【ニコ動】ニコニコ動画歴代動画視聴回数トップ10

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ニコニコ動画の動画の内、視聴回数トップ10の動画をご紹介しています。

みなさんこんにちは、syuyaです。

この記事ではニコニコ動画の歴代動画の内、総再生数の多い動画トップ10の動画をご紹介しています。

ニコニコ動画は日本のドワンゴによって2006年12月にサービスが開始された動画共有サイトで、コメントが動画上を流れる独自の仕組みで知られています。

従来の動画視聴は一方的に再生するだけでしたが、ニコニコ動画では視聴者のコメントが映像と一体化し、ツッコミや感想・応援メッセージなどが画面を横切ることで、まるで大勢で同じ映像を同時に楽しんでいるかのような体験を生み出しました。

このインタラクティブな仕組みは当時非常に斬新で、若い世代を中心に瞬く間に人気を集め日本のネット文化を代表する存在となりました。

2007年には大規模なアクセス集中で一時停止を余儀なくされるほどの注目を浴び、翌年には「ニコニコ生放送」が始まり、ユーザーが自らライブ配信を行えるようになりました。

その後も「ニコニコ大会議」や「ニコニコ超会議」といったリアルイベントが開催され、ネットと現実をつなぐ試みが次々と行われました。

またアニメやゲーム実況、音楽、MAD動画、さらには学術解説など多彩なジャンルが投稿され、独自の文化圏やコミュニティが形成されていきました。

ニコニコ動画はユーザー参加型の文化を広げる中で、ボーカロイド曲の大流行や「歌ってみた」「踊ってみた」といった新しい表現スタイルを定着させ、後のネット音楽シーンやクリエイター文化に大きな影響を与えました。

現在は他の大手動画サイトが台頭する中で当初ほどの圧倒的な影響力は持たないものの、根強いファン層に支えられ、コメント文化やユニークなイベントを通じて今もなお独自の存在感を放ち続けています。

この記事では、そんなニコニコ動画にアップロードされた動画の中で、最も再生された動画トップ10をご紹介しています。

※人為的に再生数やコメント数を増やす”工作動画”は考慮しておりませんので、ご了承ください。また、ランキングは変動する可能性があります。

1位:【東方】Bad Apple!! PV【影絵】・・・3112万再生

Bad Apple!! コメント付き
タイトル【東方】Bad Apple!! PV【影絵】
アップロード者あにら
投稿日2009年10月27日
再生数3112万再生

『【東方】Bad Apple!! PV【影絵】』は、同人ゲーム「東方Project」に登場する楽曲「Bad Apple!!」を用いた二次創作映像作品で、ニコニコ動画を代表する伝説的な動画の一つです。

内容は、楽曲に合わせて白と黒のコントラストのみで描かれた影絵風のアニメーションが展開されるというもので、幻想的かつ芸術的な表現が極めて高い評価を受けました。

キャラクターがシルエットのみで表現され、滑らかな動きで楽曲と完全にシンクロする映像は、多くの視聴者に強烈な印象を残しました。

公開当時から爆発的な人気を集め、ニコニコ動画内では瞬く間にランキング上位を独占しました。

その後はYouTubeなど海外の動画サイトでも拡散され、日本国内にとどまらず世界中のユーザーから注目を浴びました。

独自のスタイルは多くの派生作品やパロディを生み出し、MAD動画文化や東方二次創作の象徴的存在として語り継がれています。

また、ファンメイド作品の可能性を広げた例として、同人文化やインターネット創作史における重要な位置を占めています。

この作品は単なる人気動画にとどまらず、ニコニコ動画そのものの文化的象徴としても知られ、十年以上経った現在でも語り継がれるほどの影響力を持ち続けています。

2位:M.C.ドナルドはダンスに夢中なのか?最終鬼畜道化師ドナルド・M・・・2312万再生

M.C.ドナルドはダンスに夢中なのか?最終鬼畜道化師ドナルド・M
タイトルM.C.ドナルドはダンスに夢中なのか?最終鬼畜道化師ドナルド・M
アップロード者みくる
投稿日2008年1月17日
再生数2312万再生

『M.C.ドナルドはダンスに夢中なのか?最終鬼畜道化師ドナルド・M』は、ファーストフードチェーンのキャラクターであるドナルド・マクドナルドを題材にしたMAD動画で、ニコニコ動画黎明期を代表する伝説的作品の一つです。

原曲には東方Projectの人気楽曲「最終鬼畜妹フランドール・S」が用いられており、その激しいリズムに合わせてドナルドが踊り続けるという強烈な映像構成が展開されます。

テンポの速さと映像のインパクトが融合し、視聴者を圧倒する内容となっています。

この動画は当時のニコニコ動画における「MAD文化」を象徴する存在であり、映像編集の巧みさや素材の活かし方が注目されました。

さらに、独特の狂気的なテンションがネットユーザーの間で爆発的に支持され、短期間で再生数やコメント数を急速に伸ばしました。

結果として「ドナルド教」と呼ばれるネットスラングやコミュニティが形成され、ニコニコ文化における一種の社会現象ともいえる広がりを見せました。

その影響はニコニコ内にとどまらず他の動画サイトや海外にも波及し、「日本のネットMAD文化」を象徴する作品としても知られるようになりました。

動画の持つカオスな魅力と中毒性は十数年が経過した現在でも語り草となっており、黎明期のニコニコ動画を象徴する歴史的名作の一つと評価されています。

3位:新・豪血寺一族 -煩悩解放 – レッツゴー!陰陽師・・・2261万再生

レッツゴー陰陽師コメント付き(弾幕)
タイトル新・豪血寺一族 -煩悩解放 – レッツゴー!陰陽師
アップロード者中の
投稿日2007年3月6日
再生数2261万再生

『新・豪血寺一族 -煩悩解放 – レッツゴー!陰陽師』は、アトラスが開発した対戦格闘ゲーム「新・豪血寺一族 -煩悩解放-」のエンディング曲を用いた公式映像で、ニコニコ動画黎明期を代表する爆発的ヒット作です。

ゲーム中に流れる独特の楽曲「レッツゴー!陰陽師」に合わせ、キャラクターたちが次々と登場し歌い踊る姿が描かれており、その奇抜な世界観と中毒性のあるメロディが視聴者を強烈に引き込みました。

この動画はニコニコ動画サービス初期においてランキング上位を独占し、当時のユーザーの間で爆発的に流行しました。コメントが大量に流れることで、まるで合唱のような一体感が生まれ、初期の「コメント文化」を象徴する存在となりました。

さらに、この動画をきっかけに「陰陽師」はニコニコ内で一種の合言葉のように扱われ、多数の派生動画や二次創作を生み出しました。

その後も「ニコニコといえば陰陽師」と語られるほどの象徴的作品となり、ネット文化史においては黎明期のニコニコ動画を語る上で欠かせない存在です。

ゲームの知名度を超えて、インターネット文化全体に影響を与えた稀有な例であり、十年以上が経過した現在も「レッツゴー!陰陽師」というフレーズと楽曲は根強い人気を誇っています。

4位:【おにべろす】出会いから今までまとめ 百鬼あやめ(鬼)と戌亥とこ(ベロス)・・・2069万再生

【ニコニコ動画Re:仮】【おにべろす】出会いから今までまとめ 百鬼あやめ(鬼)と戌亥とこ(ベロス)【コメント付き】
タイトル【おにべろす】出会いから今までまとめ 百鬼あやめ(鬼)と戌亥とこ(ベロス)
アップロード者とめいと
投稿日2019年11月7日
再生数2069万

『【おにべろす】出会いから今までまとめ 百鬼あやめ(鬼)と戌亥とこ(ベロス)』は、ホロライブの百鬼あやめと、にじさんじの戌亥とこの交流関係を「おにべろす」という愛称でまとめたファンメイド動画です。

両者の配信やコラボの中から印象的な場面を抜粋し、二人の関係性の変化ややり取りを時系列に整理した構成となっており、視聴者が二人の距離感や掛け合いを一気に振り返ることができる内容になっています。

この動画は、異なる事務所に所属する人気Vtuber同士の交流を追うという点で大きな注目を集めました。

ファンの間で自然に広まった「おにべろす」という呼称を定着させ、二人のやり取りを象徴する存在となったことも特徴的です。

切り抜き動画の形式をとりながらも一本の作品としてまとめられているため、初心者にも理解しやすく、また既存のファンにとっては思い出を共有する場ともなりました。

影響としては、ニコニコ動画やYouTubeなど複数のプラットフォームで拡散され、Vtuberファンの文化における「カップリング系まとめ動画」の代表例の一つとして扱われています。

またホロライブとにじさんじという大手事務所をまたぐ交流が、ファンの間でポジティブに受け止められるきっかけともなり、Vtuber界隈の広がりや二次創作文化の発展にも寄与しました。

5位:『初音ミク』千本桜『オリジナル曲PV』・・・1827万再生

初音ミク「千本桜」 コメント付き
タイトル『初音ミク』千本桜『オリジナル曲PV』
アップロード者黒うさ
投稿日2011年9月17日
再生数1827万回

『『初音ミク』千本桜『オリジナル曲PV』』は、ボカロPとして知られる黒うさP(WhiteFlame)が発表したオリジナル楽曲「千本桜」の公式動画で、初音ミクを用いた代表的なボーカロイド曲の一つとして広く知られています。

和風ロック調の曲調に、近代日本や大正浪漫を思わせる歌詞や世界観を組み合わせた独特の雰囲気が特徴であり、公開直後から爆発的な人気を獲得しました。

動画内では初音ミクが和装をイメージさせる衣装で登場し、重厚感のある映像とともに楽曲の世界観を力強く表現しています。

この作品はニコニコ動画におけるボカロ文化をさらに拡大させた代表例であり、多くのカバーやアレンジ、踊ってみた動画などの二次創作を生み出しました。

特に「千本桜」は、その後カラオケ配信や舞台化、さらには公式コンサートでの演奏など、ニコニコ動画発のボーカロイド楽曲としては異例の広がりを見せました。

さらに、YouTubeなど海外の動画サイトでも人気を博し、初音ミクの知名度を世界規模で押し上げる要因の一つとなりました。

影響としては単なるネット発のヒット曲にとどまらず、ボーカロイド文化そのものの象徴的楽曲として認識されており、十年以上経過した現在でも多くの人々に歌い継がれています。

まさにニコニコ動画を代表する音楽作品の一つであり、インターネット音楽史における金字塔といえる存在です。

6位:幕末志士達のスマブラ64実況プレイ・・・1766万再生

【幕末志士】幕末志士達のスマブラ64実況プレイ【コメ付き実況】
タイトル幕末志士達のスマブラ64実況プレイ
アップロード者ei(幕末志士)
投稿日2014年2月23日
再生数1766万再生

『幕末志士達のスマブラ64実況プレイ』は、ゲーム実況者コンビ「幕末志士」による任天堂64用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ』のプレイ動画であり、ニコニコ動画における実況プレイ文化を語る上で外せない伝説的作品です。

幕末志士は坂本龍馬(坂ちゃん)と西郷隆盛(西郷さん)を名乗る二人組で、その軽妙な掛け合いと予想外の展開を笑いに変えるセンスによって多くのファンを獲得しました。

このシリーズは、単なるゲームプレイの記録ではなく、二人の絶妙なやり取りによって一種のコントや漫才のように仕上がっており、視聴者はゲームの勝敗以上に二人のトークそのものを楽しむようになりました。

その独自のスタイルは後に続く数多くの実況者に影響を与え、ニコニコ動画における「ゲーム実況」というジャンルを一気に広める契機となりました。

また、幕末志士はこの動画を皮切りに数多くの実況シリーズを展開し、ニコニコ動画内外で高い人気を誇る存在となりました。

『スマブラ64実況プレイ』は彼らの代表作であり、黎明期から現在に至るまで「ゲーム実況文化の原点の一つ」として語り継がれています。

二人の掛け合いが生み出した笑いと空気感は唯一無二であり、ニコニコ動画が生み出した実況文化の象徴的作品として今なお強い影響力を持ち続けています。

7位:【ウォルピス社】アスノヨゾラ哨戒班を歌ってみました【提供】・・・1753万再生

【ウォルピス社】アスノヨゾラ哨戒班を歌ってみました【提供】
タイトル【ウォルピス社】アスノヨゾラ哨戒班を歌ってみました【提供】
アップロード者ウォルピスカーター(ウォルピス社)
投稿日2015年4月3日
再生数1753万

『【ウォルピス社】アスノヨゾラ哨戒班を歌ってみました【提供】』は、Orangestarによる人気ボーカロイド楽曲「アスノヨゾラ哨戒班」を、歌い手ウォルピスカーターがカバーした「歌ってみた」動画です。

透き通る高音と力強い歌声を持つウォルピスカーターの歌唱は、原曲の爽やかで疾走感のある世界観と非常に相性が良く、多くの視聴者を魅了しました。

タイトルに付けられた「ウォルピス社」「提供」といった独特のユーモアもファンの間で親しまれ、この作品をきっかけにウォルピスカーターは歌い手として広く知られる存在となりました。

この動画はニコニコ動画における「歌ってみた」文化を象徴する作品の一つとされ、同時期に活躍した他の歌い手たちとともに、2010年代半ばのニコニコ音楽シーンを大きく盛り上げました。

また、ウォルピスカーターはこの歌唱をきっかけに知名度を一気に高め、その後オリジナル楽曲の発表やメジャーデビューへと活動の幅を広げることになります。

影響としてこの作品は「歌ってみた」というジャンルが単なる趣味の活動にとどまらず、プロのアーティストへとつながる可能性を示した例の一つとなりました。

爽快感あふれる歌声と楽曲の魅力が合わさったこの動画は、ニコニコ動画における歌い手文化の代表的作品として、今なお多くの人々に愛され続けています。

8位:【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】・・・1715万再生

【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】ニコニコ動画コメント付
タイトル【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】
アップロード者ika(ikaモノ)
投稿日2007年9月20日
再生数1715万

『【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』は、初音ミクを使用した初期のオリジナル楽曲の一つであり、ニコニコ動画のボーカロイド文化を象徴する代表的作品です。

軽快でポップなメロディに「みくみくにしてあげる♪」というフレーズを繰り返す歌詞が特徴的で、そのキャッチーさと親しみやすさから爆発的な人気を獲得しました。

初音ミクのキャラクター性を前面に押し出した楽曲であり、当時誕生したばかりのボーカロイドという存在を強く印象づけることになりました。

この楽曲は公開直後からニコニコ動画内で爆発的に拡散し、数多くの再生数とコメントを集め、ミクブームを一気に後押ししました。

楽曲自体が一種の「アンセム」として受け入れられ、初音ミクの代名詞ともいえる存在となり、関連する二次創作やカバー、アレンジも次々に生まれました。

カラオケ配信などを通じてネットの枠を超えて広まり、一般層にも「初音ミク」という名前を知らしめるきっかけの一つとなりました。

影響としては単なる一楽曲にとどまらず、「初音ミク」というキャラクターと音声合成ソフトが持つ可能性を強烈に示した作品として、ボーカロイド文化の歴史的な転換点とされています。

後の「千本桜」やその他のヒット楽曲へとつながる大きな礎となり、今なお初音ミク関連の代表曲として語り継がれています。

9位:初音ミク が オリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」・・・1675万再生

メルト(コメ付)
タイトル初音ミク が オリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」
アップロード者ryo(supercell)
投稿日2007年12月7日
再生数1675万

『初音ミク が オリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」』は、ryo(supercell)が制作した初音ミクオリジナル楽曲で、ニコニコ動画におけるボーカロイドブームを決定づけた代表的作品の一つです。

爽やかで切なさを含んだメロディと、恋愛感情をまっすぐに表現した歌詞が多くのリスナーの心を掴み、発表当初から爆発的な人気を獲得しました。

この楽曲は「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」などで盛り上がり始めていたボカロ文化をさらに加速させ、初音ミクを単なるキャラクターアイコンから「感情を込めた歌声を持つ存在」として広く認識させるきっかけとなりました。

また後に結成されるsupercellの活動や、数多くのカバー・アレンジ・二次創作につながり、ネット音楽シーンに大きな影響を与えました。

「メルト」は現在でもボカロ史を代表する楽曲として知られ、後続のクリエイターや歌い手に与えた影響は計り知れません。

初音ミクが“歌姫”として世界的に認知される流れを作り出した作品であり、ニコニコ動画を通じて誕生した音楽カルチャーの金字塔といえる存在です。

10位:おちゃめ機能 歌った・・・1606万再生

700万回再生達成【ろん】おちゃめ機能 歌ってみた ※コメントあり
タイトルおちゃめ機能 歌った
アップロード者LON
投稿日2010年5月20日
再生数1606万

『おちゃめ機能 歌った』は、ろんによる「歌ってみた」動画で、ラマーズPによる初音ミク楽曲『おちゃめ機能』をカバーした作品です。

原曲の明るくテンポの速い電波ソング的な雰囲気を、ろん特有のキュートで透明感のある歌声が見事に表現し、公開直後から爆発的な人気を集めました。

可愛らしさと軽快さを兼ね備えた歌唱は多くのリスナーを惹きつけ、ニコニコ動画における「歌ってみた」ジャンルの代表的存在として語り継がれています。

この動画は、再生数・コメント数ともに当時の「歌ってみた」カテゴリの中で突出した記録を残し、ろんの知名度を一気に押し上げる転機となりました。

その後も「ろん=おちゃめ機能」と言われるほど代名詞的な存在となり、ネット文化を象徴するカバーの一つとして現在も親しまれています。

さらに、この作品をきっかけに「おちゃめ機能」は後の世代にも歌い手やVtuber、海外ユーザーによっても数多くカバーされ続け、世界的に広がりを見せる楽曲となりました。

その中でもろん版は元祖的な位置づけであり、歌ってみた文化における金字塔として、今なお高い支持を得ています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事ではニコニコ動画に投稿された動画の内、最も再生された動画トップ10をご紹介しました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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