【ドイツ語】カッコいいドイツ語単語10選~例文つき~【ドイツ語に興味が持てるようになる単語集】

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この記事でわかる事

一部の日本人に大人気の言語であるドイツ語の中でも、特に響きがカッコいい単語を10個、ご紹介しています。

みなさんこんにちは、syuyaです。

ヨーロッパの経済大国であるドイツ

ドイツ人はヨーロッパの中でも勤勉な民族として知られ、古くより人類史において重要な役割を担い、EU(ヨーロッパ連合)でも主要な国となるなど、現代でも世界において隠然たる存在感を放つ国でもあります。

そんなドイツで話されるドイツ語は、日本の一部の若者にとても人気の言語です。

何故か?

それは響きがカッコいいからです単純)。

この記事ではそんなドイツ語の内、日本語ではそうでもないのにドイツ語にしたらとてもかっこよくなる単語を8個、みなさんにご紹介します。

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Kugelschreiber・・・クーゲルシュライバー(ボールペン)

Kugelschreiber

ドイツ語で”ボールペン”の事を”Kugelschreiber(クーゲルシュライバー)”と言います。

日本人にもなじみの深い筆記用具である”ボールペン”

これは当然英語での呼称であり、別にかっこよくもなんともない名前ですが、ドイツ語にするとあら不思議。

こんな必殺技みたいな名前になってしまいます。

Kugelschreiber(クーゲルシュライバー)

”Kugel”はドイツ語で”球”

“schreiber”はドイツ語で”書く人”または”筆記用具”を表わします。

つまりは”ボールペン”という事ですね。

Kugelschreiberを用いたドイツ語の例文

・Ich habe meinen Kugelschreiber verloren und kann jetzt keine Notizen machen.

(私はペンをなくしてしまい、今はメモを取ることができません。)

・Bitte leih mir deinen Kugelschreiber, damit ich meine Unterschrift setzen kann.

(私にあなたのボールペンを貸してください。私の署名を書くために必要です。)

Leidenschaft・・・ライデンシャフト(情熱)

Leidenschaft

ドイツ語で”情熱”の事を”Leidenschaftライデンシャフト)”と言います。

機械的な感じがしてカッコいいですよね?

日本語における”情熱”には、意訳的に物事に取り組む事など肯定的な意味合いが多く含まれていますが、

ドイツ語の”Leidenschaft”は必ずしも肯定的な意味合いのみを表現する単語ではないのです。

物事を成すことにに意欲が沸いて張り切った結果、よくない結果となってしまう

という否定的な意味合いも含まれており、この場合日本語の単語だと”熱狂”の方が近いかもしれません。

そもそも、”Leidenschaft”の単語を構成する”Leiden”という名詞には、

苦悩””受難””病苦

と言った意味があり、必ずしもポジティブな意味合いではとられていません。

情熱的に物事に取り組むのは良い事ですが、あまりにその事に熱くなりすぎると視野が狭くなって極端な行動をとってしまいますよね。

また、過ぎた情熱のあまりそれが苦悩になってしまう事も多々あります。

ドイツ語の”Leidenschaft”の意味にはにはそういった含蓄が含まれているのかもしれません。

Leidenschaftを用いたドイツ語の例文

・Seine Leidenschaft für Musik ist grenzenlos.

(彼女の音楽への情熱は無限大です)

・Ihre Leidenschaft für das Reisen führt sie an die entlegensten Orte der Welt.

(彼女の旅行への情熱は彼女を世界の最も遠い場所へと導きます。)

Einzelgänger ・・・アインツェルゲンガー(一匹狼)

Einzelgänger

ドイツ語で”一匹狼”の事を”Einzelgänger(アインツェルンゲンガー)”と言います。

日本語の”一匹狼”もカッコいい響きではありますが、ドイツ語のかっこよさには敵いませんね。

”Einzel”は”単一の”

”gänger”は”歩むもの”

と言った意味となり、直訳で”一人で歩むもの”という意味となります。

直訳にしてもカッコいいですよね。

ドイツの国民性としては、集団主義的である日本人よりも個人主義の特性が高いため、日本よりも”Einzelgänger”の割合は多いのではないでしょうか?

Einzelgängerを用いたドイツ語例文

・Als Einzelgänger bevorzugte er es, seine Gedanken und Ideen in einem Tagebuch festzuhalten, anstatt sie mit anderen zu teilen

(一匹狼の彼は、他人と考えやアイデアを共有するよりも、日記に書き留める事を好んでいた)

・Trotz seiner Einzelgänger-Natur sehnte er sich manchmal nach Gesellschaft und menschlicher Interaktion.

(孤独好きな性格であったにも関わらず、彼は時々人々との交流や社会の中での人間関係に憧れた)

Orangensaft・・・オランジェンザフト(オレンジジュース)

Orangensaft

ドイツ語で”オレンジジュース”の事を”Orangensaft(オランジェンザフト)”と言います。

”Orangen”が”オレンジ”

”saft”が”ジュース”

で、”Orangensaft(オレンジジュース)”となります。

我々の身近な飲み物でさえ、かっこよくしてしまうのがドイツ語の魔力です。

マクドナルドなどで注文する際

すいません!オランジェンザフトください!

・・・・・

などと言ってみれば、店員さんに一目置かれるかもしれませんね。(試す際はあくまで自己責任でお願いします。)

Orangensaftを用いたドイツ語の例文

・Ich trinke jeden Morgen frischen Orangensaft zum Frühstück

(私は毎朝、朝食時に新鮮なオレンジジュースを飲みます。)

・Nach dem Sport trinke ich gerne Orangensaft, um meine Energiereserven wieder aufzufüllen.

(スポーツの後は、エネルギー補給の為にオレンジジュースを飲むのが好きです。)

katzenjammer ・・・カッツェンヤンマー(むせび泣く猫=二日酔い)

katzenjammer

ドイツ語で”二日酔い”の事を”katzenjammer(カッツェンヤンマー)”と言います。

”katzen”は”猫”

”jammer”は”嘆き”といった意味で、直訳すると”猫の嘆き”といった意味になります。

それが時を経て意味が転じて、現代では”二日酔い”表わすドイツ語となったのでした。

その元々の意味はともかく、”カッツェンヤンマー”という言葉の響きが、どこかカッコいいのが良いですよね。

katzenjammerを用いたドイツ語の例文

・Mein Freund hatte gestern eine große Party und heute hat er einen schlimmen Katzenjammer.

(私の友達は昨日大きなパーティーを開いたため、今日は酷い二日酔いだ)

・Sein Katzenjammer war so schlimm, dass er den ganzen Tag im Bett verbrachte.

(彼の二日酔いはとても酷かったので、一日中ベッドで過ごした)

Schnarchen・・・シュナルヒェン(いびき)

Schnarchen

ドイツ語で”いびき”の事を”Schnarchen(シュナルヒェン)”と言います。

ドイツ語の手にかかれば、日曜日のお父さんが家でかくような”いびき”でさえも、中世の欧州貴族が嗜んでいそうな優美な響きの行為となります。

例えば、恋人が寝ている際にかいていた”いびき”を指摘する際に、

さっき君、”Schnarchen”をかいていたよ

・・・?

と、優雅に指摘する事が出来るかもしれませんね。

Schnarchenを用いたドイツ語の例文

・Mein Partner schnarcht so laut, dass ich nachts kaum schlafen kann.

(私のパートナーは大きな音でいびきをかくため、夜ほとんど眠れません)

・Wenn ich erkältet bin, fange ich manchmal an zu schnarchen.

(風邪をひくと、私も時々おおきないびきをかきます)

Dunkelheit・・・ドゥンケルハイト(闇)

Dunkelheit

ドイツ語で”闇”の事を”Dunkelheit(ドゥンケルハイト)”と言います。

”暗い”を意味する形容詞である”Dunkel”に形容詞を名詞化させる接尾辞である”heit”がつき、”暗闇”を意味する名詞である”Dunkelheit”となっています。

”Dunkelheit”は光源の無い物理的な暗さのみならず、”精神的な暗闇や混沌、不確実さ”なども示します。

言葉の響きのみならず、言葉の内容までカッコいいですよね。

厨二病男子は”心の闇”等といったものが大好物なのです。

Dunkelheitを用いたドイツ語例文

・Die Dunkelheit der Nacht umhüllte die Stadt.

(闇が夜の街を覆いました。)

・Er fürchtete sich vor der Dunkelheit und schlief nie ohne Licht.

(彼は暗闇を恐れ、決して明かりを消さずに眠りました。)

Zerstörung・・・ツェアシュトゥルング(破壊)

Zerstörung

ドイツ語で”破壊”の事を”Zerstörung(ツェアシュトゥルング)”と言います。

”Zer”は”分解する”や”破壊する”といった意味の接頭辞で、

”störung”は”乱す”といった意味の接尾辞となります。

これら二つが合わさって”Zerstörung”となり、”破壊され、ばらばらに乱される”といった意味合いとなるのです。

ストレスが溜まった時など、ふいに何もかもを”Zerstörung”したくなる時があります。

Zerstörungを用いたドイツ語例文

・Der Krieg hinterließ eine Spur der Zerstörung in der Stadt.

(戦争は街に破壊の跡を残しました。)

・Die Zerstörung der alten Burg war ein Verlust für die Geschichte der Region.

(古いお城の破壊は、その地域の歴史にとっての損失でした。)

Weiß・・・ヴァイス(白)

Weiß

ドイツ語で”白”の事を”Weiß(ヴァイス)”と言います。

日本語で”白(しろ)”、英語では”white(ホワイト)”と表現される色ですが、

なんでもかっこよくしてしまうドイツ語の手にかかれば”Weiß(ヴァイス)”となります。

”ß”は”エスツェット”と言いドイツ語固有のアルファベットで、元々は”s”と”z”のふたつのアルファベットであったものが合体して一つになったものです。

発音の仕方は、”舌先を上の歯茎に近づけて、強く息を吐きながら「ス」と言う”となります。

Weißを用いたドイツ語の例文

・Das weiße Kaninchen hüpft über die grüne Wiese.

(白いうさぎが緑の草地を飛び跳ねる)

・Die weißen Wolken ziehen am blauen Himmel vorbei.

(白い雲が青い空を流れていく)

schwarz・・・シュヴァルツ(黒)

schwarz

ドイツ語で”黒”の事を”schwarz(シュヴァルツ)”と言います。

日本語で”黒(くろ)”、英語で”black(ブラック)”となるこの色も、

ドイツ語にかかれば”schwarz(シュヴァルツ)”と、どこか優美な響きの単語になってしまいます。

前述のWeiß(ヴァイス)と合わせて”Weiß Schwarz(ヴァイス シュヴァルツ=白と黒)”ですが、

同名のトレーディングカードゲームが2008年からブシロードより発売されています。

schwarzを用いたドイツ語の例文

・Die Nacht war schwarz und voller Geheimnisse.

(夜は黒く、秘密に満ちていた)

・Sie trägt ein schwarz es Kleid zur Beerdigung

(彼女は葬式に黒いドレスを着ています)

träumerei・・・トロイメライ(夢想、空想)

träumerei

ドイツ語で”夢想”や”空想”の事を”träumerei(トロイメライ)”と言います。

”夢見る”を意味する動詞である”Träumen”に、”~する事”と動詞を名詞化する接尾辞である”-erei”がくっつき”夢見る事、夢想、空想”といった意味となりました。

基本的にはポジティブな意味合いで使われる単語ですが、

現実的ではない、達成不可能な目標を指してこの単語を使われる事も多々あります。

中二病男子は、往々にして”トロイメライ”を抱きがちです。

träumereiを用いたドイツ語の例文

・Die Musik des Komponisten enthält oft Elemente der Träumerei und Romantik.

(その作曲家の音楽は、しばしば夢想やロマンティックな要素を含んでいる)

・Die Träumerei von ewigem Frieden ist ein edles Ziel, aber in der realen Welt schwer zu erreichen.

(永遠の平和の夢は高貴な目標だが、現実世界では達成が難しい)

Sieg・・・ジーク(勝利)

Sieg

ドイツ語で”勝利”の事を”Sieg(ジーク)”と言います。

”勝利”を意味するドイツ語である”Sieg(ジーク)”は、とても栄光に満ちた響きであるように感じるのは私だけでしょうか?

ドイツ語の古い形である古高ドイツ語の頃から”Sieg”の語は使われており、

またナチス政権下のドイツにおいて、ナチス党集会におけるナチス党員の号令の一つとして、

”Sieg Heil!(ジーク・ハイル=勝利万歳!)”

という号令が使われるなどしました。

さらには、日本のロボットアニメである機動戦士ガンダムにおいて、主人公アムロ・レイの所属する地球連邦の敵対勢力で、ナチス・ドイツをモデルにしたと思われる国家であるジオン公国においては、

”Sieg Zeon! (ジーク・ジオン=ジオン勝利)”

と斉唱される描写がされるなど、”Sieg”はフィクションにおいても人気のドイツ語です。

Siegを用いたドイツ語の例文

・Die Mannschaft feierte ihren Sieg mit lautem Jubel.

(チームは大声で歓喜して彼らの勝利を祝った。)

・Der Sieg im Turnier war das Ergebnis monatelanger harter Arbeit und Vorbereitung.

(トーナメントでの勝利は、数か月に及ぶ厳しい努力と準備の結果だった。)

まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事ではカッコいいドイツ語単語を10個ご紹介しました。

今回ご紹介した単語を用いて創作活動に利用したり、

またこの記事を読んでドイツ語に興味を持っていただけたら嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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