こんにちは、syuyaです。
生きていると、こういう事を思ってしまう事が、人生で多々ありますよね。
かくいう筆者もかつて度々こういう事を思い、大いに悩みました。
そして、自ら命を絶とうとしたこともあります。(当然の事ながら、未遂で済みました)
ですから、皆さんの気持ちはよくわかるつもりです。
私はその後、様々な本を読み、様々な人に意見を聞いた結果、何とか立ち直ることが出来ました。
そんな私だからこそ言えます。
結論から言うと、人生が詰む事も、あなたに価値がないという事も決してありません。
あなたがどんな人間であろうと、どんな過去があろうと、あなたにはあなたの価値があり、あなたを必要とする人間が必ずいます。
あなたがどんな人物でも、何歳であっても、いくらでもやり直しがききます。
この記事では人生に絶望してしまった時に、考えるべきことを6つご紹介します。
駄目だと思う原因を紙に書いてみる
まず、あなたが”人生詰んでいる”とか”人生終わっている”と思ってしまうその原因を、紙に書き出してみます。
これは、心理学の専門家もお勧めしている解決法の一つです。
その原因は人それぞれだと思います。
彼女にフラれた
借金がある
仕事を失った
など、それこそ千差万別ある事でしょう。
それら原因となっている事柄を、とりあえず紙に書き出してみるのです。
人は頭の中だけで悩んでいる間は、その悩みすらも漠然としており、実際のところ具体的な悩みを全然把握できていない場合も多々あるのです。
ですから、先ずは自分の悩みの原因を具体的に書くことによって、その悩みを曖昧なものからより具体的なものへと変えてしまうのです。
そうすると、実はその悩みがそこまで大したことじゃなかった事に気づいたり、または解決策が瞬時に見いだせる場合もあります。
そして、紙に書かれた自分の悩みを、俯瞰的に見る事によって、自分の悩みでありながら、第三者の目線で考える事が可能となります。
そうする事によって、柔軟な解決策を見出しやすくなります。
その原因に対しての解決策を思いつくままに書いてみる
次のステップは、その原因に対し考えうる限りの解決法を、同じ紙に書いていくことです。
チャート図のような形式で書いていく事をおすすめします。
その解決法は、どんなに荒唐無稽なものでも構いません。
とりあえず、ありとあらゆる解決法を書き出すのです。
他人に見せたら笑われるような陳腐なアイデアでも、またはあまりに現実離れしたアイデアであっても、とりあえず考え付くままに書いていきます。
そうする事により、そのアイデアのうちいくつかは、あなたに実現可能なアイデアである可能性もあります。
たとえ実現不可能なアイデアであっても、その方向性を目指すことは可能です。
そして何より、このように紙に解決策を書き出している最中、あなたは前向きに物事を考えているのです。
中には、自分で思いついて書いた解決策を試してみる事に、気づいたらワクワクする場合もあります。
その気持ちこそ大事なのです。
現状だからこそ出来る事を考える
あなたが人生に悲観的になるという事は、あなたの身に何かが起こり、そして好ましくない状況に置かれているのだと思います。
ですが、そこで逆転の発想をして、あなたの悲惨な状況を肯定的に捉え、そしてそんな状況でしか出来ない事があると考えます。
例えば、彼女にフラれたのならば
新しい女性と付き合えるチャンスが出来た。
その女性は、前の女性よりも自分と相性がいいかもしれない
という風に考えれば、あなたの状況は、そこまで悲観するようなものではない事に気づけるでしょう。
人生において重要なことは、いつ、いかなる状況にあっても、自分の事や置かれている状況を肯定的に捉える努力をする事です。
肯定的に捉えた上で、実現可能な解決策を模索していくのです。
自分より辛い立場にいる人の情報を探してみる
人というものは追い込まれた時、自分が世界で一番不幸で、恵まれない立場にいると思ってしまいがちです。
当たり前ですが、そんなことはありません。
そう考えてしまうときにおすすめなのが、自分より不幸な立場にいる人々の事を知る事です。
世界には80億人を超える人がおり、その中にはあなたよりも追い詰められている人が大勢います。
大半の国は日本よりも貧しいですし、北朝鮮のように独裁者の支配する国もあります。
また、この記事を執筆している2023年現在、ウクライナではロシア軍による侵略を受けています。
そういった国の人々の窮地に比べて、あなたの置かれている状況は、果たしてそこまで悲観すべきものでしょうか?
もちろん、自分よりも境遇が下の人間ばかり見ていてもいけませんが、かといって成功者の事ばかり見ていてもいけません。
自分の置かれている境遇を正確に把握する事によって、今後の道しるべが見えてくることもあります。
人生のどん底から逆転した人の情報を見てみる
世の中にはどん底の状態から這い上がり、成功を掴んだ人が数多くいます。
悲観的な気分の時はそういった人の成功談を読んで、自分にも出来ると思う事が大切です。
有名な例ですと、日本人なら誰でも知るディスカウントストア”ドン・キホーテ”の創業者である安田隆夫さんがどん底から這い上がった成功者として知られています。
ドン・キホーテの外観
画像引用 https://www.donki.com/store/shop_detail.php?shop_id=599
~ドン・キホーテ創業者、安田隆夫氏のどん底からの逆転ストーリー~
ドン・キホーテの創業者、安田隆夫氏は、大学卒業後に不動産会社に就職するも、その会社は倒産。
更に趣味であった麻雀にのめりこみ、全財産が5円という時もあったそうです。
湾港での荷役業務など、過酷な肉体労働で日銭を稼ぐ日々。
そんなその日暮らしをしていた安田さんですが、ある日自分と同年代と思しき父親とその家族の団欒の様子を見て、自分の人生を見つめなおします。
29才の時に処分品やサンプル品などを販売するお店”泥棒市場”を起業します。
これが後に名前を変え、”ドンキホーテ”として有名になります。
しかし、雑貨屋というものは競争相手も多かった為、なかなかお客さんが来ません。
仕入れた商品を置いておく倉庫を借りるお金もなかったため、仕方なくお店に積み上げていきます。
そうしていく内に、お店の中は詰みあがった商品でまるで迷路のようになります。
商品の探しづらさを改善するために、当時の雑貨屋ではまだ誰もやっていなかった、手作りのPOP広告を設置します。
そうしていく内にPOP広告は増えていき、いつしか店内はPOP広告だらけになります。
最初は苦肉の策だったのですが、これらが後にドンキ・ホーテの名物となる”圧縮陳列”と”大量のPOP広告”の原型となります。
更に、深夜にものが欲しくなっても、どこの店も閉まっている為、買い物が出来ないという人々の悩みに目を付けました。
そうして、コンビニですら11時に閉まっていた当時に、異例の”24時間営業”を実施しました。
これにより”深夜客”という、まだ誰も目を付けていなかったターゲットをいち早く得る事が出来たのです。
こうして所持金5円だった男は、いつしか総資産81.2億円の億万長者になりました。
いかがだったでしょうか?
このように、どん底から這い上がり大金持ちになった人物の例は、探せばいくらでもあります。
重要なのは、決してあきらめず、自分を信じて、その時その時の状況で出来る最善を尽くす事です。
先ほどの安田氏の例を見てみましょう。
もし、安田さんの就職した会社が倒産しなければ、安田さんは泥棒市場を起業せず、億万長者になることはなかったでしょう。
また仕入れた商品が最初から売れて、お店に在庫が残らなければ、今日のドン・キホーテ名物の”圧縮陳列”や”大量のPOP広告”は生まれなかったはずです。
このように、成功者の特徴として、窮地に陥った際にも決して諦めず、むしろその窮地を好機に変えて逆転しているというものがあります。
重要なのは逆境に身を置かれた際に、そこで決して諦めず、その時出来る最善の策を考えるという事です。
理想の自分をイメージする
人それぞれ、なりたい自分というのは違います。
お金持ちであったり、幸せな家庭を持つ人であったり、権力者であったり、自由な人間であったり。
大事なのは、なりたい自分のイメージを明確にすることです。
あれもこれも欲しがって、他人の幸せの形に引っ張られてはいけません。
例えばお金持ちになりたくてしょうがない人間もいれば、お金はほどほどでいいから自由な時間が欲しいという人間もいます。
”隣の芝生は青い”という諺の示す通り、他者の成功や幸福などは私たちの目から見たら実際以上に輝いて見えます。
だからと言って、その人たちの幸福を羨ましがってあなた自身の幸福を蔑ろにしてしまっては、結局は幸福にはなれないのです。
自分のなりたい理想の姿をイメージ出来ているならば、ぶれる事もなく、目標に向かって突き進めるはずです。
世間で良いとされる価値観でなく、あなた自身の価値観でなりたい自分をイメージしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事に書かれて内容は、あくまで筆者である私syuyaが勉強し、辿り着いた考えです。
もしかしたら、皆様には皆様独自の考え方もあるかもしれません。
ですが一つ言える事は、あなたは社会に必要とされている人間だという事です。
一度きりの人生、決して諦めないようにしてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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