料理の店

の選択肢が女性の頭の中を占める事により、

 そもそも”一緒に食事に行かない

という選択肢を、その女性の頭から一時的に取り払う事が出来ます。

そして、どちらの店に行くか女性に選択させることにより、その女性は自分から進んで誘いに乗ったと錯覚します。

そうする事によりますます女性は断りづらくなり、あなたの提案を承諾する可能性が高くなるでしょう。

このテクニックの注意点としては、これは相手の意表をつくことにより成り立つ心理テクニックであり、後になって冷静になった時に断られる可能性もあるという事です。

提案を呑ませた後は、畳みかける様に行動に移すのが良いでしょう。

ドア・イン・ザ・フェイスとフット・イン・ザ・ドア

共に相手に要求を呑ませたいときに使うテクニックです。

ドアインザフェイス

まず相手に過大な要求を突き付けて、断られた後に本命の要求を提案する交渉テクニック

例えば値引き交渉において、例えば商品を販売価格より500円ほど値引いてほしい時に、

この商品、1000円引きで売ってくれませんか?

と最初に要求します。

相手はこれに対し、相手が

え、すみません・・・。
1000円はちょっと・・・。

と要求を拒否したとします。

そうしたら、あなたは

では、500円引きでどうですか?

と交渉するのです。

相手は一度要求を断ってしまった後ろめたさや、1000引きよりかは500円引きの方がマシだなどと思う心理が働き2度目のこの要求を呑んでしまいやすくなります。

1度目の提案は言うなればブラフで、2度目以降の提案が本命と言ったところです。

注意点としては、1回目の要求で明らかに過大すぎる要求をしてしまうと、そもそも常識がない人間だと判断され交渉どころではなくなってしまうという事です。

そこはあくまで常識の範疇で、またブラフだと気づかせないように、節度のある提案をしましょう。

フットインザドア

最初に容易に叶えられる要求を呑んでもらい、その後に段々と大きな要求をしていく交渉テクニック

フットインザドアは、ドアインザフェイスの逆バージョンと言える交渉テクニックです。

例えば、あなたは同居する家族に、お風呂掃除をして貰いたいとします。

その場合、その家族が席を立つなりした時を見計らってさりげなく

ごめん、ちょっとそこのリモコン取ってもらえる?

等と頼みます。

相手がその提案を了承し、リモコンを持ってきてくれた時に

ありがとう。じゃあ、ついでだからさ。お風呂掃除もしておいて貰える?

等と頼めば、相手にはその要求を拒みづらい心理効果が働きます。

ただし、これも必ずしも成功するとは限りません。

このフットインザドアに関しての注意点は、1回目の要求と2回目の要求があまりにもかけ離れていると失敗しやすくなるという事です。

先ほどの例ですと、リモコンを取ってもらった後に、例えば炎天下の中買い物に行かせるなど、明らかに難易度が違いすぎる要求はさすがに相手も了承しないでしょう。

あくまで自然な流れで提案する事が大事です。

syuya
syuya

ドア・イン・ザ・フェイスとフット・イン・ザ・ドア。
どっちを使うかはケースバイケースで考えましょう!

メラビアンの法則

メラビアンの法則とは、人の言動や行いに対し、他人がどのような印象を受けるかについての研究で判明した法則です。

メラビアンの法則

人は他人の言動に対して、見た目等の視覚情報から受ける影響が55%、口調や話し方など聴覚情報から受ける影響が38%、話の内容そのもの等、言語情報から受ける影響が7%であるという法則。

分かりやすく言うと、人は他人の外見からかなりの事を判断しているということです。

例えば身なりが汚い人などに対し、我々は無意識下にその人の社会的地位や日頃の生活様式などを判断してしまっているのです。

その結果として、やはり身なりが悪い人の信用は低く、要求などが吞まれにくくなります。

大事な交渉事などの際は身なりを整え、洗練された仕草で臨むように心がけましょう。

このテクニックを悪用した犯罪者の、典型的な例が詐欺師達です。

彼らは一見してエリートに見えるような、社会に信頼が置かれるような身なりや仕草を好みます。

そして優秀な詐欺師ほど、外見や仕草が洗練されています。

これは、それだけ彼らが見た目が人に与える影響について熟知している為です。

結果として詐欺の被害者は、彼らの洗練された外見や仕草に騙されて、資産を騙し取られてしまうのです。

この法則に関しては、あくまで見た目や話し方が、影響を”与える”というだけです。

あからさまに間違ったことを言っているならば、例え見た目や仕草が洗練されていようとも人は容易には騙されません。

あくまで真偽がはっきりしない、あいまいな内容に対してのみメラビアンの法則は通用すると思っておきましょう。

ピグマリオン効果

ピグマリオン効果

人は他人から期待されていると知ったときに仕事やパフォーマンスの成果が上がるという心理効果

ピグマリオンとは、ギリシア神話の登場人物の名前です。

現実の女性に失望したピグマリオンは、自ら理想的な女性の彫像を掘り、それを愛でていました。

するとその彫刻に命が宿り、本物の生身の女性となり、めでたくピグマリオンと結ばれたというエピソードから、この心理効果の名前は名付けられました。

この心理効果は組織のマネジメントにも使えます。

例えば仕事がうまくいかず落ち込んでいる部下にさりげなく

私個人はあなたに期待している

あなたは才能にあふれている

などという事を伝える事で、その部下は自信を抱き、かつ期待に応えようと努力する為、さながらピグマリオンの彫刻のように本当に期待通りの人間になっていきます。

その結果その部下のパフォーマンスは上がり、かつその部下はあなたを慕うようになります。

まさしく一石二鳥だとおもいませんか?

これは恋愛の場面でも有効です。

例えば付き合っている女性や、または長年連れ添っている奥様等に

綺麗だよ

ますます魅力的になったね

などと伝えていきます。(少し恥ずかしいですが)

すると、その女性にピグマリオン効果が働いてますます自らを磨く努力をする為、ピグマリオンの彫刻のように本当に綺麗に、そして魅力的になっていきます。

そしてあなたはますますそんな彼女を好きになる、まさに好循環です。

逆に、誰からも期待されてないと人のパフォーマンスが下がる効果をゴーレム効果と言い、避けるべき悪循環です。

syuya
syuya

期待や誉め言葉は人を育てる水や日光のようなものです。
積極的にかけていってあげましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか?

ここに書かれている心理効果、テクニックはいずれも権威ある研究機関によって実際に定義され実証されたてきたものであり、老若男女問わず一定の効果が見込めるものたちです。

タイトルには悪用厳禁などと謳いましたが、薬も過ぎれば毒となるというようなもので、適度に他人や自分自身を良い方向に誘導する分には大いに有益であると思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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