こんにちは、syuyaです!
日本が世界に誇る文化としてアニメがありますよね。
英語では日本製以外のアニメをCartoon。
そして日本製のアニメをAnimmationと使い分けるくらい、日本のアニメは世界でも特別視されています。
かくいう私も一時期アニメにどハマりしまして、よく”聖地”秋葉原に通っていました。
あまりに頻繁に通うため、地元と秋葉原の間の電車の定期券を持っていたくらいです(笑)
有名どころのアニメはあらかた見終わった私が、皆さんの為に日本のアニメを語るなら最低限見るべきメジャーなアニメたちをご紹介します。
これらを見ずして日本のアニメ文化は語れない!というものを厳選しました!
私自身がかつてどハマりした作品達でもあります
新世紀エヴァンゲリオン
エヴァンゲリオン公式サイト|日テレ「映画天国」で『新世紀エヴァンゲリオン』セレクト放送決定https://www.evangelion.co.jp/news/ntv_eigatengoku_eva/
最初にご紹介するのは『新世紀エヴァンゲリオン』です。
1995年にテレビ放送されて以降、社会現象にまでなった伝説的なロボットアニメです。
OPテーマである高橋洋子さんの歌う『残酷な天使のテーゼ』は今でもカラオケで歌われる名曲ですね。
監督はシン・ゴジラやシン・ウルトラマン等の特撮映画の監督としてもおなじみの庵野秀明監督です。
主人公は14才の少年碇シンジ。
親戚の家に預けられていた彼は、ある日急に疎遠だった父親に呼び出されて、何と巨大な兵器”汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン”にのって襲来する謎の敵”使徒”を倒せと命じられます。
主人公のシンジくんは、世界を守るという重責でひどく葛藤します。
世界を守る為に戦うという、14才の少年が背負うにしては重過ぎる宿命の中での、少年の戦いと葛藤が描かれます。
いわゆる”セカイ系”と呼ばれるジャンルの金字塔とも呼べる作品で、普通の少年である主人公の双肩に世界の命運がかかっている、そのような物語となっております。
壮大なテーマに反して、登場する人物たちの心理描写はとても緻密かつ複雑で、旧約聖書をベースとした深遠な世界観と、難解なストーリーは様々な憶測と考察を呼びました。
主人公と同じエヴァンゲリオンパイロットで、本作のヒロインの一人である、勝気なドイツ人のクオーターである少女惣流・アスカ・ラングレー。
そして同じくエヴァンゲリオンパイロットで、ミステリアスで無口な少女であるもう一人のヒロイン綾波レイ。
対照的な性格のこの二大ヒロインはその後のアニメヒロインの型番のような存在となり、後のアニメに多大な影響を与えました。
当時のファンの間では、アスカと綾波のどちらが本当のヒロインかという綾波・アスカ論争なども起こりました。
後に2007年にヱヴァンゲリヲンシリーズとして、新たなストーリーで映画化もされました。
このアニメは良くも悪くも賛否両論あり、苦手な人はとことん苦手なのですが、日本のアニメ・オタク文化を語る上では決して外すことの出来ない作品でもあります。
こんな人におススメ!
・スケールの大きい話が見たい人
・物語の考察とかが好きな人
・設定が作りこまれたロボットアニメが見たい人
涼宮ハルヒの憂鬱
AT-X公式サイト|涼宮ハルヒの湯鬱|番組|AT-X
https://www.at-x.com/program/detail/3285
お次にご紹介するのは『涼宮ハルヒの憂鬱』です。
2007年に放映されたこの『涼宮ハルヒの憂鬱』は何を隠そう、私をオタクの道に引きずり込んだ元凶のアニメです(笑)
主人公はごく普通の高校生キョン。
無事高校に入学し、ありきたりな普通の高校生活を謳歌しようとした矢先、
”ただの人間には興味ありません、この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら私の所に来なさい!以上!”
こんな自己紹介をするトンデモ美少女涼宮ハルヒと出会います。
ハルヒは性格以外は顔も良くてスポーツ万能、勉強もできるパーフェクト美少女なんです。
ハルヒに何故か気に入られてしまったキョンは、
寡黙な文学少女長門有希
ロリっ子上級生朝比奈みくる
そして謎の転校生古泉一樹
と共にハルヒが創設した”世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団”、略してSOS団に強制加入させられてしまいます。
ハルヒの気まぐれによって集められた3人ですが、実はこのメンバー、各々がとんでもない背景を持っていたのです。
普通の高校生活を望んでいたキョンは、ハルヒに振り回されて普通とは程遠い、とんでもない非日常体験をしていくことになります。
原作は谷川流先生によるライトノベルです。
しかしこの作品に関してはライトノベルというよりも、寧ろ昔のジュブナイル小説を思い起させるような知的な文体の作品と言えます。
その為、あまりライトノベルの独特の文体に耐性のない方でも、苦痛なく読める作品となっています。
アニメーション制作は京都アニメーションであり、この作品以降しばらくアニメ業界では京アニ時代ともいうべき、京アニ一強時代が到来します。
EDテーマである”ハレハレユカイ”は当時としては画期的な、歌に合わせて登場人物たちが独自の振り付けで踊るというアニメEDの効果も合わさって大ヒット曲となりました。
EDの踊り、通称”ハレハレダンス”は当時隆盛を誇っていたニコニコ動画等で、ファンによる模倣ダンス動画がアップロードされるなど、大いに反響を呼びます。
2009年に同じく京都アニメーションで二期も放映され、そして2010年には原作ファンの間でも評価が高い同名の原作4巻のストーリーを描いた映画”涼宮ハルヒの消失”が放映されました。
こんな人におススメ!
・学園アニメが見たい人
・SFが好きな人
・変わった美小女が好きな人
けいおん!
テレビ愛知|けいおん!|テレビ愛知
https://tv-aichi.co.jp/k-on/
お次にご紹介するのは『けいおん!』です。
けいおん!は2009年から放送され、一大ブームを巻き起こしたアニメです。
晴れて高校に入学した主人公平沢唯は、今まで部活などを特にしてこなかった自分の学生生活に危機感を抱き、高校こそはと部活を始める事を決意。
軽音楽をカスタネットなどを叩くだけの軽い音楽と勘違いした唯は、軽音部の扉を叩くきます。
そこには同じく軽音部に入りたくて部室に来ていた、同じく新入生の二人組である秋山澪と田井中律がいました。
後に同じく入部する琴吹紬と4人で、廃部寸前であった軽音部を復活させて活動していきます。
女子高生4人組(後に一年後輩の中野梓が加わり5人組)によるガールズバンド”放課後ティータイム”の日常を描いた漫画原作のアニメ化作品で、そのオープニング曲とエンディングテーマ曲は、当時のミュージックステーションで紹介されたりもしました!
当時のMステ出演者たちの興味深そうな顔が印象的だったなぁ・・
このアニメの影響でバンド活動を始めた高校生も数多くいたとか(笑)
前述の涼宮ハルヒの憂鬱と同じ京都アニメーションの制作で、丁寧なアニメーションや日常描写は、10年以上経った今でも色あせない素晴らしいものとなっています。
2010年には二期である”けいおん!!”と、2011年には完結編である”映画けいおん!”が放映されました。
こんな人におススメ!
・学園青春アニメが見たい人
・可愛らしい女の子たちの物語が見たい人
・日常系アニメが見たい人
化物語
アニメイトタイムズ|物語シリーズ(化物語)アニメを見る順番と時系列【最新版】
物語シリーズ(化物語)アニメを見る順番と時系列【最新版】 | アニメイトタイムズ (animatetimes.com)
お次にご紹介するのは『化物語』です。
化物語は2009年にアニメ化された作品で、後にシリーズ化され長期間に渡り制作・放映されていおました。
主人公である直江津高校二年の高校生阿良々木暦は、ゴールデンウィークにおきたとある事件から怪異の王である吸血鬼の力を得ます。
そんな彼の周りには、彼と同じく”怪異”にとりつかれた一癖も二癖もある少女達が集まってきます。
”怪異”について明確な定義はありませんが、作中では主に人に憑りついて様々な悪事を働く存在として描かれています。
身体から重さがなくなってしまった少女戦場ヶ原ひたぎ。
家に帰れなくなってしまった少女八九寺まよい。
左腕に怪異を宿す少女神原駿河。
才色兼備な学級委員長羽川翼。
阿良々木暦はそんな彼女たちを救うべく、吸血鬼の力を駆使し奔走します。
アニメーション制作会社シャフトの制作で、また後述の”魔法少女まどか☆マギカ”と共にこのアニメーション会社を一躍有名にした作品でもあります。
キャラクター達が独特の角度で首を傾げるポーズはシャフ度などと呼ばれ、アニメ愛好家達に親しまれています。
また、主人公である阿良々木暦を演じる、声優の神谷浩史さんの子気味よい語りも聴いててとても心地よく、作品全体に知的なユーモアが漂う作品となっています。
原作は西尾維新先生による小説で、その抜群の言語センスによる言葉遊びは読んでいてとても面白いです。
そんな化物語ですが、”物語シリーズ”として現在15シリーズアニメ化されています(!)
どの順番で見ればよいかは、アニメイトタイムズ様のこちらのサイトが分かりやすいと思いますので、リンクを貼っておきます。
物語シリーズ(化物語)アニメを見る順番と時系列【最新版】 | アニメイトタイムズ (animatetimes.com)
こんな人におススメ!
・一癖も二癖もある女の子たちに振り回されるのが好きな人
・知的なユーモアが好きな人
・理屈っぽい語りが好きな人
とある魔術の禁書目録
4gamer.net|「とある魔術の禁書目録 幻想収束」,キャラクターページなどが公式サイトにて公開
お次にご紹介するのは『とある魔術の禁書目録』です。
“科学と魔法が交差した時、物語が始まる”
舞台は東京の西のエリアを開発して作られた、科学の街”学園都市”
そこでは、高度な科学を用いた超能力開発がされていて、学園都市に在籍する生徒たちにはそれぞれ何らかの超能力が備わっており、レベル1~レベル5までのランクをつけられています。
主人公はそんな学園都市において、レベル0(無能力者)である上条当麻。
しかし、彼には全ての異能の力を打ち消す特別な右手”幻想殺し(イマジンブレイカー)”がありました。
そんな彼の元に、シスター姿の少女インデックスが現れます。
彼女は上条当麻の所属する学園都市が誇る”科学”とは別の技術である”魔法”使いの組織から逃げてきたといいいます。
上条は”魔法”というものを信じられないながらも、彼女を自宅で保護していると、そこに彼女を追ってきた”炎の魔法使い”のステイル・マグヌスが現れました。
とっさの機転でステイルを退けた上条は、インデックスのいう事を信じインデックスを魔法使いの勢力から守ろうと奮闘します。
このようなストーリーとなっています。
”科学”と”魔法”の二つの勢力の対立を主軸に描いた作品となっていて、いわゆる中二病心くすぐられる設定となっています。
科学と魔法の対立ってなんかかっこいいね!
原作は鎌池一馬先生によるライトノベルなのですが、1期、2期合わせなんと57巻(!)出ています。(2023年3月現在)
その文体は凄く勢いのある文章で、まさしくライトノベルといった感じでしょうか。
人によっては好き嫌いが分かれる文章ではありますが、例えば夏目漱石の文章などは難しい分読むのに時間がかかるのに対し、鎌池先生の文章は何の苦も無くスラスラと読むことが出来ます。
なにより、その世界観設定はとても面白く引き込まれます。
”とある科学の超電磁砲”はこの作品の中の人気キャラクターで、学園都市に7人しかいない”超能力者”レベル5の御坂美琴が主人公のスピンオフ作品です。
御坂美琴はサブヒロインながらも、メインヒロインであるインデックスよりも人気の出たキャラクターであり、”とある科学の超電磁砲”はそんな彼女が学園都市の暗部と戦う様子が主に描かれています。
こちらも大人気のアニメ作品となっております。
こんな人におススメ!
・中二病な設定の世界観が好きな人
・やれやれ系主人公が好きな人
・魔法とかが好きな人
魔法少女まどか☆マギカ
魔法少女まどか☆マギカ (madoka-magica.com)
最後にご紹介するのは『魔法少女まどか☆マギカ』です。
2011年に放映されたこのアニメは、その壮絶なストーリー展開もあってアニメ世界に衝撃を与えました。
ごく普通の中学生鹿目まどかは、夢の中で見知らぬ少女が巨大な怪物と戦い傷ついている夢を見ます。
そして傍らにいた謎の生物キュゥべえに
”僕と契約して、魔法少女になってよ!”
と言われたところで目が覚めます。
翌朝いつものように、同級生美樹さやかと一緒に学校へ行くと、なんと夢の中でみた少女暁美ほむらが転校してきます。
夢で見たほむらと仲良くなりたいと思ったまどかは色々と話しかけますが、ほむらはそっけなく応答するだけ。
そして、ほむらはまどかに”絶対に魔法少女になってはいけない”と警告を与えました。
第一話後半、まどかはさやかと共に謎の異空間に迷い込んでしまいます。
そこで魔法少女の服装に身を包み、華麗に戦う少女巴マミと出会います。
二人は華麗に戦うマミに、尊敬と憧れの念を抱きますが・・・。
このようなあらすじとなっております。
制作は上記”化物語”の制作と同じアニメーション会社シャフトです。
脚本はアニメ”Fate/ZERO”などでおなじみの虚淵玄氏です。
この作品に関して、特筆すべきは何と言っても第三話です。
この第三話放映後、あまりの衝撃的な展開にネットでは騒然となりました。
第三話になにがあったの?
すごく気になるんだけど・・・
それは見てのお楽しみ。
ただ、観るなら覚悟して観た方が良いです!
また、この作品がどういったものなのかこの三話でだいたい分かると思うので、この第三話でこの作品が好きか嫌いかがはっきり分かれると思います。
従来型の”魔法少女モノ”に対する一種のアンチテーゼ的な内容となっており、主に幼い女児向けに作られているそれらの作品とはある種真逆な方向性となっています。
その為、以下の3点が苦手な方は観ない方が良いかもしれません。
・複雑でドロドロした人間関係
・暴力的な内容
・救いのないストーリー
これらを許容できる大人でないと見るのが辛くなるような内容となっていますが、だからこそハマる人にはとことんハマる作品です。
こんな人におススメ!
・救いのない話が好きな人
・グロテスクな描写が好きな人
・作りこまれた設定が好きな人
まとめ
いかがだったでしょうか?
日本のアニメの歴史はとても長く、また奥深いものです
当然のことながらここに紹介したものはその内のほんの一部。
まだまだ紹介しきれていない名作もたくさんあります。
また機会があればこの続きの記事も書いていきたいなと思っております。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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