みなさんこんにちは、syuyaです。
突然ですが、皆さんは兵庫県の神戸市に行ったことはありますか?
兵庫県の県庁所在地である神戸市。
人口は約152万7000人で、日本全国の市の人口ランキングで7位に位置しています。
そして隣接する大阪府、京都府とともに、京阪神経済都市圏の一角を担います。
県の名称こそ”兵庫県”ですが、県の都市機能のほぼ全てがその内の神戸市に集中しており、実質的には”神戸県”と言っても過言ではないでしょう。
そんな神戸市ですが、その内部は三ノ宮や元町などを有する中央区を始めとした9つの区によって成り立っています。
神戸市は9つの区から成り立っています
画像引用 https://www.city.kobe.lg.jp/information/shokuinsaiyou/saiyou/about.html
山あり海ありの風光明媚な港町であり、幕末の開港以降海外からの物資や文化がいち早く流入しました。
日本の中でも、早い段階から西洋化が進んだ地域と言われています。
そのため、西洋のファッションや文化がいち早く流入されたことにより、神戸に住む人々のそれらに対する意識も洗練されていきました。
それなので、関西人の中には神戸=おしゃれな街という認識があります。
そんな神戸には、幕末期に訪れた外国人の居留地や、チャイナタウンなどがあります。
日本に居ながら、異国の雰囲気を味わう事が出来るスポットとして人気です。
この記事では、そんな神戸のおすすめスポットを、皆様にご紹介したいと思います。
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お得な値段で神戸観光が楽しめる、素晴らしいセットプランとなっています。
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ハーバーランド・メリケンパーク
©一般財団法人神戸観光局
神戸と言ったらやはり港。
赤いポートタワーが目印のここ、ハーバーランド・メリケンパークエリアは、海の塩風薫る風光明媚な港街エリアとなっています。
今でこそ活気あふれる綺麗な港町ですが、かつてこの辺りは1995年の阪神淡路大震災により甚大な被害を受けており、現在の姿はその後復興し新たに作られた景色となっています。
1995年の震災直後の様子、背後にあるのがポートタワー
30年経った現在でも当時の犠牲者を悼むために、神戸の街を荘厳な電飾で彩る神戸ルミナリエが毎年開催されています。
神戸ルミナリエ:https://www.feel-kobe.jp/kobe_luminarie/
また、ポートタワーの中央突堤(かもめりあ)では神戸ベイクルーズによる遊覧船のチケットが販売されており、60分ほどの海上遊覧が楽しめます。
神戸ベイクルーズ公式サイト:https://kobebayc.co.jp/
中央突堤(かもめりあ)ターミナル
©一般財団法人神戸観光局
大人1500円(税込み) 中学、高校生及びシルバー(65歳以上)1300円(税込み)小人800円でクルーズが楽しめます。
家族旅行の思い出作りや、恋人とのデートに最適です。
遊覧船には洋風の遊覧船であるロイヤルプリンセスと、和風の遊覧船である御座船安宅丸があります。
値段は同じですが、航行ルートと航行時間が若干異なります。
下記にそれぞれの航路マップを貼っておきますので、参考にどうぞ。
どちらの船もそれぞれの良さがあるので、お好きな方を選ぶのが良いでしょう。
ロイヤルプリンセスと御座船安宅丸の航路
画像引用 https://kobebayc.co.jp/map/
中央突堤の北東にあるメリケンパークは、広々とした潮風を感じられる港湾緑地です。
平時においては海に面した広々とした公園として、子供や家族連れに人気のスポットであり、また音楽フェスなどといったイベントも度々開催され、人気を博しています。
メリケンパークの様子
©一般財団法人神戸観光局
特徴的な白いオブジェのある建物はカワサキワールドです。
カワサキワールド
©一般財団法人神戸観光局
世界有数の重工業企業である川崎重工の企業ミュージアムであり、世界を牽引する企業である川崎重工の船舶技術やロボット技術を見学する事が出来ます。
お子様の知育の場として絶好の場所と言えるでしょう。
大人900円、小人(小・中・高校生)は400円で入場する事が出来ます。
カワサキワールド公式サイト https://www.khi.co.jp/kawasakiworld/
港には、神戸の街のランドマークタワーである赤いタワーの神戸ポートタワーがあります。
ポートタワー
©一般財団法人神戸観光局
ポートタワーは1962年に工事が着工され、翌1963年に完成した観光タワーです。
高さは108メートルで、展望台からは神戸の港の風景が一望できる人気の観光スポットとなっています。
神戸ポートタワー公式サイト http://kobe-port-tower.com/
メリケンパークの風景 左がポートタワー、右がカワサキワールド
©一般財団法人神戸観光局
中央突堤の南西にあるハーバーランドはファッション・グルメ・アミューズメントなどが多数ある神戸有数のショッピングエリアです。
休日には、多くの若者や家族連れで賑わっています。
複合商業施設神戸ハーバーランドUMIE及びUMIE mosaicには、ファッション、グルメ、雑貨、映画館など様々な専門店が入っています。
UMIE内部の様子
©一般財団法人神戸観光局
神戸ハーバーランドUMIEホームページ:https://harborland.co.jp/guide/umie/
UMIE mosaic
©一般財団法人神戸観光局
一人でショッピングするのはもちろん、恋人とのデートや家族での買い物など、多様な目的で利用できる施設となっています。
ハーバーランドの風景、中央の茶色の建物が複合商業施設umie mosaic
©一般財団法人神戸観光局
神戸元町商店街
元町商店街のアーケード
©一般財団法人神戸観光局
1874年に名付けられて以降、150年近くの歴史があるこの商店街。
端から端まで、全長約1.2キロもの長さがある商店街です。
商店街には古くから続く喫茶店や、ユニークな品ぞろえの服屋、刃物屋などが軒を連ねています。
ただ歩きながらお店を眺めているだけでも飽きがきません。
中でも、商店街の中ほどである3丁目辺りに漂う香ばしいお茶の香りは、天保時代から続く老舗日本茶専門店である放香堂本店から漂う香りです。
抹茶や玉露、ほうじ茶といったお茶の販売を始め、急須や湯呑などの茶器も取り揃えており、本格的な日本茶を味わいたい方は、是非とも訪れるべき場所となっています。
放香堂本店ホームページ: https://www.hokodo.co.jp/
神戸南京町
中華街の南京町広場の様子
©一般財団法人神戸観光局
南京町マップ
画像引用 https://www.nankinmachi.or.jp/streetmap/
ここ神戸の南京町は、神奈川県にある横浜中華街、長崎県にある新地中華街とともに、日本三大チャイナタウンとして知られています。
そもそも、日本における中華街の成り立ちは江戸時代にまで遡れます。
日本が開国した当時、西洋人達との知識の橋渡し役として、欧米人と共にやってきていた中国人の為に、当時の日本政府が居住区を設けたのが始まりなのだそうです。
中華街の東西と南には、それぞれ立派な中国風の門があり、東は長安門、西は西安門、南は海栄門と呼ばれています。
本格的な中華料理のフルコースが味わえる店から、食べ歩き可能な小皿に入った中華料理のお店まで幅広い中華料理の店があります。
中でも、中心広場の前にある豚まんのお店”老祥記”はいつ行っても行列が出来ているほどの有名店です。
連日長蛇の列が出来る”老祥記”
画像引用 https://mytown.mizuho-re.co.jp/mz-kobe-c/87
1915年から営業している老舗中の老舗で、一説には豚まんの生みの親ともされているほどの歴史ある中華料理屋です。
並んででも食べてみる価値はある事でしょう。
老祥記ホームページ: https://roushouki.com/
三ノ宮センター街
三ノ宮センター街中央通りの様子
©一般財団法人神戸観光局
若者たちにとっての、文字通り活動の中心部となっている三ノ宮センター街。
食べ物、ファッションを始めとして、電化製品、革製品、アニメグッズ、書店などなんでも一通りそろうのがここ三ノ宮センター街です。
アーケード型商店街にしては珍しく、地下や二階などの多層構造となっており、それぞれの階層によって集まっているお店のジャンルが違うのが特徴です。
神戸三宮センター街ホームページ:https://www.kobe-sc.jp/
生田神社
©一般財団法人神戸観光局
繁華街である三ノ宮から、北に歩いてすぐの所にある生田神社。
創建は201年と大変古い神社です。
祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)という日本神話の神で、美しい女神であるとされています。
この女神が関わる、生田神社の建立に関わるエピソードがあります。
日本の第14代天皇、仲哀天皇(ちゅうあい)の皇后であった神功皇后が三韓外征の際、神戸の港にて、女神である稚日女尊に出会います。
この地に自分を祭ってほしいと稚日女尊に頼まれたことから、神功皇后はこの地に稚日女尊を祀る生田神社を建てたというのです。
また、”神戸”という地名の由来となった場所とも言われています。
稚日女尊が女神であることから、縁結び・安産にご利益があるとされており、女性の参拝客に人気のスポットとなっています。
神社の裏手の生田の森はよく整備された林であり、小川が流れる夏でも涼しいヒーリングスポットです。
生田の森
画像引用 https://ikutajinja.or.jp/precinct
生田神社ホームページ:https://ikutajinja.or.jp/
新長田の鉄人28号のモニュメント
新長田にある鉄人28号のモニュメント
画像引用:https://services.osakagas.co.jp/portalc/contents-2/pc/tantei/1270846_38851.html
神戸市の西部にある長田区には、1956年に横山光輝先生により週刊誌『少年』にて連載されていた、漫画”鉄人28号”のロボットの巨大なモニュメントがあります。
町おこしのために建造が開始され、2009年10月に完成しました。
高さ15メートル30センチの巨大な立像は、実際に観てみると、写真で見るよりも遥かにインパクトがあります。
鉄人と同じポーズで写真を撮るのがおススメです。
長田区は神戸市の中でも下町気質であり、家族連れも多く、とても居心地の良いエリアとなっております。
神戸市長田区役所の公式紹介ホームページ:https://www.city.kobe.lg.jp/h53961/kuyakusho/nagataku/jyouhou/tetsujin28.html
異人街&北野天満宮(北野エリア)
異人街 風見鳥の館の画像
©一般財団法人神戸観光局
19世紀から20世紀にかけて、海外の外交官や商人の為の居住区として設定されていたのが北野エリアです。
それぞれの時代の建築様式で建築された洋館が立ち並ぶ、とてもお洒落なエリアとなっています。
多くの洋館は一般公開されており、チケットを買う事により見学する事が出来ます。
北野エリアと主要な洋館のMAP
引用 https://kobe-ijinkan.net/img/access/map.pdf
また”北野”の名称の由来ともなった、平安時代の文人である菅原道真を祭る社である”北野天満神社”もあります。
©一般財団法人神戸観光局
建立は1180年、兵庫県の福原に遷都した平清盛の命により建造されたとされています。
本殿は長い階段を上った先にあり、鳥居前から見える風景は北野の街及び、その下の神戸の街並みまで広く見渡せます。
知る人ぞ知る、神戸屈指の絶景スポットとなっています。
布引ハーブ園
布引ハーブ園
©一般財団法人神戸観光局
布引ハーブ園は、西欧文化との結びつきが強い神戸の街のレジャー施設として、1991年10月23日に六甲山の上部に開園した施設です。
園内にはラベンダーやカモミールなど、多くのハーブが栽培されています。
摘み立てのハーブを使用した料理が食べられるレストランや、各種ハーブやオリジナル商品を購入出来るショップなどがあります。
新神戸駅近くのロープウェイで行く事が出来ます。
布引ロープウェイ料金・時間表:https://www.kobeherb.com/infomation/hours_fare/
ただし、長い道のりとなりますが一応徒歩で行くことも可能です。
しかしその場合は本格的なハイキングとなるので、その為の装備をして、明るい時間帯に行くことをおすすめします。
ハイキングコースの道中には、布引ダムや布引の滝などがあります。
雄大な自然を感じられる、人気のハイキングスポットとなっています。
布引の滝
©一般財団法人神戸観光局
おすすめとしては、片道切符を購入し、ハーブ園まではロープウェイで行き、帰りは徒歩で新神戸まで歩いて帰ってくるというコースです。
金銭的な節約になりますし、帰りはダムや滝を見ながら下山する事が出来ます。
ですが、その場合であっても結構体力を使いますので、お子様連れの方や体力に自信がない方は、往復のロープウェイ切符を購入する事をお勧めします。
有馬温泉
有馬温泉街の様子
©一般財団法人神戸観光局
神戸市北区にあるこの有馬温泉は、愛媛県の道後温泉、和歌山県の白浜温泉に並び、日本3古泉の一つに数えられています。
天下人である豊臣秀吉にも愛されたと言われ、秀吉は人生で合計9回にも渡り、この有馬温泉を訪れたとされています。
ここの温泉の種類は2種類あり、それぞれ金泉と銀泉と呼ばれています。
金泉は含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉という、鉄分を多く含む濁り湯です。
効能は保湿、保温効果があり、冷え性、関節痛、抹消血行障害などに効果があるとされています。
銀泉は炭酸泉とラジウム泉の混合で出来ており、金泉と違い透明な温泉です。
効能は高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、機能性心疾患などに効果があると言われています。
旅館などの宿泊施設の他、日帰りで入浴できる温泉も多数あり、中でも金の湯、銀の湯、太閤の湯は値段もリーズナブルで、大変利用しやすい施設となっています。
金の湯 銀の湯 ホームページ:https://arimaspa-kingin.jp/
太閤の湯 ホームページ:https://www.taikounoyu.com/
有馬温泉街MAP
画像引用 https://www.nta.co.jp/kokunai/kansai/hyogo/arima/map.htm
須磨エリア
海水浴客で賑わう須磨海岸の様子
©一般財団法人神戸観光局
神戸市の中心部から西に行ったエリアは須磨とよばれ、古くから文化人に親しまれてきた風光明媚な海岸エリアとなっています。
綺麗な海岸は絶好の海水浴スポットであり、シーズンになると写真のように多くのレジャー客で賑わいます。
またシーズン中は、仮設のシャワーやロッカーが無料で貸し出しされている為、砂まみれになることを気にせずレジャーを楽しむことが出来ます。
この須磨の地は古くは百人一首にも登場し、昔から日本人に親しまれていた観光地であった事が分かります。
淡路島 通ふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝覚めぬ 須磨の関守
百人一首78番より
また源氏物語の”須磨の巻”において、宮廷での朧月夜との関係が露見し、保身の為に光源氏が退去した先が、この須磨の地であったとされています。
源氏物語より”須磨”
画像引用 https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/90263
須磨の地には有名なお寺である須磨寺があります。
真言宗須磨寺派の大本山である寺院で、背後に鉢伏山を備える傾斜の上に建てられています。
創建は886年と大変古く、また松尾芭蕉を含めた後の文化人たちに愛された名所でもあります。
山を背後にそびえる本殿の様子は荘厳であり、年間多くの参拝客が訪れる人気の観光スポットとなっています。
須磨寺
©一般財団法人神戸観光局
まとめ
いかがだったでしょうか。
神戸にはこの記事でご紹介した場所の他にも、数々の見所や穴場があります。
実際にご自身で行ってみる事を、是非お勧めします。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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