ポルトガル語の基礎フレーズがわかります。
Boa tarde!
みなさんこんにちは、syuyaです。
みなさんはポルトガル語は話せますか?
ポルトガル語は、主にポルトガル、ブラジル、アンゴラ、モザンビーク、東ティモール、カーボベルデ、ギニアビサウ、サントメ・プリンシペなどで使用されている言語で、ラテン語を起源とするロマンス語の一つです。
ポルトガル語が話されている地域
Jpthefish, CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0, via Wikimedia Commons
世界全体では約2億6000万人以上が話しており、話者数では世界第9位前後に位置するとされているなど、大変グローバルな国際言語となっています。
ポルトガル語はヨーロッパ大陸のポルトガルと南米のブラジルで特に大きく発展し、それぞれの地域で語彙や発音、文法の細部に違いがあります。
具体的にはポルトガルのポルトガル語は、語尾の発音が弱く、文語的で形式を重んじる傾向があり、敬称として”o senhor””a senhora”などがよく使われます。
一方、ブラジルのポルトガル語は母音がはっきり発音され、日常会話では”você”などのカジュアルな表現が一般的で、語彙や文法の使い方にも柔らかく親しみやすい特徴があります。
これは、イギリスの英語とアメリカの英語の違いに似ていると言えますね。
発音面では、母音が豊富で鼻に抜ける音が多く、特に”ão”や”m”で終わる単語に独特の響きがあるのが特徴です。
文法面では、動詞が主語によって活用するため、英語よりも動詞変化が複雑であり、名詞に男性形と女性形が存在しています。
ポルトガル語は音楽やダンス、文学など多様な文化と結びついており、特にブラジルのボサノヴァやサンバは世界的にも人気があります。
また、スペイン語やフランス語と語彙や構造が似ているため、これらの言語に関心がある人にとって、ポルトガル語はとても親和性の高い言語だと言えます。
その響きの美しさや文化の豊かさから、世界中で学ばれている魅力的な言語となっています。
この記事では、そんなポルトガル語の基礎フレーズをご紹介しています。
- Bom dia(ボン ジーア)・・・おはよう
- Boa tarde(ボア タルジ)・・・こんにちは
- Boa noite(ボア ノイチ)・・・こんばんは
- Você está bem?(ヴォセ エスタ ベン?)・・・お元気ですか?
- Meu nome é 〜.(メウ ノーミ エ 〜)・・・私の名前は〜です。
- Sim(シン)・・・はい(イエス)
- Não(ナォン)・・・いいえ(ノー)
- Minha profissão é 〜.(ミーニャ プロフィサォン エ 〜)・・・私の職業は〜です。
- Eu tenho 〜 anos.(エウ テーニョ 〜 アノス)・・・私の年齢は〜才です。
- Obrigado(オブリガード)/Obrigada(オブリガーダ)・・・ありがとう
- Desculpe(デスクルペ)・・・すみません
- Adeus(アデウス)・・・さようなら
- ポルトガル語のおすすめ参考書
- まとめ
Bom dia(ボン ジーア)・・・おはよう

Bom dia(ボン ジーア)
”Bom dia”はポルトガル語で「おはようございます」あるいは「こんにちは」に相当する挨拶の言葉です。
直訳すると「良い(bom)日(dia)」という意味で、「良い一日を」というニュアンスを込めた丁寧なあいさつになります。
主に朝から昼前までの時間帯に使われ、時間の目安としてはだいたい午前6時頃から12時頃までが一般的です。
相手に会ったときや、通りすがりに軽くあいさつを交わすときなど、日常生活のあらゆる場面で使われる基本的な表現です。
発音は「ボン ジーア」となり、”m”の音は口を閉じて鼻に抜けるように発音します。
日本語の「おはようございます」と同じように、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使用できる、非常に便利なあいさつです。
なお、午後になると”Boa tarde(こんにちは)”、夜には”Boa noite(こんばんは)”と変化するため、時間帯によって適切な表現を使い分けることが大切です。
Boa tarde(ボア タルジ)・・・こんにちは

Boa tarde(ボア タルジ)
”Boa tarde”はポルトガル語で「こんにちは」にあたる表現で、直訳すると「良い(boa)午後(tarde)」という意味になります。
一般的には昼12時ごろから夕方18時前後までの時間帯に使われる挨拶で、朝の”Bom dia”や夜の”Boa noite”とともに、時間帯に応じて使い分けられる基本的なあいさつの一つです。
発音は「ボア タルジ」に近く、ポルトガル本国では語尾の”de”が”ジ”のように聞こえるのが特徴です。
ブラジルでもほぼ同様に使われますが、地域によってイントネーションにやや違いがあることもあります。
フォーマル・カジュアルを問わず使える表現で、ビジネスの場でも、友人との会話でも安心して使用できます。
相手と初めて会ったときや、昼の時間帯に何気なく交わすあいさつとして、非常に汎用性が高い言葉です。
Boa noite(ボア ノイチ)・・・こんばんは

Boa noite(ボア ノイチ)
”Boa noite”は、ポルトガル語で「こんばんは」あるいは「おやすみなさい」に相当する表現です。直訳すると「良い(boa)夜(noite)」という意味になり、夕方から夜にかけての時間帯に使われます。
具体的には日が沈む頃から深夜までが目安で、相手と初めて会うときのあいさつとしても、別れ際に「良い夜を」と声をかける際にも用いることができます。
たとえば、夜に人と会って「こんばんは」と挨拶するときにも、夜の帰り際に「それでは、良い夜を」といったニュアンスで別れるときにも、同じ”Boa noite”を使えるため、状況に応じた柔軟なあいさつ言葉として重宝されます。
発音は「ボア ノイチ」に近く、特にポルトガルでは語尾の”te”が”チ”のように聞こえるのが特徴です。
丁寧な言い回しでありながら親しみも込めやすく、フォーマル・カジュアルの両方で広く使える表現として、ポルトガル語の日常会話には欠かせないあいさつの一つです。
Você está bem?(ヴォセ エスタ ベン?)・・・お元気ですか?

Você está bem?(ヴォセ エスタ ベン?)
”Você está bem?”は、ポルトガル語で「お元気ですか?」や「大丈夫ですか?」という意味の問いかけです。
直訳すると「あなたは元気ですか?」となり、日常の挨拶や相手の体調・気分を気遣う際によく使われる非常に基本的な表現です。
”Você”は「あなた」、”está”は動詞”estar(〜である、〜の状態にある)」の現在形で、「あなたは〜の状態にある」、”bem”は「良い」「元気な」といった意味を持ちます。
発音は「ヴォセ エスタ ベン?」で、語尾の”m”は鼻に抜けるように柔らかく発音します。
この表現はフォーマル・カジュアルどちらの場面でも使えますが、丁寧さを強調したいときには、
”O senhor está bem?”(男性に対して)
”A senhora está bem?”(女性に対して)
と表現を変えることで、より丁寧な印象になります。
返答としては、調子が良い場合に”Sim, estou bem.”(はい、元気です)と答えたり、”Tudo bem.”(すべて順調です)とややカジュアルに返すこともできます。
相手を気遣う自然な一言として、日常会話では非常に頻繁に登場する表現です。
Meu nome é 〜.(メウ ノーミ エ 〜)・・・私の名前は〜です。

Meu nome é 〜.(メウ ノーミ エ 〜)
”Meu nome é 〜.”は、ポルトガル語で「私の名前は〜です」という意味の、自己紹介で最も基本的な表現です。
構造はシンプルで、”Meu”が「私の」、”nome”が「名前」、”é”が動詞”ser”(〜である)の三人称単数形で、「〜です」を意味します。
つまり直訳すると「私の名前は〜である」となります。
たとえば「私の名前は田中です」と言いたい場合は、”Meu nome é Tanaka.”と言います。
発音は「メウ ノーミ エ タナカ」で、”Meu”は英語の「マイ」に近い意味合いを持つ所有形容詞、”é”はポルトガル語のbe動詞にあたり、主語が「私の名前(nome)」という三人称であるため、この形が使われます。
このフレーズは、フォーマル・カジュアルを問わず幅広い場面で使える定番の言い方であり、初対面の場面や自己紹介を求められたときに安心して使える、非常に実用的な一文です。
相手に名前を尋ねたいときは、
”Qual é o seu nome?”(あなたの名前は何ですか?)
と返すと自然な会話の流れになります。
Sim(シン)・・・はい(イエス)

Sim(シン)
”Sim”は、ポルトガル語で「はい」にあたる肯定の返答で、英語の”Yes”に相当します。
発音は「シン」となり、語尾の”m”は鼻に抜けるように柔らかく発音するのが特徴です。
この単語は非常に基本的で、質問に対して肯定する場面ならほとんどすべての状況で使うことができます。
たとえば「あなたはブラジル人ですか?」と聞かれて、「はい」と答える場合は”Sim.”、「コーヒーを飲みますか?」と聞かれて「はい、飲みます」と返す場合は”Sim, eu quero.”(はい、私は欲しいです)というように使います。
フォーマル・カジュアルの区別なく使える言葉で、子どもから大人まで誰もが日常的に使っています。
なお、丁寧さを加えたいときには、”Sim, senhor.”(はい、旦那様)や”Sim, senhora.”(はい、奥様)といった形で続けることもあります。
また、あいづちとして軽く”Sim, sim.”と繰り返すことで、相手の話をしっかり聞いていることを示す表現にもなります。
非常に短く簡単な言葉ですが、ポルトガル語を使う上では欠かせない基本単語の一つです。
Não(ナォン)・・・いいえ(ノー)

Não(ナォン)
”Não”は、ポルトガル語で「いいえ」や「〜ではない」といった否定を表す言葉です。
発音は「ナォン」で、語末の”ão”は鼻に抜ける独特の音を持ち、日本語にはない響きです。
この単語は非常に基本的で、質問への否定の返答として単独で「いいえ」と言うときにも、動詞と組み合わせて「〜しない」という意味を表すときにも使われます。
たとえば「コーヒーを飲みますか?」に対して「いいえ」と答えるときは”Não.”、また「私は飲みません」と文で否定する場合は”Eu não bebo.”(私は飲まない)というように、動詞の前に”não”を置いて使います。
フォーマル・カジュアルを問わず広く使われ、相手に失礼のない自然な否定として使うことができます。
強く否定したいときには
”Não, de jeito nenhum.”(いいえ、絶対にありません)
のように補足表現を加えることもあります。ポルトガル語を学ぶ上で欠かせない、最も基本的な語の一つです。
Minha profissão é 〜.(ミーニャ プロフィサォン エ 〜)・・・私の職業は〜です。

Minha profissão é 〜.(ミーニャ プロフィサォン エ 〜)
”Minha profissão é 〜.”は、ポルトガル語で「私の職業は〜です」という意味の自己紹介表現です。
直訳すると「私の職業は〜である」となり、自分の仕事や専門を相手に伝えるときに使います。
”Minha”は「私の」という意味の所有形容詞で、”profissão”(職業)が女性名詞であるため、形が”meu”ではなく”minha”になります。
”profissão”は「職業」を意味し、発音は「プロフィサォン」と鼻に抜けるように言うのが特徴です。
”é”は動詞”ser(〜である)”の三人称単数形で、「〜です」にあたります。
たとえば「私の職業は教師です」と言いたい場合は、”Minha profissão é professor.”(男性の場合)または”Minha profissão é professora.”(女性の場合)となります。
フォーマルな場面でも自然に使える表現で、就職面接や名刺交換、自己紹介など幅広い場面で役立ちます。丁寧かつ簡潔に自分を伝える基本のフレーズとして覚えておくと便利です。
因みに、主な職業のポルトガル語での呼称は以下の通りとなっています。
職業名 | 職業名(ポルトガル語) | 読み方 |
教師(男性/女性) | professor / professora | プロフェソール / プロフェソーラ |
医者(男性/女性) | médico / médica | メヂコ / メヂカ |
会社員(男性/女性) | empregado / empregada | エンプレガード / エンプレガーダ |
エンジニア(男性/女性) | engenheiro / engenheira | エンジェニェイロ / エンジェニェイラ |
警察官 | policial | ポリシアル |
学生(男性/女性) | estudante | エストゥダンチ |
店員(男性/女性) | vendedor / vendedora | ヴェンデドール / ヴェンデドーラ |
Eu tenho 〜 anos.(エウ テーニョ 〜 アノス)・・・私の年齢は〜才です。

Eu tenho 〜 anos.(エウ テーニョ 〜 アノス)
”Eu tenho 〜 anos.”は、ポルトガル語で「私は〜歳です」という意味の表現で、年齢を伝えるときに使います。
直訳すると「私は〜年を持っている」となり、”Eu”が「私」、”tenho”が動詞”ter(持つ)”の一人称単数現在形、「持っています」、”〜 anos”が「〜年(歳)」を表します。
たとえば「私は25歳です」は”Eu tenho 25 anos.”と言います。
発音は「エウ テンヨ ヴィンチ アノス」のように、「tenho」の”nh”は日本語の「にゃ」に近い音で鼻に抜ける柔らかい発音が特徴です。
この表現はフォーマル・カジュアルどちらでも使え、自己紹介や年齢を尋ねられた際に自然に答えることができる基本的な一文です。
ポルトガル語の数の数え方は、基本的にラテン語系の特徴を持ち、数字ごとに性別の変化はありませんが、名詞の性別に合わせて形容詞として使う場合は変化することがあります。
数字は主に連続的に覚えやすく、発音も比較的規則的です。
10までの数字は特に覚えやすく、日常会話で頻繁に使われます。
1から10までのポルトガル語とカタカナの読み方は以下の通りです。
数 | 数詞 | 読み方 |
1 | um | ウン |
2 | dois | ドイス |
3 | três | トレース |
4 | quatro | クアトロ |
5 | cinco | シンコ |
6 | seis | セイス |
7 | sete | セッチ |
8 | oito | オイト |
9 | nove | ノヴィ |
10 | dez | デス |
発音のポイントとして、”s”や”z”の音が語尾で変化することや、”r”の発音が地域によって異なることがありますが、基本的にはこれらの形で使われます。
Obrigado(オブリガード)/Obrigada(オブリガーダ)・・・ありがとう

Obrigado/Obrigada(オブリガード/オブリガーダ)
”Obrigado”と”Obrigada”は、ポルトガル語で「ありがとう」を意味する表現です。
使う人の性別によって形が変わるのが特徴で、男性が「ありがとう」と言うときは”Obrigado”(オブリガード)、女性が言うときは”Obrigada”(オブリガーダ)になります。
この語の元々の意味は「恩義を受けている」「義務を感じている」というニュアンスがあり、直訳的に言えば「私はあなたに恩を感じています」という丁寧な感謝の表現です。
”obrigado(a)”の語尾にある「-o」は男性形、「-a」は女性形で、話し手自身の性に対応します。
つまり相手が誰であっても、自分が男性なら”Obrigado”、自分が女性なら”Obrigada”を使います。
発音は、”Obrigado”は「オブリガード」、”Obrigada”は「オブリガーダ」となり、最後の母音ははっきりと発音されます。
返事としてよく使われる表現は、”De nada.”(デ・ナーダ)で、「どういたしまして」に相当します。
この「ありがとう」はフォーマルでもカジュアルでも使える万能な言葉であり、ポルトガル語圏で最も大切な挨拶の一つです。
Desculpe(デスクルペ)・・・すみません

Desculpe(デスクルペ)
”Desculpe”は、ポルトガル語で「すみません」「ごめんなさい」と謝罪を表す言葉です。
発音は「デスクルペ」で、相手に対して失礼や迷惑をかけたときの謝罪に使われます。
もともとの形は動詞”desculpar”(許す)で、”Desculpe”は命令法・接続法の形で「どうか許してください」という丁寧な意味合いがあります。
英語の “Excuse me” や “I’m sorry” に近く、人にぶつかったとき、話を遮るとき、失礼なことをしたときなど、さまざまな場面で使えます。
カジュアルに謝りたいときは、”Desculpa”(デスクルパ)と語尾を変えて柔らかい印象にすることもできます。
一方、よりフォーマルに言いたい場合は、”Me desculpe.”(メ・デスクルペ/私を許してください)と主語を加える形が使われることもあります。
また、相手に道を譲ってもらいたいときや、声をかけるときに「ちょっとすみません」と言う場合には、
”Com licença”(コン・リセンサ)
を使う方が自然です。
つまり、”Desculpe”は「謝るときのすみません」、”Com licença”は「声をかけるときのすみません」と使い分けると、場にふさわしい表現ができます。
Adeus(アデウス)・・・さようなら

Adeus(アデウス)
”Adeus”は、ポルトガル語で「さようなら」を意味する別れの言葉です。
発音は「アデウス」で、直訳すると「神と共に(a Deus)」という意味を持ちます。
この表現は、長期間または永久に会えない可能性のある別れの場面で使われることが多く、英語の”Farewell”や”Goodbye”に近い、ややフォーマルで感傷的な響きのある言葉です。
日常的な軽い別れには、ブラジルでは”Tchau”(チャウ)、ポルトガルでは”Até logo”(またね)などの表現のほうがよく使われます。
たとえば、遠くへ引っ越す人や、しばらく会えなくなる相手に向かって「元気でね」という意味を込めて”Adeus”と言うと、丁寧で深い気持ちが伝わります。
ただし、カジュアルな場面で使うと少し大げさな印象を与えることもあるため、感情のこもった別れや正式な場面に使うのが自然です。
言葉の重みを理解しておくと、より適切なシーンで使い分けができます。
ポルトガル語のおすすめ参考書
ここからは、ポルトガル語を学ぶ際のおすすめ書籍をご紹介しています。
参考書によって、レベルや学べる内容が異なりますので、ご自身の目的に合った参考書を選ぶ事をおすすめします。
新版 はじめてのポルトガル語 (ASUKA CULTURE 2337-0)
『新版 はじめてのポルトガル語』は、浜岡究さんによるポルトガル語入門書で、ブラジルで話される現代ポルトガル語に焦点を当てています。
全30日分のレッスン構成で、初めて学ぶ人でも無理なく進められるように基本文法や日常会話表現が丁寧に整理されています。
各フレーズにはカタカナ読みが付いていて、発音に自信のない読者でも声に出して練習しやすいようになっているのが大きな特長です。
巻末には日本語から引ける約660語のミニ辞典が収録されており、「ちょっと知りたい単語をすぐ調べられる」との声も聞かれます。
加えて、音声(CDまたはダウンロード)付きなので、「聞く・話す・真似る」学習スタイルを重視する人に適しています。
実際に使ってみた読者からは「気軽に繰り返し読みたくなる」「ユーモアがあって読みやすい」といった感想があり、継続学習のモチベーションを保ちやすい点も評価されています。
全体として、ポルトガル語を初めて学ぶ人にとって「とても親切で使いやすい入門書」であり、日常会話の基礎を学びながら発音練習まで一貫して取り組める構成になっていると感じました。
わかる! ポルトガルのポルトガル語 基礎文法と練習 [音声DL付]
『わかる!ポルトガルのポルトガル語 基礎文法と練習[音声DL付]』は、ポルトガル語の初級学習者向けに、基礎文法を体系的に学べる教科書です。
著者はカレイラ松崎順子氏で、ポルトガル語のアルファベットから始めて、文法の骨組みを一通り学べる構成となっています。
解説中の単語や例文、練習問題を通して、基礎文法を理解しながら学習を進められる点が特徴です。
付属の音声ファイルを活用することで、耳からもポルトガル語を学ぶことができます。
本書は、初級者が基礎となる文法の全体像を大掴みにすることを目的としており、文法項目ごとに具体的な例文を挙げて、文法のポイントを学習し、その後で練習問題を解く構成です。
練習問題の例文や文法説明の中の例文をすべて音声収録しており、練習問題を解くだけでなく、実際の例文の発音を聞いてポルトガル語の音に親しむことができます。
本書は、初級者がポルトガル語の基礎文法をしっかりと身につけるための入門書として、非常に有用な一冊です。
たったの72パターンでこんなに話せるポルトガル語会話
『たったの72パターンでこんなに話せるポルトガル語会話』は浜岡究氏による入門向け学習書で、基礎構文を72に絞り込んだ構成が最大の特長です。
決まった型を使い回す形式なので、フレーズを丸暗記することなく「これは~です」「私は~したいです」「~してごめんね」など自然な文を自在に組み立てられ、文法感覚を身につけやすい工夫がなされています。
付属の音声はCDまたはダウンロード可能で、再生速度調整に対応しておりリスニング練習の効果を高める仕様です。
読者レビューでは「文法の仕組みが丁寧に説明され初心者でも分かりやすい」「例文が多くて自分で使いたい文が見つけやすい」といった声があり、反復学習しやすいスタイルが高評価を得ています。
基本からしっかり学びつつ、実用的に会話力を伸ばしたい人におすすめの一冊です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、ポルトガル語の基礎フレーズを12種類、ご紹介しました。
この記事が皆様のお役に立てば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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