【珍名字】日本人の難読・珍読・おもしろ名字16選【実在する変わった名字集】

勉強
この記事でわかる事

日本人の名字の内、初見では絶対に読めない難読名字やカッコいい名字、かわいらしい名字など、実在する一風変わった珍しい名字がわかります。

みなさんこんにちは、syuyaです。

ご存じの通り、日本には様々な名字が存在します。

異字体なども含めると、日本の名字の総数はなんと123,793種あるとされています。

とんでもない数ですね。

この名字の数は、アメリカ、イタリア、ドイツに次いで4番目に多い数なのだそうです。

そんな名字の中には”鈴木””佐藤””高橋”といったおなじみのものから、読み方を知らなければ絶対読めない名字中二病心くすぐるかっこいい名字かわいらしい名字など様々あります。

この記事ではそんな日本の難読・おもしろ名字を皆様にご紹介します。

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一(にのまえ)

(にのまえ)

解説

一とかいていち、はじめ、かず、いちもんじ、ひともんじ、でかた、かずと、そしてにのまえと読む名字の方がいらっしゃるようです。

由来はそのまま、二の一個前が一だからです。

一という名字は全国で370人ほどいらっしゃるようで、中でも熊本県に多く、130人ほどの一さんがいらっしゃるのだそう

左衛門三郎(さえもんさぶろう)

左衛門三郎(さえもんさぶろう)

解説

フルネームではなく名字で左衛門三郎です。

由来は昔の豪族の名前が苗字に転じたものであり、左衛門尉という偉い役職に就いたとある武家の三男が故郷に帰った後に、その子孫がこの役職を名字に冠したことが始まりとされています。

難読かつ珍しい名字でもあり、埼玉県のとある地域に10人ほどしかいないとされています。

勘解由小路(かでのこうじ)

勘解由小路(かでのこうじ)

解説

前の左衛門三郎さんと共に、日本人の苗字で最も画数の多い名字です。

由来は京都の小路の名称からで、そこに屋敷を構えた人がその小路の名称を名乗ったのが始まりとされています。

現在では山口県に10名ほどしかいない珍しい名字です。

小鳥遊(たかなし)

小鳥遊(たかなし)

解説:

清和源氏の流れをくむ信濃国(現在の長野県)を領地にしていた高梨盛光が、長男に高梨姓を、次男に鳥楽(たかなし)姓を、三男に小鳥遊姓を、四男に仁科姓を与えたことが由来。

小鳥が遊べるという事は天敵である鷹がいないということから、”鷹無し”=”たかなし”と名付けたようです。

とてもお洒落な由来の名字ですね。

春夏冬(あきなし)

春夏冬(あきなし)

解説

見ての通り四季の中の秋だけ抜けている為、”秋無し”=”あきなし”となったそう。

これもまたなんとも風流ですね。

しかし”夏秋冬(はるなし)”や”春秋冬(なつなし)”は、残念ながらいないようです。

全国に20人ほどいらっしゃるようです。

八月一日(ほずみ)

八月一日(ほずみ)

解説:

これを初見で読める人は、まずいないでしょう。

由来はこの名字を最初に名乗った昔の人が、旧暦の8月1日に穂を摘んで(=ほずみ)五穀豊穣を祈願していたことが起源とされています。

茨城県を中心に、北関東~南東北地方におよそ230人いらっしゃるそうです。

神々(みわ)

神々(みわ)

解説:

なんとも神々しい名字です。

由来はよくわかっていませんが、奈良県桜井市にあるご神体である三輪山(みわさん)をルーツに持つ苗字であるとされています。

岡山県に10人ほどいらっしゃるそうです。

一番合戦(いちばんがっせん)

一番合戦(いちばんがっせん)

解説:

こちらはなんとも勇ましい名字です。

佐賀県神崎郡という場所にルーツがあり、一説には後鳥羽上皇が、この地で族に襲われ一番合戦があったことからとされています。

兵庫県と、それと佐賀県に30人ほどいらっしゃるそうです。

無敵(むてき)

無敵(むてき)

解説:

”無敵の人”というワードが流行りましたが、名字としての無敵さんもいらっしゃるようです。

由来は1886年、長州藩(現山口県)下関市のとある餅屋が長州藩と幕府軍の戦いに参加し、意思を投げて奮戦したところ、高杉晋作に讃えられ”無敵幸之進勝之”という名前を授かった事からとされています。

山口県、大分県、熊本県にそれぞれ10人ほどいらっしゃるのだそう。

猫屋敷(ねこやしき)

猫屋敷(ねこやしき)

解説:

何とも可愛らしいこの名字は、岩手県にルーツを持つ名字です。

この猫には”根本”や”そば、かたわら”といった意味や、”猫の額ほどの微々たる額の土地”といった意味があるとされています。

岩手県と北海道に、それぞれ10人ほどいらっしゃるのだそう。

雲母(きらら)

雲母(きらら)

解説:

女の子に似合いそうな素敵な名前である雲母さん。

名前の由来は雲母(うんも)と呼ばれる、層状のケイ酸塩鉱物のうち薄くはがれるものであり、きらきら光る事から通称きららとよばれている鉱物からです。

静岡県に雲母の産地があったため、そこから由来する名字だとされています。

静岡県と北海道に、それぞれ30人ほどいらっしゃるようです。

鼻毛(はなげ)

鼻毛(はなげ)

解説

逆に、最も女の子に似合わなさそうな名字である鼻毛さん。

由来は体毛の鼻毛ではなく、宮城県や福島県に実在する地名からなのだそう。

現在は大阪府に30人ほどいらっしゃるそうです。

百鬼(なきり)

百鬼(なきり)

解説:

まるでライトノベルのキャラクターのような名字である百鬼さん。

静岡県西部で発祥した名字と言われ、現在は静岡県を中心に全国に270人ほどいらっしゃるのだそう。

肥満(ひまん)

肥満(ひまん)

解説:

これも女性だったら嫌な名字ですね。

一体何を好き好んでこんな名字をつけるのだと思いますが、食べ物が満足にない昔の日本では”ふくよかである=幸せである”という事であったため、このような名字がつけられたのだと考えられます。

滋賀県や三重県などに、およそ30人ほどいらっしゃいます。

不死原(ふじわら)

不死原(ふじわら)

解説:

「フジワラさん」と聞くとよくいる名字の人に聞こえますが、いざ名前を書かせてみるととんでもなくかっこいい名前になります。

由来はよくいらっしゃる”藤原”さんと同じく、藤の花が生えている地域由来です。

兵庫県に多く、全国に70人ほどいらっしゃるようです。

月見里(やまなし)

月見里(やまなし)

解説:

なんともお洒落な名字です。

由来は山梨という苗字を音だけ残し、当て字にする過程で、”月が良く見えるという事は山がない”=”やまなし“という名字になったのだそうです。

成り立ちについては上記の小鳥遊さんに近いですね。

静岡県や千葉県を中心に、全国に270人いらっしゃるそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

カッコいい名前から可愛らしい名前まで様々な難読名字がありますね。

皆さんの周りにも変わった名字の方はいらっしゃいますか?

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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