【インドネシア語】インドネシア語基礎フレーズ11選【世界最大の島国】

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この記事でわかること

東南アジアの島国であるインドネシアで話される言語であるインドネシア語の基礎フレーズがわかります。

みなさんこんにちは、syuyaです。

東南アジアに位置する島国であるインドネシア。

17,000もの島々からなる世界最大の島国であり、人口は2億7000万人と日本人の倍以上の人口を誇る国です。

全人口の8割以上の国民がイスラム教を信望するイスラム教国であり、イスラム教の発症地である中東諸国を抜いて、ムスリム(イスラム教を信望する人)人口の数で世界一の国でもあります。

また、古くから太平洋航路の要所である事から商人たちの交易地として栄え、近年では海底に眠る地下資源に世界中の注目が集まるなど、非常に存在感のある国です。

また、日本からは地理的に近いため、年間多くのインドネシア人が訪日するなど、日本との結びつきも強い国です。

この記事では、そんなインドネシアで話されているインドネシア語の基礎フレーズについて、ご紹介しています。

Selamat siang(スラマッ シアン)・・・こんにちは

Selamat siang(スラマッ シアン)

まずご紹介するのは、”こんにちは”を意味する挨拶である”Selamat siang(サラマ シアン)”です。

”Salamat”が”おめでとう、良い、安全”といった意味

”siang”が”昼”を表わす単語です。

その為、直訳すると”良い昼ですね”と言うような意味となります。

英語における”Good afternoon”と同様の成り立ちですね。

同様に”Salamat”に”朝”を表わす単語である”pagi(パギ)”を組み合わせる事により、

Salamat pagi(サラマッ パギ = おはようございます)

また同様に”Salamat”に”夜”を表わす単語である”malam(マラン)”を組み合わせる事により

Salamat malam(サラマ マラン = こんばんは)

を表わす事が出来ます。

Apa kabar?(アパ カバール)・・・おげんきですか?

Apa kabar?(アパ カバール)

続いては”お元気ですか?”と相手の体調を気遣う時に使う”Apa kabar?(アパ カバール)”です。

”Apa(アパ)”が”何”という意味の疑問詞

”kabar(カバール)”が”ニュース”という意味の名詞で、直訳すると”新しいニュースは?”といった意味です。

この意味が転じて、”お元気ですか?”といった日常の挨拶に転じたようです。

この挨拶に対しては、

Baik(バイク=元気です)

と返すのが一般的です。

Terima kasih(テリマ カシ)・・・ありがとう

Terima kasih(テリマ カシ)

続いては”ありがとう”という感謝を示す”Terima kasih(テリマ カシ)”です。

”Terima(テリマ)”は”受け取る”と言う意味の動詞

”kasih(カシ)”は”愛、優しさ”を表わす名詞です。

直訳すると、”愛、優しさを受けとる”という意味となります。

より丁寧に感謝の念を伝えたい場合は”多くの、たくさんの”を意味する”banyak(バニャック)”を付け加えて

Terima kasih banyak(テリマ カシ バニャック=大変申し訳ありませんでした)

が使われます。

また、お礼を言われた際の返答としては、

Sama-sama(サマ-サマ=どういたしまして)

または

Kembali(クムバリ=どういたしまして、またどうぞ)

などが使われます。

Maaf(マーフ)・・・すみません

Maaf(マーフ)

続いては、”すみません”という謝罪の意を表す言葉である”Maaf(マーフ)”です。

より丁寧に謝る場合、”とても”といった意味の”sekali(スカリ)”をつけた

Maaf sekali(マーフ スカリ).

という表現が使われます。

また、日本語の”すみませんが・・・”や英語の”Excuse me”などと同様に、他人に何かを頼む際に最初に”Maaf”をつける事で、丁寧に依頼する表現となります。

ya(ヤ)・・・はい

ya(ヤ)

続いては、”はい”と肯定の意を表す”ya(ヤ)”です。

他にも肯定の意を表す言葉として、親しい間柄で使われるカジュアルな表現である

iya(イヤ)

や、英語で言う所の”exactly”とほぼ同じ意味である

betul(ベタル)

も使用されます。

tidak(ティダック)・・・いいえ

tidak(ティダック)

続いては”いいえ”と否定の意味で使われる語句である”tidak(ティダック)”です。

この語句は動詞や形容詞の前につくことで、それぞれの否定形を作ることが出来ます。

Saya tidak tahu.(私は知りません)

Itu tidak benar.(それは本当ではありません)

このように様々な否定文を作る際に使用できる語句である為、インドネシア語を学ぶ際には先ず学んでおくべき語句であると言えます。

Nama saya ~(ナマ サヤ ~)・・・私の名前は~です。

Nama saya ~(ナマ サヤ ~)

続いては名前を紹介するフレーズである”Nama saya ~(ナマ サヤ ~)”です。

”Nama”は”名前”という意味の名詞

”Saya”は”私”と言う意味の代名詞で、合わせて”私の名前は~です”となります。

インドネシア人の名前についてのエピソードとして、日本人や西洋諸国のようにあまり”姓”が重視されないという特徴があります。

その為、そもそも姓を持たないというインドネシア人も数多くおり、日本でマルチタレントとして活躍されているデヴィ夫人の元夫で初代インドネシア大統領であったスカルノ大統領や、その次の大統領であるスハルト大統領などは姓を持たないインドネシア人でした。

女性の場合は、嫁いだ先の男性の名前が姓に転化するなど、とにかく姓についてこだわりがない文化のようです。

しかし、近年では西欧諸国に倣い新たに名字を作って姓とする場合も増えてきています。

Saya berusia ~ tahun(サヤ ブルシア ~ タフン)・・・私は~才です。

Saya berusia ~ tahun(サヤ ブルシア ~ タフン)

続いては、自分の年齢を紹介する”Saya berusia ~ tahun(サヤ ブルシア ~ タフン)”です。

インドネシア語での数の数え方は、

1 – Satu(サトゥ)

2 – Dua(ドゥア)

3 – Tiga(ティガ)

4 – Empat(ウンパッ)

5 – Lima(リマ)

6 – Enam(エナム)

7 – Tujuh(トゥジュ)

8 – Delapan(デラパン)

9 – Sembilan(スンビラン)

10 – Sepuluh(スプル)

と数えます。

そして11がsebelas (スブラス)と数え、

12~19までは”(2~9までの数字)+belas”

そして20はdua puluh (ドゥア プル)と数えます。

このduaは、数字の2ですよね。

それ以降は単純で、21~29は”dua puluh + 1~9までの数字”

そして30以降は”3~9までの数字 + puluh + 1~9までの数字”

となっています。

例えば、”私は37歳です”という場合は、

Saya berusia tiga puluh tujuh tahun(私は37歳です)

となります。

Pekerjaan saya adalah ~(ペケルジャン サヤ アダラ ~)・・・私の職業は~です。

Pekerjaan saya adalah ~(ペケルジャン サヤ アダラ ~)

続いては、自分の職業を紹介するフレーズである”Pekerjaan saya adalah ~(ペケルジャン サヤ アダラ ~)”です。

Pekerjaan (ペケルジャン)が”仕事”

saya(サヤ)が”私”

adalah(アダラ)が”~です”

をそれぞれ表わします。

代表的な職業のインドネシア語での呼称は、

会社員=Karyawan(カリャワン)

教師=Guru(グル)

警察官=Polisi(ポリシ)

エンジニア=Insinyur(インシンユル)

医師=Dokter(ドクター)

フリーター=Pekerja Lepas(プクルジャ レパス)

となっています。

インドネシアでは日本のように一つの会社に長く所属するという事は少なく、条件が合わなかったり新たな事にチャレンジしたくなった際にはすぐに転職するのが一般的であるようです。

Saya ingin ~(サヤ イン ~)/Saya mau ~(サヤ マウ ~)・・・~が欲しいです。

Saya ingin ~ / Saya mau ~(サヤ イン ~/サヤ マウ ~)

続いては、”~が欲しいです”という意味である”Saya ingin ~(サヤ イン ~)/Saya mau ~(サヤ マウ ~)”です。

”Saya”が”私”

”ingin”が”~したい、~を望む”

”mau”が”~したい、~が欲しい”

という意味となっています。

どちらも”~が欲しい”という意味ですが、Saya ingin ~(サヤ イン ~)がフォーマルな場面で使われるより丁寧な表現で、文章などで使われる文語である他、より強い希望を表わす表現です。

一方、Saya mau ~(サヤ マウ ~)がカジュアルな場面で使われる口語的な表現で、より日常的な表現となっています。

またどちらも英語のwantのように”~がしたい”といった意味でも使われます。

例文としては、

Saya ingin belajar lebih banyak(私はもっと学びたい)

Saya mau makan(私は食べたい)

などの使われ方があります。

このように、非常に重要なフレーズであるので、”Saya ingin ~(サヤ イン ~)/Saya mau ~(サヤ マウ ~)”の語句は最初に覚えておきたいフレーズの一つであると言えるでしょう。

Selamat tinggal(スラマッ ティンガル)/Selamat jalan(スラマッ ジャラン)・・・さようなら

Selamat tinggal / Selamat jalan(スラマッ ティンガル/スラマッ ジャラン)

最後にご紹介するのは、”さようなら”を意味する”Selamat tinggal(スラマッ ティンガル)/Selamat jalan(スラマッ ジャラン)”です。

日本語の”さようなら”は、その場を去る人とその場に残る人の区別なく使用できるフレーズですが、

インドネシア語のSelamat tinggal(スラマッ ティンガル)/Selamat jalan(スラマッ ジャラン)”は明確に区別されます。

Selamat tinggal(スラマッ ティンガル)はその場を去る人に対し使用するフレーズで、Selamat jalan(スラマッ ジャラン)はその場に残る人に対し使用するフレーズです。

インドネシア語を学ぶ際のおすすめ書籍

ここからは、インドネシア語を学ぶ際におすすめの書籍をご紹介します。

それぞれレベル・目的などが違う書籍ですので、ご自身の目的にあった参考書をお選びください。

音声DL付 インドネシア語の基本が7日間でわかる本(KADOKAWA)

まずご紹介するのは、KADOKAWAより出版されている『音声DL付 インドネシア語の基本が7日間でわかる本』です。

インドネシア語の入門テキストとして大変好評価のある一冊です。

タイトルにある”7日間でわかる”の謳い文句の通り、インドネシア語の基礎的な表現・単語が分かりやすくテーマ別に掲載されています。

インドネシア語を始めて学ぶという人に、一冊目のテキストとしておすすめしたい参考書です。

CD BOOK たったの72パターンでこんなに話せるインドネシア語会話(明日香出版社)

続いてご紹介するのは、明日香出版社より出版されている『CD BOOK たったの72パターンでこんなに話せるインドネシア語会話』です。

明日香出版社より出版されている『たった72パターンでこんなに話せる』シリーズのインドネシア語版です。

本シリーズの特徴は何と言っても、掲載されている”その言語でよく使用されている基礎の72パターン”を学習し応用する事で、多くのシチュエーションに応用する事が出来るようになるという事です。

入門書としても当然優れている他、インドネシア旅行の際に携帯して利用する事もおすすめ出来る一冊です。

CD付き オールカラー 基礎からレッスン はじめてのインドネシア語(ナツメ社)

続いてご紹介するのは、ナツメ社より出版されている『CD付き オールカラー 基礎からレッスン はじめてのインドネシア語』です。

ナツメ社より発売されている語学参考書シリーズ『オールカラー基礎からレッスン はじめての〇〇語』シリーズのインドネシア語版です。

本シリーズの特徴は場面別に使えるフレーズや単語が掲載されている事で、本書の内容を身につければインドネシア人との最低限の会話ができるようになります。

またイラストが豊富で視覚的にも圧迫感が少なく、勉強が苦手という方にもおすすめの書籍となっています。

日常インドネシア語会話ネイティブ表現(語研)

続いてご紹介するのは、語研より出版されている『日常インドネシア語会話ネイティブ表現』です。

インドネシア人が日常で使うような本格的なインドネシア語のフレーズが学べる書籍です。

本書はインドネシア語の基礎的な文法などを身につけた学習者向けであり、一冊目のテキストとしては適さないでしょう。

しかし、ある程度インドネシア語の学習を終えた人にとっては本書の内容はとても実践的であり、また本場のインドネシア人が見ても違和感のないようなインドネシア語のフレーズがたくさん掲載されています。

インドネシア語の基礎を学び終え、さらにステップアップしていきたい方におすすめの書籍となっています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

経済成長が著しく、また日本とも位置的・経済的にも近しい国であるインドネシアの言葉を学ぶ事は、決して無駄にはなりません。

この記事でインドネシア語に興味が持たれたなら、是非インドネシア語を学んでみる事をお薦めします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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