【プログラミング】2024年最新版!プログラミング言語及び開発ツール別年収ランキングベスト10

勉強
この記事でわかる事

この記事では、営業コンサルティング会社であるCAMELORSが算出した、時給を基準に導き出したプログラミング言語及び開発ツール別の年収ランキングのTOP10と、それぞれの特徴が分かります。

みなさんこんにちは、syuyaです。

昨今ますますニーズが高まりつつあるプログラミングの技術。

そんなプログラミングを行う際に用いられるのがプログラミング言語という言語であり、世界には目的や用途別に様々なプログラミング言語が存在しています。

この記事では、株式会社CAMELORSが自社の人材マッチングサービスである”SOKUDAN”を調査し、そこに掲載されている案件の時給を年収に換算した”プログラミング別年収ランキング”のトップ10のプログラミング言語について、

それぞれの言語での代表的なプログラムである”Hello,World!プログラム(画面上に”Hello,World!”と表示するプログラム)”と、それぞれの言語の特徴・利用目的を解説しています。

*本記事は、https://codezine.jp/article/detail/19210の記事のランキングを元に、それぞれのプログラミングの特徴を解説した記事となっています。また本ランキングは一つの目安であり、絶対的な指標ではない事にご留意ください。

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1位:Go・・・1362万円

package main

import "fmt"

func main(){
    fmt.Println("Hello,World!")
}

プログラミング言語別平均年収ランキング1位に輝いたのはGo言語(別名Golang)です。

Go言語プログラマの平均年収は1362万円となっています。

Go言語は、検索エンジン最大手であるGoogle社によって開発されたオープンソース言語であり、2009年に公開されました。

シンプルかつ効率的な構文を持ち、並行処理やネットワーク通信などの分野に強みを持つ言語です。

”静的型つけ言語”である為、変数や式に対して型を宣言する必要がありますが、型を自動的に推論する機能も備わっている為、プログラマの負担も少なくミスもしにくい構造となっています。

極めて汎用性の高い言語であり、様々な開発目的で使用される言語です。

比較的新しく開発された最先端の言語である為、C言語などの古い言語よりもコードの無駄を省いた、より洗練された言語となっており、初学者でも学びやすい言語です。

更には米国最大手IT企業群であるGAFAMの一角のGoogleによって開発された言語である為、今後もGo言語を用いた様々なサービスが提供されるものと思われます。

これらの事から、Go言語は十分に学ぶ価値があるプログラミング言語であると言えるでしょう。

主なGo言語の使用目的

  • Web開発
  • マイクロサービス
  • バックエンド開発
  • ツール開発
  • データ処理
  • ゲーム開発

2位:Kotlin・・・1308万円

fun main(){
    println("Hello,World!")
}

プログラミング言語別平均年収ランキング2位の言語はKotlinです。

Kotlinプログラマの平均年収は1308万円となっています。

Kotlinは、チェコのソフトウェア開発会社であるジェットブレインズによって、2011年頃に開発されたプログラミング言語です。

プログラミング言語であるjavaとの相互互換性が高い言語であり、javaプログラムを作動する為のソフトウェアであるjava仮想マシン(JVM)上で動作するプログラミング言語です。

その為、javaプログラマにも受け入れられやすい言語となっています。

シンプルで読みやすい構文を目指したプログラミング言語であり、長い構文でも使用者に最低限のストレスで済むように設計されています。

変数や式の”型”を宣言する必要がある”静的型つけ言語”であり、データをその動作のひとかたまりである”オブジェクト”を多用する”オブジェクト指向型プログラミング言語”です。

しかし、”関数”を重視する”関数型オブジェクト”の概念にも対応しており、正確かつシンプルなコードをかくことが可能となっています。

また、Kotlin Multiplatformプロジェクトを用いる事により、Android、iOS、Web、デスクトップなどといった異なるプラットフォームで開発する事が可能です。

KotlinはAndroid開発に特に有用であり、Android用アプリ開発などで人気の言語となっています。

主なKotlinの使用目的

  • Androidアプリ開発
  • バックエンド開発
  • デスクトップアプリケージョン開発
  • サーバーレスアプリケーション開発
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3位:Python・・・1249万円

print("Hello,World!")

プログラミング言語年収ランキング3位はPythonです。

Pythonプログラマの平均年収は1249万円となっています。

Pythonは、オランダ出身のプログラマであるグイド・ヴァンロッサムによって、1991年に開発されたプログラミング言語です。

”シンプルで読みやすく”

をモットーに開発されたプログラミング言語であり、プログラミング初心者であっても理解しやすい言語である一方で、近年盛んなAI(人工知能)開発やディープラーニングといった分野において現役で専門家に使用されている言語です。

動的型つけ言語であり、変数や式を入力する際それらの”型”をあらかじめ宣言する必要が無く、その事もコードをシンプルにすることに役立っています。

更に、Pythonに含まれている豊富な標準ライブラリにより、様々な種類のタスクを容易に実行する事が可能です。

そのため、プログラマの間では今大変人気のある言語で、プログラミング言語の人気を測る指標のひとつである”TIOBEプログラミングコミュニティーインデックス”においては、伝説的なプログラミング言語である”C言語”を抜いて一番人気のプログラミング言語となりました。

また、Pythonはその他様々な用途に使用できる汎用性の高いプログラミング言語である為、特に何を開発したいのかという目的の無い人でも、学んでおいて損はないプログラミング言語となっています。

主なPythonの使用目的

  • Web 開発
  • データ分析と科学計算
  • 機械学習と人工知能開発
  • ゲーム開発
  • デスクトップアプリケーション開発
  • 他多数の用途
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4位:TypeScript・・・1235万円

console.log("Hello,World!");

プログラミング言語年収ランキング4位はTypeScriptです。

TypeScriptプログラマの平均年収は1235万円となっています。

TypeScriptは、マイクロソフト社によって開発された言語で、2012年に公開されたプログラミング言語です。

また、従来のメジャーなスクリプト言語であったJavaScriptのスーパーセット(完全上位互換)として開発されたプログラミング言語となっています。

”関数型”や”オブジェクト指向型”など、複数のプログラミングパラダイムに応用可能なマルチパラダイムプログラミング言語であり、また省略する事も可能な変数や戻り値の型の宣言を行う事が出来る静的型つけ言語でもあります。

また前述した通り、これまでの主要なスクリプト言語であるJavaScriptのスーパーセット(完全上位互換)であり、JavaScriptとの互換性も高い事から、JavaScriptのコードに少し改編を加える事で、そのままTypeScriptのコードへと移行する事が可能です。

公開されたのが2012年と大変新しい言語であり、またGAFAMの一角でWindowsの生みの親であるマイクロソフトが開発した言語である事から、将来性・実用性ともに高いプログラミング言語であると言えるでしょう。

主なTypeScriptの使用目的

  • webアプリケーション開発
  • node.jsアプリケーション開発
  • モバイルアプリケーション開発
  • ツールやライブラリ開発

5位:Swift・・・1234万円

import Swift
print("Hello,World!")

プログラミング言語年収ランキング5位はSwiftです。

Swiftプログラマの平均年収は1234万円となっています。

SwiftはApple社によって開発されたプログラミング言語であり、2014年に一般公開されたプログラミング言語です。

iOS、macOS、watchOS、tvOSなどAppleプラットフォーム向けのアプリ開発をする為に特化したプログラミング言語であり、基本的にはSwiftを扱う際にはmacOSなどのAppleプラットフォームが必要となります。

それまでApple製のハードウェアやソフトウェア開発に使用されていたObjective-Cよりも、シンプルで読みやすく安全性も高く、更には機能面でも優れたプログラミング言語となっています。

また、豊富なフレームワークがあるためサーバーサイドの開発や機械学習など、幅広い利用範囲が存在する汎用性の高い言語となっています。

主なSwiftの使用目的

  • iOS、macOS、watchOS、tvOSなどAppleプラットフォーム向けのアプリ開発
  • その他のプラットフォーム向けのアプリ開発
  • 組み込みシステム開発
  • データ分析や機械学習

6位:Ruby・・・1134万円

puts "Hello,World!"

プログラミング言語年収ランキング第6位はRubyです。

Rubyプログラマの平均年収は1134万円となっています。

Rubyは日本人のプログラマであるまつもとゆきひろ氏によって開発されたプログラミング言語で、1995年に公開されたプログラミング言語となっています。

”プログラマにとっての幸福”を目指して開発された言語であり、とにかく分かりやすい構文が特徴です。

さらに視認しやすいオブジェクト指向型プログラミング言語であり、更に変数や式の型の宣言を必要としない動的型つけ言語であるため、その事もコードをよりシンプルでわかりやすいものとすることの助けとなっています。

さらにRuby on RailsやSinatraといった優秀なフレームワークの存在により、初心者であっても容易にプログラムが出来る言語となっています。

これらの事から、Rubyは初心者からプロフェッショナルにかけて、幅広い層にとって扱いやすいプログラミング言語となっています。

主なRubyの使用目的

  • webアプリケーション開発
  • タスクの自動化
  • データ処理

7位:JavaScript・・・1040万円

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: pika-1701915170387-1x-1024x398.png

console.log("Hello,World!");

プログラミング言語年収ランキング第7位はJavaScriptとなっています。

JavaScriptプログラマの平均年収は1040万円となっています。

JavaScriptはアメリカ合衆国のプログラマであるブレンダン・アイクによって開発された言語で、1995年に開発・公開されたプログラミング言語です。

プログラミング言語の中でもHTMLWWW(World Wide Web)の中核をなす言語であり、主に静止したWebページに動きを加える為に使用されます。

変数の型を宣言する必要のない動的型つけ言語であり、また”オブジェクト”という構成単位で構成される”オブジェクト指向言語”である為、コードがとても簡潔でわかりやすいのが特徴です。

また、webブラウザ内で直接実行される”クライアントサイドスクリプト”と呼ばれる特徴を持ち、ブラウザさえあればコードを書いて実行できる言語です。

また、極めて汎用性の高い言語であり、ブラウザ内のみの動作するフロントエンド開発に加え、”Node.js”と呼ばれる環境を用いる事によりサーバーやデータベースなどのバックエンド開発などにも対応できます。

これらの特徴から、現在のほぼ全てのWebページにJavaScriptは使用されており、今後もJavaScriptプログラマの需要は高いままであると思われます。

主なJavaScriptの使用目的

  • フロントエンド開発
  • バックエンド開発
  • モバイルアプリケーション開発
  • デスクトップアプリケーション開発
  • ゲーム開発

8位:Flutter(Dart)・・・1024万円

import 'package:flutter/material.dart';

void main(){
  runApp(myApp());
}

class MyApp extends StatelessWidget{
  @override
  Widget build(BuildContent content){
    return MaterialApp(
      home: Scaffold(
      appBar: AppBar(
        title: Text('Hello,World!'),
      ),
        body: Conter(
          child: Text(
            'Hello,World!',
            style: TextStyle(fontsize: 24),
          ),
        ),
      ),
    );
  }
}

プログラミング言語年収ランキング8位はFlutterです。

Flutterプログラマの平均年収は1024万円となっています。

Flutterは正式にはプログラミング言語ではなくフレームワークであり、使用するプログラミング言語はDartと呼ばれるプログラミング言語です。

FlutterはGoogleによって開発されたフレームワークで、主な使用用途は複数のOSやハードに使用可能なクロスプラットフォーム対応のアプリケーションを開発する際に使用されます。

一方、Dartは2011年に同じくGoogleによって開発されたプログラミング言語であり、JavaScriptの代替とするべく開発されたプログラミング言語です。

Dartは簡素で便利なプログラミング言語ながらも、2011年に開発・公開されて以降も長らく注目を浴びない言語であり、一時は”学ぶべきでないプログラミング言語”に選ばれるなど不遇な時代がありましたが、Flutterという優秀なフレームワークが開発されて以降は一転して人気の言語となりました。

世界最大手IT企業であるGoogleが開発した言語及びフレームワークである為、今後も様々なアップデートがされていく事も期待され、ますます需要が高まっていくものと予想されます。

主なFlutterの使用目的

  • モバイルアプリケーション開発
  • Webアプリケーション開発
  • デスクトップアプリケーション開発
  • 組み込みシステム開発

9位:Unity(C#)・・・987万円

using UnityEngine;

public class HelloWorld : MonoBehaviour
{
    void Start()
    {
        Debug.Log("Hello,World!");
    }
}

プログラミング言語年収ランキング第9位はUnityです。

Unityプログラマの平均年収は987万円となっています。

Unityも正確にはプログラミング言語ではなく、統合開発環境(IDE)と呼ばれるソフトウェア開発支援ツールの一種であり、使用するプログラミング言語はC#です。

Unityはアメリカのソフトウェア開発会社であるUnity Technologiesによって公開されているIDEで、主にゲーム開発において使用されるIDEです。

2Dや3D、VRといった幅広い種類のゲームソフトを、WindowsやmacOS、Nintendo SwitchやPlayStation、Xboxといった複数のプラットフォーム向けに開発できるツールとなっています。

一方、C#はマイクロソフト社によって開発されたプログラミング言語であり、マイクロソフトが開発したフレームワークである”.NETフレームワーク”の一部として使用されるプログラミング言語です。

C#の特徴は”オブジェクト”という構造体を組み合わせてプログラミングするオブジェクト指向型プログラミング言語であり、また変数を扱う際に変数のデータの型を明示的に宣言する静的型つけプログラミング言語です。

Unityにはその他にも、あらかじめ完成された3Dモデルやアニメーションなどといった”アセット”を購入できるUnity Asset Storeというサービスを利用できたり、現実世界での物理の現象を正確に模倣出来る”物理エンジン”を搭載していたりなど、初心者でもゲーム開発をしやすいオプションが多数搭載されています。

これらの特徴から、Unityは個人や少人数でゲーム開発をしようとするインディーズのゲーム開発者に好んで使用されるIDEとなっています。

主なUnityの使用目的

  • ゲーム開発
  • シミュレーション・トレーニングプログラム開発
  • 建築・設計の3Dモデリング及びシミュレーション

10位:PHP・・・973万円

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>Hello,World! in PHP/FI</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
  <?php
     echo "Hello,World!";
   ?>
</BODY>
</HTML>

プログラミング言語年収ランキング第10位はPHPです。

PHPプログラマの平均年収は973万円となっています。

PHPはデンマーク系カナダ人プログラマのラスマス・ラードフらによって開発されたプログラミング言語であり、1995年ころより公開されている言語です。

主にサーバー開発に使用されるサーバーサイドスクリプト言語であり、動きの無い”静的なWebページ”に、アニメーションなどといった動きを加える”動的なWebページ”とするために使用される言語です。

同じような働きを持つプログラミング言語であるJavaScriptとの違いは、主にユーザー側で実行され、Webブラウザ上で機能するJavaScriptに対し、PHPは主にサーバー側で実行され、ユーザー側に結果が送信される前に処理されます。

また、Webブラウザさえあれば実行可能なJavaScriptに対し、PHPはWebサーバーとの連携が必須の言語となっています

PHPは主要な用途であるサーバーサイドのプログラミングのみならず、個人のブログといったユーザーサイドでのプログラミングでも活用できる柔軟性のある言語となっています。

主なPHPの使用目的

  • 動的Webサイトの開発
  • Eコマースサイトの開発
  • Webアプリケーション開発
  • APIの開発

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は2024年度における、プログラミング言語及び開発ツール別年収ランキングトップ10をご紹介しました。

繰り返しになりますが、このランキングはあくまで一つの目安ですので、参考程度に使っていただければ幸いです。

今後ますます必要とされるプログラミング技術を学びたいのならば、独学よりもプロの指導を受けた方が効率よく学べますので、プログラミングスクールの体験入学をご検討してみてはいかがでしょうか?

IoTやDXが進められている昨今、プログラミング技術を修得した人材はより重宝されていく事となります。

今の内にプログラミングを勉強し、技能を身につけておくのが良いと思われます。

その時のプログラミング言語の選択の際に、この記事がお役に立ったなら幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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