【SNS】学んでおくべきインターネットリテラシーと有名な炎上事件3選【ネット炎上を回避する方法】

自己啓発
この記事でわかる事

炎上をしない為にインターネットを利用する際に注意するべき事と、実際に起こった過去の炎上事件を知ることにより、何をしたら炎上をしてしまうのかという事を知ることが出来ます。

皆さんこんにちは、syuyaです。

今や我々の生活に欠かすことの出来ないものとなったインターネット

総務省のデータによると、2021年のインターネット普及率は82.9%。

日本人の10人に8人はインターネットを利用する時代となっています。

インターネットは便利である一方でその使い方、すなわちインターネットリテラシーを誤ると取り返しのつかない事になります。

一度インターネット上に発信してしまった情報は例え本人が消去しようとも、何らかの形でインターネット上に残り完全に消すことは不可能となってしまいます。

この事を一度掘ったら中々消せない入れ墨(タトゥー)に例え、デジタルタトゥーと呼んだりします。

そして、発信した情報が不特定多数に不快感を与えてしまったりして、集中的に批判を浴びてしまう事を、実際の火災が燃え広がって家屋を焼き尽くす様子になぞらえて”炎上”といいます。

これらはネット上だけではなく、時に実生活にまで悪影響及ぼしてしまう事であり、SNSを利用する際には何としても避けるべき事です。

この記事では実際にあったネット上の炎上事件と、炎上しないために気を付けるべきことをご紹介します。

【実際ネット炎上例】有名なネット炎上事件3ケース

今回はネット上で大炎上してしまった事例3つを、それぞれご紹介します。

ご本人たちのプライバシーを鑑み、本人が公表している場合を除き名前は伏せておきますが、それぞれ有名な事件ですので検索すればすぐに出てきます。

詳細を知りたい方は、ご自身で検索してみてください。

ケース1:とある高校生Hとその弁護士Kのケース

先ずご紹介するのがこのケースです。

時は遡り2009年。

当時高校生だったHは、匿名掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)において、過度な自分語りや他のユーザーを挑発をする遊びに熱中していました。

当時匿名掲示板において、固定ハンドルネーム(通称コテハン)と呼ばれるニックネームをつけてコメントをする事が流行っていました。

そして、高校生Hは固定ハンドルネーム”八神太一”を名乗り、頻繁に掲示板に書き込みをしていました。

syuya
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八神太一とは、1999年から2000年まで放送していたアニメ”デジタルモンスター”の主人公の名前なのですが、この事も高校生Hのおおよその年代の推測に使われました。

彼は周囲に対する挑発のみならず、特定の集団に対する差別的発言や、2011年の東日本大震災をネタにした悪質な投稿等をしていました。

それらの彼の書き込みは多くの人を不快にさせ、結果として彼に対するヘイトが溜まっていきました。

そんなHですが、周囲に煽られて大学の合格通知証の画像をアップロードしたことから個人情報が特定されてしまいます。

困ったHは弁護士であるKに依頼し、事態の収拾を依頼します。

しかし、この弁護士Kの対応がまずかった為、炎上はKを巻き込み更に広がってしまいます。

Hの自宅やKの事務所には、大量の犯行予告の書かれた郵送物などが送られ、更に実際にHの自宅や弁護士Kの事務所に突撃する通称リア凸などが行われました。

両者の家族構成や過去の経歴、ネットでの発信内容などが洗いざらい発掘されます。

ネット上ではひっきりなしに両者に対する犯行予告が行われ、特に弁護士Kに対する犯行予告の件数は、アメリカのジャスティン・ビーバーに次いで世界二位の多さとなりました。

その後のHはネット上から姿を消し、現在はどこかでひっそりと生活していると思われますが、この炎上事件と特定騒動がその後の彼の人生に大きな影を残した事は疑いようがないでしょう。

ケース2:Youtuber syamu_gameさんのケース

2014年、とある動画がニコニコ動画に投稿されて話題を呼びます。

youtuberであるsyamu_gameさんが”ネット上での知り合いが実際にリアルで会う会“、通称オフ会を開催したものの、誰も来なかったという出来事がありました。

それだけなら良かったのですが、何を思ったかsyamuさんはその時の様子をyoutubeにアップロードしたのです。

syamuさんの個性的すぎるキャラクターも手伝い、その動画はネット上で大いに注目を集めます。

過去に彼が投稿した動画も次々発見され、拡散されていきました。

そんな動画の中に、syamuさんが当時住んでいた自宅を紹介するという動画がありました。

その動画の中で

syamuさんの自宅が特定されたポイント

1.その自宅の公営住宅のパンフレット

2.窓からの景色と夏にそこから花火が見れるという本人の情報

3.それまでの動画の中での本人の発言

等から、本名と住所が特定されてしまいました。

そしてsyamuさんには女性との交際願望があり、マッチングサイト等を使い度々女性に接触しようとしていた事も発見されてしまいました。

それを面白がった悪質なネットユーザーにより、実際は男性であるのに女性を偽って、男性にアプローチするという通称ネカマ(ネットオカマ)行為の標的にされてしまいます。

そこでのネカマとの通話やメッセージのやり取りなども記録、拡散されてしまいました。

最終的に彼は、ネカマに大阪の難波に呼び出されたあげく待ちぼうけを食らわされます。

そして、失意のうちにYouTubeを引退・・・したのですが、

その後も度々YouTubeなどに動画をあげたりして、一部の界隈を騒がせています。

ケース3:大手回転寿司チェーン店での迷惑行為のケース

2023年、Twitter上で岐阜県に住む高校生が大手回転寿司チェーン店で醤油の容器を舐めたり、回っている寿司ネタに唾液を付着させるなどしている様子を映した動画が拡散、瞬く間に炎上しました

ただ単に不快であるのみならず未だコロナが収束していない時期であったため、ネット上ではその回転寿司チェーン店に対する信用が低下し、一時期は同社の株価が時価総額170億円ほど下がってしまう事態となりました。

回転寿司チェーンはその少年に対し民事・刑事両面での訴えを起こす事を決めます。

更にネット上ではその少年に対する特定が進み、その少年の住所、家族構成、通っている高校等が次々と特定されてしまいます。

結局、その少年は通っていた高校を自主退学する事となりました。

顔や氏名も特定されネット上に流れている為、今後彼が普通の生活を送ることはかなり難しくなってしまったと思われます。

若気の至りではとても済まされない、取り返しのつかない事となってしまいました。

syuya
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少年とその両親は回転寿司チェーン店に謝罪に行ったようですが、企業イメージを損なわれた以上、謝って済まされる問題ではなくなり、企業側は少年とその家族に損害賠償請求をする姿勢のようです。

【ネット炎上予防策】ネットを使う際に気を付ける事

いかがだったでしょうか?

上記3件はいずれも大きく話題になった炎上事件であり、インターネットを使う上での反面教師とすべき案件です。

インターネットを使う際にはそれが公の発信の場であることを認識し、不特定多数の実在する人間たちが見ているという事を常に意識する事が重要となるでしょう。

以下にネットを使う上での注意点を記します。

予防策1:個人情報をネット上に書かない、載せない

仮にネット上で炎上してしまったとしても、個人情報が暴かれていなければ何とかなります。

ネット上だけでの炎上に留まり、説明や謝罪など適切な対応をとれば時と共に炎上は収まり、現実世界にまで影響が及ぶ事は少ないでしょう。

しかし、住所や氏名などが暴かれてしまうとそうはいきません。

上記の炎上事件のように、自宅に犯行声明が届いたり、リア凸の標的にされてしまうなど、実生活に悪影響が及んでしまいます。

普段から情報を発信する前に、その情報が元で自分の身元が暴かれないかを確認するようする必要があるでしょう。

予防策2:倫理、道徳にもとる行為・発言を発信しない

炎上事件に共通して言える事は、彼らが倫理的、道徳的にやってはいけない事をやって、それをインターネットに発信した結果炎上しているということです。

火のないところに煙は立たないとはいいますが、なにもやましいことをせずに情報を発信したとしても、そうそう炎上する事はありません。

万一炎上したとしてもすぐに収まり、被害は軽微で済むことが多いでしょう。

問題は悪意をもって情報を発信した場合や、ただ単に目立ちたいであるとか、女の子と関係をもちたいであるとか、そういった浅はかな理由で情報を発信した場合です。

これらは高確率で炎上・拡散に発展してしまいます。

情報を発信する際には、きちんとした目的意識をもって発信しましょう。

予防策3:煽られても冷静に対処する

多くの炎上案件で見られる失敗としては、煽られたことにより逆上して個人情報を晒してしまったり、火に油を注ぐような発言を発信してしまい、さらに炎上が広がってしまうという事です。

煽られたとしても、一度冷静になることが大切です。

煽りに対しては無視をするのが一番得策でしょう。

世の中には残念なことに、他人を煽って相手が逆上するさまを見て、それを楽しむ人間が一定数います。

煽り耐性”や”スルースキル”という言葉が世の中にはありますが、それらに自信がないうちはあまりネットで発信するべきではないでしょう。

syuya
syuya

ネット上で煽ってくる人間は所詮あかの他人。
相手にせず、スルーするのが良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

光あるところに闇あり。

インターネットは便利なツールである一方で、使い方を誤るととりかえしのつかない事になってしまいます。

実際におきた炎上事件について学んでおくことで、逆に炎上しないようにするにはどうすれば良いかを学ぶ事が出来ると思います。

ここに挙げた例のみならず炎上というものは至る所で大小問わず世界中で起きています。

それらについては皆さん自身で検索してみてください。

ここまで読んで下さりありがとうございます。

syuya

自称”世界最弱の男”
何もかもを諦めていた男が、一念発起しブログを開始。
日々くじけそうになりつつも、読書から学んだ事や考え方などを日本中の人々と共有するべく、日々ブログを続けています。
よろしくお願いいたします。

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