【外国語】~マルチリンガルの友人に聞いてみた~言語を学ぶ型破りの7ステップ【言語学習法】

勉強
この記事でわかる事

数か国語を話すマルチリンガルが実践している、言語の習得法がわかります。

こんにちは、syuyaです。

明さんご存じの通り、世界には多数の言語があります。

一説には、この世界にはなんと約6900もの言語が世界にはあるのだそうです。

驚きですよね・・・汗

中には話者数1人とか、そんな絶滅寸前の言語もありますが・・・。

私の趣味の一つに言語を学ぶという事があります。

例えば

اَسَّلاَمُ عَلَيْكُم

皆さんはこれを読めるでしょうか?

はい、その通り!

正解はアラビア語でアッサラーム・アライクム(こんにちは)でした!

読めた方は素晴らしいです。

言語を習得するということは、その言語の話者とコミュニケーションがとれるようになるだけでなく、その言語が話されている地域の文化や価値観を知ることにもつながります。

私の友人のA君(仮称)は、母国語である日本語は当然ながら、

英語、スペイン語、ドイツ語、中国語を操り、他の言語もある程度読めるという、とんでもないマルチリンガルなんです。

その友人に聞いた言語の習得のコツがとても興味深かったので、皆さんにご紹介します。

学ぼうとする国の美人orイケメンの画像を調べる

その友人曰く、これが最も大事なのだそう(笑)

Aくんは男性なのですが、新たに言語を学ぶ時に先ずその国の美人の画像をネットで調べて、その女性と交際できた時のイメージトレーニングをしてやる気を高めるのだそうです。

Aくん
Aくん

金髪の白人さんは妖精みたいできれいだし、
中東美人はミステリアスで良いし
いや~迷うわ!!

・・・・(汗)

syuya
syuya

実際に付き合えるかどうかは考えないそうです。

その為か、彼が初めて学ぶ外国語で先ず覚えるのは、その外国国の口説き文句であるといいます。

面白いですよね。

動機は確かに不純かもしれませんが、しかし実際にそれで習得できているのだから凄いですよね。

重要なのは勉強するための動機、つまりインセンティブです。

Aくんの場合は、それが外国の美人との交流でしたが、当然そこは人それぞれ違います。

女性ならば、外国のイケメンと付き合う事を目標としてもいいですね。

他にもその言語が話されている国の名所、食べ物、文化など。

そういったものを調べて、先ずその国に興味を持つ事で、モチベーションを上げてから勉強するのが良いと思われます。

先ず文字を覚える

モチベーションを上げたら、その後取り掛かるのは、その言語の文字を覚える事。

日本人である我々にとって、漢字とアルファベットは身近に溢れている事もあり、それらが使用される言語を覚えるのには、アドバンテージがあると言えるでしょう。(例 中国語 ドイツ語等

しかし、当然世界にはそれら以外の文字を使う言語がたくさんあります。

例えば・・・

アラビア文字 حروف عربية 

キリル文字 кириллица

タイ文字 อักษรไทย

ハングル 한글

ギリシア文字 Ελληνικά

グルジア文字 ქართული დამწერლობა

等です。

これはその友人も賛同してくれたのですが、こういう文字を覚えるのってとても楽しいんですよね。

アラビア文字の蛇みたいな形もおもしろいですし、グルジア文字なんて宇宙人の文字みたいでとても興味深いですよね。

逆に外国人の眼からみたら、日本語もまた面白い形をしていて興味深いのだとか。

なんにせよ、先ずは文字をおぼえるのが先決です。

おおまかな文法と身の回りのものの単語を覚える

あくまで、”おおまかな”文法です。

先ず覚えるべきは、言語の語順や特徴です。

例えば、日本語ですとSOV型です。

・私は(S)本を(O)読む(V)。

これが英語などですとSVO型ですね。

・I(S) read(V) a book(O).

アラビア語ではVSO型だったりします。(正確にはアラビア語は主語により動詞の形が変化しますので、あまり主語を必要としません)。

基本的には、この3種類の語順ですね。

その他は、修飾語などの補語のつけ方など、その言語固有の特徴などを知ることが大事です。

そして単語です。

例えば”駅”、”車”、”水”、など、身の回りにあるものの外国語の単語を覚えていきます。

そして次にそれらを見た時に、

あ、キタール(قطار アラビア語で”電車”の意味)が来た

といったように心の中で呟くことにするのです。(これは一例です)

そうする事により外国語の単語が定着していき、いつしか自分にとっての常識となっていきます。

重要なのは、そういった単語を頻繁にアウトプット(思い出す)する事です。

実際に短めの文章を読んでみる

ここで、短い文章を読むことにチャレンジします。

いきなりまとまった文章を読むのではなく、まず1~2センテンスを読もうとしてみます。

最初は読めなくて当然です。

読めないからといって落ち込むのではなく、

”じゃあこれは一体何て読むんだろう!”

とワクワクしながら読むことにチャレンジしましょう。

そして分からない所を辞書やネットで調べて、

”あー、なるほど。そういう意味だったのか!”

と納得し、自分のものとしていきます。

私たちが小学校の時に日本語を学んだプロセスと同じようにです。

未知の言語に対しては、読み書きを知らない5才児のような視点で学んでいくことが大切です。

これを繰り返していくうちに、徐々に読めない所が減っていき、いつしかその外国語をある程度辞書なしで読めるようになっていきます。

重要なのは何回もチャレンジすることです。

外国語で日記をつける

これはその友人や私のみならず、マルチリンガルの方は皆やっている言語学習法の一つではないでしょうか?

インプットだけでは脳に定着しないので、学んだ事をアウトプットするのです。

最初は簡単な文章の1~2センテンスで良いので、外国語で日記を書く。

分からない単語があったら、その都度調べて書いていく。

これだけで、大分言語への理解度が高まります。

例えば「今日はいい天気だ。なので外に散歩に出かけた」ですと

英語 ”It is nice weather today so I went outside.”

中国語 ”因为今天天气很好、所以我出去了。”

等と言った具合にです。

重要なのは文法などのミスを恐れず、とりあえず書いてみる事。

間違っていたり書けなかったりしても、決して落ち込まない事です。

リスニングにチャレンジ

そしてリスニングです。

Aくん曰く、とりあえず大量の音声を聞くのが重要なのだそう。

これも、最初は分からなくて当然です。

外国語の中には日本語にない音もたくさんあり、それらは聞きなれない音であるため聞き取れない事が多々あります。

しかし、量を聞いている内になんとなく聞き取れる音が増えていきます。

自分にとって未知の言語が理解できるようになっていく喜びは、筆舌に尽くしがたい快感です。

そしてA君曰く、外国語を言語ではなく音楽として聴くのが重要なのだとか。

Aくん
Aくん

外国語特有の抑揚のつけ方とかリズムを
初めて聴く音楽のように聴いておぼえるんだ

好きな歌手の歌などは、聞いている内に自然と覚えていきますよね?

それと同じで、言語も聴いている内に、自然とそのリズムや抑揚などがインプットされていきます。

重要なのは楽しみながら聞くことです。

実際に外国人と会話してみる

最後のステップは、実際にその言語を話す外国人の方と会話してみる事です。

何事も、実際に使ってみなければ身につきません。

最初はしどろもどろで、恥ずかしいと思ってしまうかもしれませんが心配ありません。

みんな最初はそうです。

そして相手の外人さんも、一生懸命伝えようとしている事は分かってくれます。

時にボディランゲージ等を駆使すれば、案外伝わるものです。

現代では外国人と会話できるアプリやサービスなどが充実していますので、それらを利用してみるのも有効な手でしょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

A君は一種の天才だと言えるのですが、彼の言語の勉強法は普通の人にも効果的であると思います。

事実、彼の勉強法を私も試してみた結果、苦手だった英語が克服できたのみならず、逆に外国語を学ぶ事が趣味になってしまった事は冒頭にも書いた通りです。

Aくんには及ばないまでも、私も英語中国語スペイン語を少しですが理解できるようになってきました。

今後更に外国人との交流が増えていく中、外国語を学ぶ意義というものも高まっていく事でしょう。

これから外国語を学ぼうという皆様に、この記事の勉強法がお役に立てれば幸いです。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

syuya

自称”世界最弱の男”
何もかもを諦めていた男が、一念発起しブログを開始。
日々くじけそうになりつつも、読書から学んだ事や考え方などを日本中の人々と共有するべく、日々ブログを続けています。
よろしくお願いいたします。

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