【旅行】一度は行ってみたい!日本国内に存在する奇妙で興味深い場所6選【実際の映像と紹介付き】

旅行
この記事でわかる事

日本国内に存在する、少し変わった興味深いスポットがわかります

みなさんこんにちは、syuyaです。

我々が住むこの日本には、数多くの興味深いスポットが存在しています。

”打ち捨てられたかつて栄えた廃墟の島””一般人は立ち入り厳禁の神の島””首都圏の地価に存在する神殿のような治水施設”など

さながらRPGの世界のような場所が、現実の日本国内にはあるのです。

中には立ち入り禁止の場所もありますが、時間とお金があるなら是非とも行ってみたいですよね?

この記事では、そんな日本の奇妙で興味深いスポットを6か所ご紹介しています。

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新城島(沖縄県)・・・人魚伝説のある島

国土地理院 – 地図・空中写真閲覧サービス上の整理番号: COK20088X・コース番号: C1・写真番号: 1-3 及び コース番号: C2・写真番号: 3-5の空中写真, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=89835953による

まずご紹介するのは、沖縄県にある島である新城島です。

有名な観光地である石垣島から南西約23キロの地点にある島で、サンゴ礁の上に形成された大変美しい環境を誇る島です。

新城島とは、東北に位置する上地島と南西に位置する下地島の二つの島を合わせた呼称であり、2024年現在において両島合わせて10人ほどの島民が住んでいます。

綺麗な海に豊かな自然と、典型的な南の島となっています。

このスポットの興味深い点は、この島の島民や元島民の信仰する”人魚信仰”にあります。

”人魚”といっても、この島で崇められている”人魚”とは”ジュゴン”の事で、かつてこの島が琉球王国の属領であった際、捕獲したジュゴンの肉を琉球国王に貢いでいました。

その際に、殺したジュゴンの魂を供養するために”人魚神社”が建てられ、儀式を行っていたと言われています。

この”人魚神社”とはいわゆる日本の神道における”神社”とは異なり、琉球神道における祭儀場である”御嶽(うたき)”の一つである東御嶽(あーるうがん)という名称の聖地です。

上地島には他にも様々な御嶽が存在し、多くが一般人立ち入り禁止となっています。

さて、そんな”人魚”に対する儀式を長年行っていた島民でしたが、ある時期にその儀式を止めたところ、街を津波が襲い甚大な被害が出る事になりました。

これに畏れた島民は、より一層”人魚神社”に対する信仰心を強めたと言われています。

現代においても、年に数回行われる秘祭の時期には多くの元島民が島に戻り、島民のみで密かに祭りがとりおこなわれるそうです。

この”秘祭”は、島民以外の観光客でも見学は可能ですが、写真や動画撮影などは一切禁止となっています。

また、人魚神社である東御嶽を含めた多くの御嶽が許可なしの立ち入りが禁止です。

訪れる際は現地の責任者の許可を取り、また現地の人々の信仰を侮辱する事が決してないように注意しましょう。

軍艦島(長崎県)・・・今は廃墟となったかつて栄華を誇った人工島

Koji 12 – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=97262075による

続いてご紹介するのは、長崎県にある島である軍艦島です。

軍艦島の本来の名称は端島(はしま)と言い、江戸時代の記録には既に現れていました。

端島は古くから石炭の産地として知られ、明治期に入り蒸気機関車などによる石炭の需要が高まると、産業界から注目を集めるようになります。

そして1910年、日本の有力な財閥である三菱財閥にその権利が移ると、炭鉱開発を行うべく労働者の島への移住と島の開発が行われました。

その後も多数の労働者が移住し、全盛期には千人を超える労働者とその家族がこの端島に居住していました。

それに伴い、居住区や病院、学校や商店などの建造物が増えていき、その外観はさながら”軍艦”のようであった事から、いつしか”軍艦島”の愛称がつけられたと言います。

しかし、エネルギー源が石炭から石油にシフトした事による石炭需要の低下などにより、次第に軍艦島の炭鉱としての価値が低下。

そして、1959年には閉山され、島に建てられた建造物などは放置されたまま島民は島を去ってしまいました。

その後しばらくの間、軍艦島は打ち捨てられた人工島として放置されていましたが、かつての栄華を感じさせつつも廃墟となった島の風景は、国内外問わず多くの人の関心を呼びます。

そして、1980年代後半に観光地として再開発が始まり、2015年には世界遺産に登録される事となります。

建物の老朽化の影響で一部立ち入り禁止区域があるものの、現在でもツアー観光が可能で、国内のみならず世界中の観光客に人気のスポットとなっています。

軍艦島コンシェルジュ公式ホームページhttps://www.gunkanjima-concierge.com/

沖ノ鳥島(東京都)・・・日本の領海の最南端にある最果ての島

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国土交通省関東地方整備局, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=67087343による

続いてご紹介するのは、東京都小笠原村に所属する沖ノ鳥島です。

合計面積約9.44キロ平方メートルの島であり、東京都の小笠原列島の小笠原村に所属する無人島です。

この面積は干潮時の面積であり、満潮時には東小島と北小島というふたつの岩を除き、島の全てが海面下に沈みます。

そして、これらの岩が波の浸食によって削られてしまう事を恐れた日本政府によって、波の浸食を阻む護岸工事が行われました。

沖ノ鳥島では、その特異な立地条件をいかした様々な実験が行われている他、この島が存在している事によって日本の領海及び排他的経済水域が大幅に広げられている事から、日本にとってとても重要度の高い島となっています。

しかし沖ノ鳥島の存在による周囲の海域の排他的経済領域の認可については、周辺国から異論が出ているなど、しばしば問題となる事も多い島となっています。

八幡の藪知らず(千葉県)・・・一度入ったら出られないと言われる禁足地

続いてご紹介するのは、千葉県市川市八幡に存在する森である八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)です。

JR東日本の本八幡駅から歩いて数分の場所にあるこの八幡の藪知らずは、古来より”一度足を踏み入れたら二度と出てこられない”と言われ、近隣住民から畏敬の念を抱かれていた土地となっています。

その為この土地の周囲には古くから囲いが設けられ、正面には鳥居が建てられるなど一種の特異な場所として存在していました。

囲いの内部には様々な木や植物が手つかずの状態で放置されている雑木林となっており、また中央部が窪地になっているなど、確かに立ち入りにくい場所となっています。

しかし、決して面積が広大な訳ではなく、奥行き・幅ともに18メートルほどであるなど、決して内部で迷う程の広さではない土地と言えます。

この場所が”一度入ったら出てこられない”と言われる禁足地となった由来は、

”毒ガスが充満していて入ったら呼吸が出来ず死ぬ”

”中央部が底なし沼になっている”

など諸説あるものの、どれも根拠に乏しい風説の域を出ないものとなっています。

町中にある為アクセスもしやすく、また八幡の藪知らずを囲う囲いは容易に乗り越えられるようになっていますが、近隣の方にとっては神聖な場所の一つである為、中に勝手に侵入するようなことはくれぐれもしないようにしましょう。

沖ノ島・・・神宿る島

https://www.okinoshima-heritage.jp/kids/yohaisho.html

お次にご紹介するのは、福岡県宗像市に属する九州本土から約60km離れた場所にある孤島である沖ノ島です。

この島の特徴は、”島全体が聖域で、一般人は立ち入り禁止である”という事です。

福岡県に存在する神社で、旧官幣大社の一社である宗像大社の所有する島であり、なおかつ同社のご神体として崇められてきた島となっています。

2024年現在においては、宗像大社による祭事や同社に特別な許可を受けた者、島の保全活動従事者を除き島内への立ち入りが一切禁じられており、また島内の草や石、砂粒一粒でさえ島から持ち去る事を禁じられています。

沖ノ島は宗像大社成立以前の古墳時代ごろから、既に人々の信仰の対象となっていた事が知られており、島内からは当時の遺跡から多くの文化財が出土しており、考古学的にも重要な島であるようです。

立ち入りが禁止されている為に、一般人である我々には公開されている動画や写真でしか島の様子を見る術はありませんが、その島の内部には未知のものがありそうでワクワクしますよね。

首都圏外郭放水路(埼玉県)・・・地下神殿のような最先端インフラ施設

日本語版ウィキペディアのDddecoさん – 原版の投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=8322976による

最後にご紹介するのは、埼玉県の春日部市の地下に存在する超巨大な治水施設である首都圏外郭放水です。

首都圏外郭放水路はその名の通り、首都圏の治水事業の一環として掘削・整備されている巨大な地下空間で、荒川や多摩川など首都圏を流れる主要な河川の氾濫を防ぐための放水施設となっています。

画像や動画で確認できるように、内部はさながら巨大な神殿のようになっており、毎日見学ツアーが催されるなど人気の観光スポットとなっています。

見学ツアーの予約は、博物館である地底探検ミュージアム 龍Q館にて受け付けており、様々な見学ツアープランが選べます。

下記のホームページで見学予約をとる事も出来るので、是非ご活用ください。

首都圏外郭放水路 ホームページhttps://gaikaku.jp/

まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事では、日本国内に存在する奇妙なスポットを6か所ご紹介しました。

我々の棲むこの日本にも、こんなにも興味をそそられるスポットがある事はとても嬉しい限りですよね。

今回ご紹介したスポットは、一部立ち入り禁止区域を除き実際に訪れる事が出来ます。

皆さんも是非、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

かく言う私も、是非とも一度は実際にこの目で見てみたいと思っています。

この記事は以上です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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